暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

南仏プロヴァンスとスウェーデンの旅・・・エクス・アン・プロヴァンス

2017年07月17日 | 

       ド・ゴール広場近くにあるメリーゴーランド


       魔法使いみたいなシャボン玉売り

(つづき)
4日目・・・
エクス・アン・プロヴァンス(エクス)は小さな町ですが、紀元前からの歴史があります。
当時から湧水の多かったエクスには泉や個性的な噴水が今も残っていて、ローマの将軍セクスチウスがこの地を治め「セクスチウスの水=アクアエ・セクスチアエ」と呼ばれたことが町の名前の由来だとか。

エクスで生まれ、生涯を過ごした画家・ポール・セザンヌの足跡をたどりながら町歩きを楽しみました。
旧市街の路地は迷路のようなので、通りの名前と噴水で地図の現在地を確認しながら・・・。

  
  ド・ゴール広場近くにたつ、画材を背負ったセザンヌ像       セザンヌ足跡の道しるべ


         文具店ミッシェル(セザンヌの父の帽子店)で絵葉書を物色中のFさん


         文具店ミッシェルにて・・・絵葉書と絵筆(灰形用)を買いました

土曜日だったので町のあちらこちらにマルシェ(市)が立ち賑わっています。
早速、ピンクに黄色の水玉模様の陶器の鉢(茶碗?)、替え茶器に使えそうな小物入れなどを発見。
帰りに買おうと思っていたら、マルシェは12時までらしい・・・帰りには跡形もなく、買いそびれ残念!

 
 
        サン・ソヴール大聖堂の厳かな洗礼堂

 
      Fさんご執心のサン・ソヴール大聖堂の回廊めぐり(その日は見学不可だったらしい)

その日の昼食は、「地球の歩き方」に掲載されていた「イレテ・ユンヌ・フォワ」で戴く。
12時過ぎに到着したのだが、なんと客が誰もいない・・・。
「私たちが最初の客?」と少々不安だったが、こちらの創作フレンチは期待通り美味しく、ボリュームもあり、値段もリーゾナブルで大満足、ここでも2種類ずつ注文しシェアしました(二人で60€)。
13時近くになると満席になり、地元でも人気店らしいことがわかった。


          前菜 A


          前菜 B 

昼食後にもう一度、サン・ソヴール大聖堂の回廊めぐりを目指したのですが・・・。
大聖堂隣りのタぺストリー美術館がお気に入りです。
歴代の大司教の邸宅だったそうですが、貸切状態なのでゆっくりできました(空調が無いのが・・・ね)。
17、18世紀の手の込んだタペストリーや当時の貴族の衣装が展示されています。
女性より男性の衣装の方が絢爛豪華、繊細な刺繍や色合いが洗練されていて素敵です。
なぜかアラン・ドロンの写真がありましたが、お召しになった方々(ベルサイユのばらのオスカルやアンドレ)を思わず想像していました。 
     

           圧巻の「ドン・キホーテ物語」の壮大なタペストリー


           貴族の衣装に見惚れて・・・タペストリー美術館にて

夕方、エクス在住のSさんから夕食のお招きを受け、Fさんとバスで出かけました。
Sさんがバス停まで輝くような笑顔で出迎えてくださり、8ヶ月ぶりの嬉しい再会です。
セキュリティのしっかりした大きなマンションは展望も抜群、まさにリゾート地の別荘のようでした。
初対面のSさんのご主人、ご友人3人と一緒にご馳走が並べられた大きなテーブルに着きました。
「私も出かけているためそんな大した事は出来ませんが、こちらのチーズやハムなどカルフールで買ってきます」
・・・とんでもございません。美味しい手料理をたくさん頂戴しました。
初めて食べる野兎のベーコン巻ステーキに舌鼓し、柔らかいヤギのチーズや珍しいチーズを満喫しました。
お心こもる御接待をありがとうございます!
明日はエクスを離れ、スウェーデン・ストックホルムへ出立するので、早目にお暇しました。


        ミラボー通りにある噴水の1つ (エクスに100以上あるらしい・・・)


        町を歩いていると、いろいろな噴水に出会って心が潤います・・・
     
5日目・・・
エクスの最終日の朝の散歩、小さな町なのですっかり馴染んでしまいました。
昨夜Sさんから伺った「喜多流の能舞台がエクスにあるの・・・」という話が気になっていました(もっとしっかり住所などを伺っておけば良かったのですが・・・)。

1994年、エクスの芸術学校構内に日本以外の国では唯一の総檜の能舞台が日本より移築され、エクス・アン・プロヴァンス国際音楽祭の一環として、この舞台で移築に尽力した喜多流・狩野丹秀氏一門の演能が行われている・・・ということでした。

どうせならその能舞台とやらを探してみようと、地図を片手にうろうろしていると、一人の男性が
「迷子になりましたか? どちらへ行くのですか?」
・・・フランス語はわからないけれど、たぶんそのようなことを話しかけられたと思う。
「この近くに能舞台(Japanese Noh theater)がありませんか?」と私たち。
結局見つからず、芸術学校らしき大きな建物があったのでこの中に能舞台があるのでは?・・・と心を残して引き上げました。

繁盛しているパン屋さんで朝食のキッシュとジュースを買い込み、ホテル・アルテアへ戻りました。

    
        「能舞台はここかしら?」と写真を1枚撮る

    
         次から次へとパンを買いに来るお客さんが・・・朝のエクスにて

順調に、エクス・アン・プロヴァンス~(バス)~マルセイユ空港~パリ・シャルル・ドゴール空港~ストックホルム・アーランダ空港~(バス)~ホテルへ到着し、先ずは一安心。
明日からは、ストックホルムでお茶事や茶会が待っています。 こちらも楽しみ!  


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