暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

8月1日のこと・・・旧小坂家住宅とスタバ二子玉川公園店

2017年08月08日 | 暮らし
            
             世田谷区の花、鷺草・・・旧小坂家住宅にて

8月1日(火) のち

「香合と香炉」展を見に、静嘉堂文庫美術館へ歩いている途中のことです。
どこかで「暁庵さん・・・」と呼んでいるような声がしてキョロキョロ・・・。
すると、わざわざタクシーから降りた女性が手を振っています。京都のSさんでした! 
静嘉堂文庫から次の美術展へ向かう途中で私を見つけ、声を掛けてくださったのでした・・・嬉しい束の間のSさんとの再会です。
ツレが二子玉川に勤めていたので、週1回通ったというとんかつ屋さんでランチにしようと。
生憎、店がお休みだったので他店を探していたところで、何というピンポイントの偶然なのでしょうか、今日は好い事がありそうな気がします・・・。

           
               鷺草展が開催中です

昼食後、静嘉堂文庫へ行く途中、「旧小坂家住宅」を初めて見学しました。
多摩川の河岸段丘である国分寺崖線添いには明治から昭和にかけて、財閥、政治家などの別邸がたくさん建てられていました。
「旧小坂家住宅」(世田谷区瀬田四丁目41番21号)がかろうじて元のまま残っています。
実業家であり政治家でもあった小坂順造氏の別邸として昭和12年(1937年)に建てられ、渋谷区にあった本邸が戦災で焼失すると、以後は本邸として使用されました。現在は世田谷区により管理・公開されています。

           
           こちらが玄関です・・・高い天井の太い梁と土間に持ち主のこだわりが・・・

           
           書院のある広間・・・昭和の建築なので備え付けの空調完備です

           
           広間の奥にある六畳の茶室・・・とても好い雰囲気でした

           
           床は珍しい織部床・・・壁上部に板が一枚貼られていて、軸を掛けます

           
           茶室の近くにある洋室、暖炉の上にある洞床が気になります

           
            昔の洋室のセピア色の写真をパチリ

           
           仏教美術がお好きだったらしく仏像(観世音菩薩?)が安置されていたのですね
           (ここでカメラの電池がなくなりました・・・

それから静嘉堂文庫の「香炉と香合」展を見て、帰りは雨が降り出したのでバスで二子玉川駅へ出ました。
雨がひどくなりつつある中を、国分寺崖線添いの別荘群の1つで、二子玉川公園に移築されたという旧清水家住宅・貴真園(きしんえん、旧小坂家住宅で教えて頂きました)を訪ねたのですが、運悪くお休みでした。

貴真園以外建物もなく、人気もなく殺風景な公園の頂上にガラスの城のような「スタバ」がポツンと聳え立っていました。
雨が急にひどくなり、先ほどから気になっていた「スタバ」で雨宿りすることに。

何かこの世ではないような隔絶された雰囲気を感じながら
「この雨だし、きっとガラガラよね」と階段を登って行きました。

なんと・・・満席に近く、これにもびっくり。
パソコンを拡げている人、子供連れのママさんたち、若いカップル、受験勉強(?)中の学生など・・・。
入店前に受けた印象とは違い、ごく普通の人たちがそれぞれの憩いの時を過ごしています。
雨はますますひどくなり、ガラス窓を激しく叩いて唸っているのですが、こちら側は天国でした。
私たち老夫婦もアイス珈琲とアイスココアをすすりながら、不条理&アンバランスな空間と時間を愉しみました。

この世ではないあの世のような雰囲気(激雨のせいもあってネ・・・)のスタバ二子玉川公園店が気に入り、貴真園と共にまた訪れたいと思っています。   


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