コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

鎮静剤連投

2017-02-26 | ヴィクトリア

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 寝不足です。昨夜はぶつ切りで2時間くらい。その前は3時間くらい。ぶつ切りで。

原因は・・・お察しのとおり、婆ちゃんですが。

鎮静剤で眠らせているのでは?と、お思いですよね。

はい、鎮静剤は飲ませています。

午後4時過ぎから深夜まで暴れてしまうので、最近は夕食の前に投薬するようにしました。空腹時のほうが効き目がはっきりするからです。そして、鎮静剤の効果が出る前に、夕食を食べさせて、その後は少し暴れることもありますが、これまでのように夕食後もずっと大暴れ・・・ということは無くなりました。

ところがです。どういうわけだか、私が寝ようとして布団に入ると、それまで爆睡していたはずのヴィー婆ちゃん、急にジタバタヒンヒン始めるんです。時刻にかかわらず・・・まるで、「待ってました!」って感じ(笑)

そして、その後数時間、バタバタヒンヒンが続く・・・というわけです。投薬の時刻を早めたぶん、早い時間に効き目が薄れてきてしまうんですね。

それで、少し鎮静剤の量を増やしてみたのですが、あまり変わらず。やはり、私が布団に入ると、暴れ始めました。

2,3日前に、何をしても暴れるのが止まらず、ついに私が力尽きてしまい、いつの間にか眠ってしまいました。いったい、どれくらいの時間、暴れていたのかわかりませんが、朝、目が覚めてみると、ヴィー婆がヨダレの海の中でぐったりしていました。

幸い、疲れてぐったりしていただけだったみたいで、目を覚ましてからは普段通りに外に出てトイレ、朝食も完食しました。だけど、ひとつだけ、異変があったのです。

ここ最近、時々あったのですが、痰が絡んでいるような感じで、ゴボゴボ・・。

慢性気管支炎だった、パー婆さんの時と同じ。

嫌な予感・・・・。

それでも、それまでは一時的なもので、すぐに治まっていたので良かったのですけど。

今回は、ちょっと違ってました。ずっとゴボゴボしてて、目が覚めている間はかなり大きな音でした。犬は痰が絡むと、人間のように、すぐには排出できないのだそうです。ましてや、老犬ですから。

たぶん、激しく長時間吠えて暴れていたので、気管支炎とか、咽頭炎になってしまったのだと思います。唾液が大量に出てしまうので、誤嚥した可能性もあります。

悪化すれば肺炎になりかねません。これ以上ひどくならないよう、吠えさせないようにしなくてはなりませんでした。なので、ここ数日、少しでも暴れないよう、あれこれやっているので、寝不足…という次第です。

とはいえ、一旦興奮がピークになってしまうと、何をやっても大暴れがおさまらなくなります。癇癪を起して泣く赤ちゃんみたいな感じ?

なので、やむを得ず、鎮静剤を続けて投与することにしました。これまでは夜間だけ眠らせるようにしていましたが、少しでも暴れる時間をなくすため、続けて投薬することにしたのです。副作用は心配ですが、今は肺炎のリスクを回避することの方が先決と考えました。

で、それならなぜ、寝不足に??ってなりますよね。

 

連投するからには、できるだけ少ない薬の量にしたいので、あれこれ試行錯誤しているのですが、これがなかなか・・・なんです。もともと、この薬(アセプロマジン)は効果の出方がまちまちですし。

あと、痰を切れやすくするため、水分を多く取らせるようにしているので、いつもより排尿回数が多くなります。深夜にトイレタイムすることがなかったのが、昨夜、一昨夜は2時間おき2回。アセプロマジンは効果が続いている間でも、尿意で目が覚めるのがいいところでもあるのですけど。

おおむね、量の多少にかかわらず、効果は5~6時間。量が多いと、効き始めは早い感じですが。

切れたと感じてから、1回目より少し少ない量で、2回目を投薬します。だいたい、午前1~2時くらいになります。それから、効果が出るまでしばらく様子見していないといけないし、午前4時くらいにまたおトイレに行くので、結局、私は1時間程度のぶつ切り睡眠になってしまうわけです。

日中は暴れたら外に連れ出して歩かせるなどして、なんとかやり過ごしています。バタバタは昼夜逆転というより、昼夜を問わず・・・です(^_^.)目を離せる時間はほとんどなくなりました。

鎮静剤は使い続けると、次第に同じ量では効かなくなるようです。出来れば使いたくないけど、ひどく暴れて錯乱状態になり、床やマットと擦れてしまうし、前庭疾患が悪化(首をのけぞらせるのがいけないようです)、体力も消耗してしまい、食べても痩せてくる・・・。

なにより、暴れて苦しそうにしているヴィーを見ると、たとえ鎮静剤といえど、静かに眠っている時の方がいいような気がして・・・。

認知症で暴れるのは、正常なら何でもないようなことだったりします。ちょっと喉が渇いたとか、お腹が空いたとか、普通なら我慢できることが、何でもないようなことでさえ、認知症になると、まったく抑えられないのです。なにがいいたいのか、分かればいいのですが・・・。

あれこれやっても、全くダメな時が多くなり、「生きていてどうなんだろう」と、ふっと頭をよぎります。そんなこと、考えちゃいけないって、思っていても。

それでも、食事の時はガツガツと良く食べ、オヤツをがっついて、カステラを持っていくと鼻をピクピク。

「あぁ、ヴィーはまだ生きることをやめていないんだ」って。

食べることをやめていないということは、生きることをやめていないんだって。

食べる事、それは、生きること。

ヴィーの半分も生きられなかったジロちゃん・・・・。

だから、たとえ鎮静剤を使うことになっても、生きられるところまで生きて欲しいって、思うのでした。

 

幸いなことに、今日は昨日よりかなりゴボゴボが減っています。

お庭も沢山歩きました(^_^)v

婆ちゃんはまだまだ行きます!

 

 

 

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