УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

瀬戸内国際芸術祭・2

2016-11-02 20:50:38 | 旅行
瀬戸内海の島で現代アート、といえば直島にある草間彌生さんのかぼちゃのオブジェが有名ですね。
ベネッセだかが関連して、島と現代アートを結びつけてという運動をしていたっていうのはどこかで知ってたけど、それが縁というか拡散して瀬戸内海の島のあちこちでも現代アートの祭典を開催するようになったのかねぇ?
今回は島の民宿に宿泊したので、民宿のお母さんからいろいろお話を聞いたのですが、やはりこの瀬戸内芸術祭のおかげで、この男木島もがらっと変わったそうですよ~。

で、アキノリウムが気に入ったので、丁度いい機会だし全然知識もないけどとりあえず見て回ってみるか~と、男木島内の会場を回ってみました。
無料のもあるし、有料の作品は各300円。
いくつか島を見て回れるなら、パスポートの方が断然お得で小銭もいらないけど、私はそーいうつもりが全然なかったので、いちいち小銭でまわる事に^_^;
でも、小銭の人は少数派みたいですねぇ~やはり。

でもって、まずはの作品。
これは「記憶のボトル」栗真由美さん作。
小さなガラス瓶にいろいろ写真やら小物、ボタンだったりおもちゃだったりが豆電球と共に入れられてるのです。
島の人それぞれの思い出が詰められている・・・という事で、


ネコ発見!


なんか、不思議な光景・・・
なんだか「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドの能力でこんなのあったよーな気がしたなぁ~
相手の記憶を奪って、球体だかに閉じ込めちゃうヤツ~。

お次は「SEA VINE」高橋治希さん作


8畳間くらいの部屋一面に鉄条網?


と、思ったら蔓性植物のイメージだそうな


しかし、これ全部磁器なんですよ!!
すげーっ!!
花はもちろん、葉も蔓も全部磁器!!
うわー、展示する時すごいプレッシャーだったろうねぇ。
そして、花の花びら一枚一枚、葉の一枚一枚にそれぞれ絵付けされてるんですよ!!
で、この作品は部屋の窓の外の風景、外から海が見えるんですが、その窓から入る風に釣られたこの磁器の植物が揺れる事を計算の上での展示なんだそうです。
私がその日の朝1番目のお客だったせいか、もぎりやってるボランティアのおじさまが嬉しそうに説明して下さいました。

こちらは「漆の家」

これ、白い漆なんですよ。
部屋の壁天井、床全てを白い漆で塗り込めているんですね。
で、押入れの中にまたひと工夫あって、押入れの戸を開けるとその開具合=光の入り具合で押入れの中のオブジェがまた違った表情を見せていく、という・・・
黒い部屋もあったけど、写真だとなんだかわからんので撮らなかったのだ~、こちらもなんだか宇宙にいるみたいで神秘的でした。


こちらは「部屋の中の部屋」大岩オスカールさん作
こうやってみると、ちゃぶ台のある和室を上から見ている、だと思うでしょ?
でも実は・・・


これが現実に見えている状態。
ちゃぶ台は垂直方向にあるんですよ~、トリックアートっていうか、TVで垂直の崖を登ってるシーンとかが実は垂直方向じゃなくて水平方向で登る演技をしている、っていうトリックがあるけどそれみたいかな~?
襖にはフェリーがいるよ!


こちらは戸外の作品で、「オルガン」谷口智子さん作
これはパイプがこの階段の上にある広場とつながっていて、糸電話みたいに話が出来る・・・らしいよ。
一人なんで試せなかったけどさ~(苦笑)


こちらも戸外の作品で「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」眞壁陸二さん作。
一箇所だけではなく、あちこちにあるので、アート作品っていうよりは「元々、家主の趣味(?)で塗って描いてみました!」っていうのかと思ったくらい違和感なし。


ここはなんと、小学校の体育館の壁!
青空に浮かぶ雲、に見えますが近づいて見ると・・・


こんな模様だったんですね!

再び屋内展示
カレードスコープ ブラック&ホワイト  川島猛とドリームフレンズ作 

ひぃぃ~!!




あー、なんか網掛け書きたくなるよーな^_^;;
この柄の服もあって、それを着てこの部屋で写真を撮れば、あなたも白黒の仲間入り~っ!!って感じかな?


Lighthouse Keeper イヌ・ミヌクさん作

二階に上がると・・・

暗闇の中にポツ、ポツと光が灯り・・・


明るくなると、ガラスの海に浮かぶ沢山の灯台が出現するのだ。
男木島の灯台を見てアイディアを思いつき創作したらしいよ。


オンバファクトリー
オンバっていうのは乳母車の事なんだって。
男木島は車が走れない、チャリもダメ、って事なので荷物の運搬とかは手で運ぶ以外では乳母車が大活躍!
って事で、その乳母車をいろいろデザインしてオリジナル、オンリー1オンバを制作されているそうです。






「自転-公転」 リン・ティェンミャオ(林天苗)さん作

これはなんつうか一見ガラクタっていうか廃物っていうか燃えないゴミ系をあつめて竿とかの骨組みに並べてくっつけて、それをモーターで回転させている、というの。
ほんとに粗大ゴミの日とか不燃物の日にゴミ捨て場から拾ってきました的な物が多かった。
元の持ち主たちも、まさか自分が捨てたのがこんなになってるとは想像もつかんだろう
欠けたおわんとか、ちゃんと直してから作品としてるんだよ。


台所でも回ってます、回ってます。

という感じで、全く予備知識もなんもなく見てきましたが・・・
なんか、現代アートって面白いじゃんっ!!って思いました。
普段のアートとか芸術って美術館とかそういう専門の場所に搬入されて展示された作品を見る、なんだけど今回の男木島のアートは、島のその場所とマッチさせている、その場所だからこその作品、最初からその場所に展示する事を想定したうえでの作品を造った、っていう感じに思えました。
ホントのところは判らないけど。
でも、反面、それだけ会場に使えるだけの「空家」がある、っていうのも事実なんだろうなぁ。
また、なんつうか観る側が勝手というかそれぞれ自由にその作品を見て感じる、それも含めてが「現代アート」の楽しみなんだろうなぁ、と思った。
観る側も芸術を作る事に参加しているような、もっと身近な感じ。
もしかすると、芸術って誰にでも造れて(?)世界にはアートが溢れているのかもしれない。
私がアートだと思えばなんでもアート、あなたがアートだと思えばそれもアートになりうる、というような懐の深さというか未知数の面白さ、そういう面白さが現代アートにはあるんだろうなぁ、と思ったのでした。
地方だと、なかなかこういった現代アート展示ってないんだが、ぜひ機会があったら見に行きたいなぁ~。

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