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小又圭甫(国学院大)

2017-04-25 17:47:24 | 陸上


国学院大が、専大に連勝し、勝ち点1を挙げた。リーグ戦初登板初先発のプロ注目右腕・小又圭甫が自己最速151キロをマークし、3回4安打、無失点で5三振を奪った。

度重なる故障を乗り越え、たどり着いた神宮のマウンドで、小又が思い切り右腕を振った。自己最速151キロ。「勝手に出た。投げられてホッとしています」。4安打、4四球で毎回三塁に進塁されたが、3回5K無失点に胸をなで下ろした。

千葉英和時代に最速147キロを誇ったが、高校2年冬のバスケットボールの授業で左手首を骨折。大学1年の10月に右肩の第1肋骨骨折で手術を受け、翌15年5月には右肘靱帯を痛め、再びメスを入れた。昨春にキャッチボールを再開。「2年半、球に触る練習をしていない。野球の楽しさを感じた」

食事と柔軟性を意識し、体重は高校3年時から12キロ増の84キロ。DeNA・欠端スカウトは「経験を積めば、面白い素材」と目を光らせた。進路は未定だが、「最終的にプロに行けたら」と小又。苦難をバネに、4年春から花を咲かせる。

(4月14日 東都大学野球 国学院大 5―1 専修大)


国学院大・小又圭甫が、151キロデビューで勝ち点奪取に貢献した。15年5月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた苦労人が、リーグ戦初登板初先発で3回無失点。自己最速の151キロをマークし、5三振を奪った。

ケガに苦しんだ剛腕が、ベールを脱いだ。初球、小又が腕を振り切った直球は150キロを計測した。リーグ戦初登板初先発の驚きとともに、150キロ超えでスタンドを沸かせた。4番・福永には自己最速となる151キロをマーク。毎回、得点圏に走者を背負いながら、5三振を奪って、3回4安打無失点で神宮デビューを飾った。

「このマウンドで投げるためにやってきたので」とかみしめた。一躍、ドラフト候補に名を連ねる可能性も秘める。

高校時代から、最速147キロ右腕で注目されたが、大学入学後は1年の10月に第1肋骨を骨折。2年の5月には右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨春に投球を再開した。リハビリ中は、肉体改造に着手。体重は約13キロ増の85キロに達した。伸びしろも期待される剛腕は「最終的にプロに行きたいです」と意気込んだ。