УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

荒木飛呂彦の漫画術

2016-12-13 20:52:35 | 日記


今日のねこあつめ

ぷりんすさんが宝物を下さいました!
10回でくれました!
しっかし、たてじまさんは47回来てんに、未だに宝物くれません・・・


うすみけさんの「ごめん寝」
うちでは、いまのとこうすみけさんしかごめん寝してくれません・・・


で、これを買ったので読んでみたよ!


荒木飛呂彦の漫画術
いやぁ、なんつうか「濃い」本であった。
濃いんだけど、すごくスラスラ読めるし判る!!
しかし、全部重要!!ここテストに出ますよ!!って、言われて蛍光マーカーで印つけたらなんか全文引く事になっちゃったよ!!!って感じの本です。
漫画だけではなく、小説なり脚本なり、「フィクション」を書く人にはとてもためになる!!本だと思いましたよ。
作る側でもそうだけど、読む我々側にもかなり参考になりました。
映画なり漫画なり、小説なり、を読んだ後に感想を書いたりしてるわけなんだけど、それを単に「面白かった」「つまらなかった」だけの文章なら別に全然必要ないんだけど、どこがどう面白くてどこがどうイマイチで、こうすればもっと面白かったのかも、とか、ここは描かれてなかったけどこうだったのでは?とかと読み手が想像する部分、その見るべきポイントを明確にしているという感じかな?
「ここを見ろ!」的なっていうかね。
しかし、ジョジョシリーズが「王道」という位置づけであるとは・・・
確かに、正義側が勝つし、正義側に肩入れしたくなるし、とかっていう意味では王道ではあるんだけど、ジョジョシリーズって「わからない」「読めない」んだよね。
なんつうか、勝つだろうと思うんだけど確信が持てないくらいに、手の内が見えない、っていうか。
王道っていえば、見えやすいわかりやすい、ってイメージがあるけど、ジョジョは全然そうではない(私にとっては・・・)
なんつうか特に新しい敵が出てきての最初のバトルあたりだと「勝てる気がしない」っていうかね^_^;
ここまで先が読めないのはジョジョくらいなもんですがねぇ。
しかし、本文読んでくと確かに「王道」である、という説得力はあるんだよねぇ。
承太郎がイーストウッドがモデルとか、言われてみれば「なるほど!!!」って感じだな。
ジャンプの定番「トーナメントバトル」を何故やらないのか?
そして、その代わりに使った手が「すごろく方式」または「水戸黄門方式」とはねぇ。
しかも、かなりロケにも時間を割いているとか。
いつやってるんだ!?という感じですが。
ネットでいくら情報を得ても、やはり現地で感じなければわからない事がある、それが漫画上で明確に読者には伝わらなくても、そこにはナマで行ってきただけのリアリティがさり気にある、とかね。
うーむ、とりあえず、今度のジョジョの実写映画化のスタッフ全員にこの本を熟読していただきたいもんだ!と思いました。
しかし、別に実写化せんでもなぁ~と今でも思うんだけどね、ジョジョを。
劇場アニメ化ならまだしもさ。
で、実際に作品の一部を取り上げて、実例でも示していたりとか、ネームがこれまた面白い!!
「バクマン」のコミックでも、原作者のネーム⇒作画のネーム、って実物が出てましたが、こちらはわりと絵コンテ的というかコマ割りした絵コンテっぽい感じ。
しかし、荒木先生のは、「ゴゴゴゴゴッゴ・・・・・」って感じなのだっ!!!
文字、セリフと効果音と効果線(?)で表現してるんだよね、絵っていうよりも。
漫画家によっていろいろあるんだろうけど、面白いねぇ・・・
このネームって日本漫画独自のものなんだろうか?
で、自分の過去の漫画の分析もあって、
魔少年ビーティ

の話があって、あー懐かしいっ!と読み返してしまいました。
今になってよく読むと、これってなんと5話で打ち切り!だったんだね!
ジャンプって言えば10週打ち切り!が有名だけど、5話とは^_^;
いやいや、でも面白いと思うよ、これ。
シャーロックホームズをイメージした、ってあるけど、なるほど天才ホームズと凡人だけどいい人ワトソン君コンビだわ。
トリックもレトロっぽいけどそれだけありそうでおもしろいのになあ、人気なんで出なかったんだろうか?
私が勝手に思うに、多分主人公のビーティがツンデレだったから!ではないか?と思うのだ(爆)
まだ、この漫画が世に出た頃はツンデレの魅力に読者が気づいていなかったのでは?と。
ビーティは冷たいヤツに見られたのかも。
それに、相手をやっつけるのにトリック使うところが正義っぽくないのかなぁ?
相手のトリックを見破る主人公ならいいのかも、なんだけどトリックで相手を欺くところが少年漫画には向いていなかったのか?とかね。
しかし、最後の5話目だけはすごく好評だったそうです。
私自身もこの5話目はすごく印象に残ってます。
それまでの悪役、敵役が、体力バカ的な粗雑っぽいいかにも~な暴力的な相手から最終話は見た目は無力な少年になるんだよね。
しかも、こちらの罪悪感、親切心からずんずん入り込み、支配してくるという恐怖。
尼崎事件があった時、私はこの魔少年ビーティのこの回を思い出したよ!
今だったら、もっと人気出たんじゃないかなぁ?
まぁ、ジョジョで忙しいから無理だろうけどね、今では。
しかし、こんだけわかりやすく読みやすい文体で、これだけの濃密でしかも説得力のある内容を書ける荒木先生はやはり「天才」なんだろうなぁ、と思いました。
もちろん、天分だけはなくそれだけの努力や創意工夫もあるのはわかってるけどね。
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