ニュージーランド田舎暮らし

ニュージーランドに家族で移住。馬、羊、ニワトリ、犬と愛する子供達に囲まれて、田舎で手作り生活を楽しんでいます。

赤ちゃんが生れちゃいました

2007年10月22日 | 日常生活

とうとう生れてしまいました。
赤ちゃん誕生です。

お母さんは最初から飼っている雌鶏で、もう何度も卵を孵している大ベテランです。
今回の赤ちゃんはたった3羽。それぞれ色が違って、可愛いですね~

子供達の警戒心は母鳥に教え込まれます。
母鳥が人間嫌いで警戒心が強いと母鳥は
子供達に人間から離れるようにとピーピー鳴いて、指示します。
そして、人間達から逃げるように離れて行き、
母鳥が赤ちゃんを羽の中に隠してしまいます。
でも、母鳥が人間を信用していると、人に対して全く警戒心なし。
同じ環境で飼っていても、鳥によって、人間に対する信頼感は違います。
人懐っこい鳥もいれば、いつまでたってもそばにさえ寄って来ない鳥います。

生まれつきの性格ってあるんですね~。

この子達のお母さんはすごく人間になついているので、全く警戒心なし。
だから、こうやって抱っこもいい子、いい子も簡単に出来ちゃいます。
だからきっと、この子たちも人懐っこい鳥になるかな~。

彼女が大ベテランの雌鶏のお母さん。
長い間、飲まず食わずで、卵を温めて、本当にご苦労様でした。
偉かったね!


どんなに子供でも、完璧な形

2007年10月20日 | 日常生活

一体どうなっているのやら。。。。未だに雨が降ったり、やんだりの今日この頃。。。


でも、嬉しそうなのは、木々たちや草たち。
たっぷり雨の恵みを吸い込んで、日々すくすくと
成長しています。
そして、時折やってくる雲の切れ間から覗く太陽に照らされて、キラキラとそれはそれは綺麗に輝いておられます。

庭にあるイチョウの木にホンの少しだけ成長した葉が顔を出しています。とても小さいのに、
まだとても小さいのに、完全にイチョウの葉の形をしています。イチョウの葉の形が他の葉のようにシンプルジャないだけに、心が引きつけられます。

たぶん、イチョウの葉の形から、赤ちゃんの小さい手を思い出すからでしょうか。。。。。
生れたばかりの赤ちゃんも全てが小さいのに、その全てが、完璧な形をしていて、驚かされました。
特にその小さい手は、きちんと小さい爪までついていて、じっと観察しては、感動していたことを思い出します。

家のデッキから見える夕焼けが綺麗でした。
明日は晴れるかな。。。。。?


きじの夫婦

2007年10月15日 | 日常生活

我が家の裏山で、きじのカップルを発見!

これはシャッターチャンス!とカメラを取りに行って、パチリ。望遠で引っぱって、やっとこの程度だけど、見えるかな?  

きじの姿は普段あまり見かけませんが、そういえば去年も同じ頃に裏山に来ていました。どうやら子供を育てる場所を探している様子。

きじに特別な感情を抱くのは、日本人だからかな?きっとこの気持ちは桃太郎のお話からくるんだろうね。心の奥深くに静かに眠っている幼い頃の懐かしい記憶が、そーっとよみがえってくるんだろうな。。。。

ところが、ところが、

今朝、車を運転している途中で、道路で鳥が引かれているのを発見しました。

ニュージーランドの鳥はのん気なのか運動神経が悪いのか、車に対する普段からの心構えが出来ていないのか、鳥が車に衝突して死亡。。という例が多いような気がします。

実際、私も、鳥を殺してしまったことが3度もあるのです。 (もしかして、これって多いほうかも?)

道路の真ん中にいた鳥は当然飛び立っていくだろうと予想して走っていたら、飛び立つのが遅く、私の車に激突し、死亡。嘘みたいに飛べない鳥が多いのです。鳥も普段から外敵がいなく、怠けているので、筋力が落ちているのでしょうね。KIWIも飛べない鳥だしな~。

。。。。と、それは、ともかくとして、前の話にもどるけど。。。。

今朝、その死んだ鳥の横を通り過ぎる時、ふと気がつくと、道の端できじの雄が心配そうにじっと見ているのです。

という事は、あれはきじの雌だ~!と分かった私は大ショック

思わず車を止めようとしてしまいましたが、後ろから車が来ていたので、走り去りました。

もしかして、あのきじのメスなのかな?と思うと、他人事ではないような気がして、涙まで出そうになっちゃいました。

ホンの一瞬でしたが、あの雄きじの寂しそうな姿が目に焼きついて離れません。

どうかどこかに子供を残していたなんてことがありませんように。。。。

あのオスは再婚するのかな~。1羽では寂しいだろうな~。鳥は(全部じゃないけど)、同じ雄雌同士が寄り添って、絶対に浮気とか再婚とかしないで一生を共にするらしいけど、相手が死んでしまったら、どうなんだろう。。。。?

今日はしんみりと人間の夫婦愛について、考えてみようかと思います。

何だか今日は哲学的な気分だぞ。。。


土とウンチ君とミミズ様の関係

2007年10月13日 | 日常生活

我家の畑の土は、今年はきっと最高の状態のはず。だって、去年からせっせと土作りをしてきましたから。

肥料は何かというと、もちろん、馬達のウンチ君であります。

それをたっぷり入れて、しっかりかき混ぜて、熟成されているので、きっと美味しい野菜が取ると思うよ~。

山盛りのウンチ君が毎日毎日、休む事なく取れまくります。下の手押し車に山盛り2杯。

長年の大量のウンチ君の山を一体どう処分しようかと困っていたら、オーガニック農家の方から、ぜひわけて欲しいと言われ、最近やっと問題解決。

だから、最近の茶色のお山は標高が下がり、平地になりつつあります。見た目悪いけど、アップしちゃおうっと。

それで、この中にたくさんミミズがいます。

掘ったら、ごっそり取れる位、ミミズさんが住んでいらっしゃいます。

ミミズさんのいるお陰で、土は良質になるし、それだけでなく、ニワトリ達の美味しいえさにもなっているのです。

時々、私は、ミミズを掘っては、ニワトリたちに食べさせてます。

でもこの姿はちょっと人には見せられないくらい、怪しい。。。

そして最近では、ミミズを見て、「こいつは良さそうなミミズだな。うん、美味しそう。」と思うようになってしまった。これは、かなり危険信号か!

自然の力って、凄いよね~。

草が伸びて、馬が食べ、その糞の中でミミズが成長して、それをニワトリたちが食べ、卵を産んで、人間がその卵を食べる。

ホント、驚くべき、スゴさだよね~。

その素晴らしさを日々、実感しながら生活出来る私は幸せ者です。

見苦しいけど、ミミズ様の写真もアップさせて頂きます。ありがとうございます。ミミズ様。


異常気象

2007年10月12日 | 日常生活

どうもパッとしない天気が続いています。

というより、雨ばかり。日本の様に雨が一日中降っている訳ではないのですが、雨が降ったり、やんだり。そして、突然晴れたり。。。

ニュージーランドの天気の面白いところは、さっきまで雨が降っていたと思うと、急にお日様が出てきて、晴れ間がのぞきます。  

そして晴れたと思って喜んでいると、また曇リだし、雨が降り出す事もたびたび。

   

昨日なんて、とても寒くて、家の前に見える山に雪まで積もっていました。

最近はどこも地球温暖化で気温が上がっているはずなのに、どうしてここは例年より寒くなっているんだろう??

時々やってくる晴れ間の間をぬって、庭仕事。

雨の恵みを吸い込んで、驚異的に成長してく雑草たち。草が濡れているので、芝刈り機をかけることも出来ず、手の付けようもないほど、草たちは伸び放題。

これからの季節は雑草との戦い。のんびりと楽そうに見えても、田舎暮らしは結構大変なのです。

畑にも、少し苗を植えました。去年はトマトとズッキーニととうもろこしでしたが、今年はインゲンとさやいんげん、イチゴをまず植えてみました。

収穫が楽しみ。。。。。

 


赤ちゃんが出来ちゃう!?

2007年10月11日 | 日常生活

我家のチキンハウスです。周りをフェンスで囲んでありますが、敷地面積つまりフェンスの中で、チキン達が自由に遊べる場所は坪数にしたら100坪以上はあるから、日本的に考えるとすごく贅沢な家でしょ。

上に張りめぐらしてある紐は鳶や鷹などの外的から、守るためです。去年まだ紐がない時に鷹がやってきて、赤ちゃんが何匹も殺されてしまった事件が起きてしまったのです。

あの時は大変でした。無残にも頭や内臓が散らばっていて、赤ちゃんを亡くした雌鶏がギャーギャーと泣いていました。

思い出しても、泣けてくるな~

    

庭にはあと50羽位は楽に飼えそうだけど、チキン小屋の中が狭いから、今でも窮屈な状態。もうこれ以上は、増えないように気を付けていたのですが。。。。。

 ガ~ン!

最近、どうも雌鶏たちが騒がしいと思いきや、とうとう、雌鶏たちは始めてしまったのです。

そうなんです。玉子を温め始めちゃったのです。

それも、一斉に、申し合わせたように並んで温めています。こうなるとベイビーが出来るのも、時間の問題でしょう。

一体、何匹のひよこが生れてしまうでしょう。。。。。あ~。。。どうしよう

 

今年はまだ玉子を産まないと思っていた若い雌鶏までが、イッチョ前にお母さんになろうとしています。

 動物の本能って、素晴らしい。。。けど。。。。。。怖い


雨の日は退屈だけど、振り回される

2007年10月08日 | 日常生活

最近はお天気が悪く、雨ばかり

珍しく雷の音がごろごろ鳴っています。

せっかく今日は最後の学校休みの日なのに、またびしょびしょ雨が降っていて、退屈。。。。

いつのなら、家の周りを元気に走り回っている犬達も、退屈そうに外をぼーっと眺めています。

タンゴ君は、自分専用のソファーを持参で遊びに来ているので、見て下さい、このリラックスした態度。

ゆったり、まったり、デッキで外を眺めているなんて、贅沢だな~。人間達は家の中で掃除したり、料理したり、なんだかんだ忙しくしているのに、2頭の犬はデッキを占領し、くつろいでいるんだから、どっちがご主人様が分からなくなりますね~

少し小降りになったので、庭の方へ出て行きました。運動不足でストレスが溜まったのか、2頭は家の周りをぐるぐる回る、回る。。。。

ティミーはチビの癖に、タンゴに後れまじと必死です。

その結果がこれ。あ~あ、こんなに汚くなって。。

汚いよ~というと、申し訳なさそうにしっぽを丸めて反省します。

めんどくさいけど、シャンプーしてあげるかな。。。

という訳で、シャンプーして、綺麗になったので、今度はお家の中でおとなしくしていて居なさいと外出禁止令 発令です。

でも結局、おトイレに行きたそうな素振りにだまされその後も外に出て、汚れてしまい、何度も足を洗ったり、身体を拭いたり。。。

犬に振り回されている私。やっぱり犬の方が偉いのかも。。。


夏向きボディー

2007年10月06日 | 日常生活

ポペットの毛を剃りました。バリカンでガンガン、夏向きに体全体をシェイブです。

刈ってくれているのは、ポペットの前のオーナー。とても親切で、優しさが溢れている人です。今でもポペットの事が気になって、いろいろ手伝ってくれます。

ホント助かります。

春になると、冬の毛が抜け落ちて、ブラシをするたびに大量の毛が取れて大変なのです。そのため一気に剃ってしまいます。剃り方にもいくつかのスタイルがあって、今回は背中と足を残すのみで、夏向きにすっきリさせました。

こんな時、ポペットはとても大人しく、静かで、まるで岩のよう。。。。びくともしないのです。

前のオーナーがポペットが赤ちゃん時からよく面倒を見ていたせいなのでしょう。身体を触られているのが心地良いのでしょうね。

でも反対にもう一頭の馬のダニーは絶対にシェイブできません。バリカンの音に驚き、もう気が狂ったように暴れてしまいます。とほほ。。。。

ですから、ダニーは春になっても抜け毛を体中にまとっています。そんな訳で、ブラシには時間がかかるし、私達もダニーのそばに行くたびに体中が毛だらけになるので、大変です。


裏山のボス、とうとう登場

2007年10月02日 | 日常生活

早いですね~、もう10月です。ブログを初めて1ヶ月です。そんなに経ったのに、まだ我家のあいつがブログに書かれていないなんて、あいつが知ったら、怒るだろうな~。

とうとう我家の裏山のボス、ヤギのチョビ太くんの登場です。

家にただ一匹のオスヤギで、羊たちと一緒に暮らしています。

チョビ太はおととしの夏に我家にやってきたヤギ。

アンゴラヤギの赤ちゃんが特売しているという記事を新聞の隅で見つけて、暇だったので見に行ってみました。そうしたら、そのヤギの可愛くて人懐っこい事。そのまま、車のバックシートに載せて、家に連れてきてしまったのでした。

実は娘の一人が大のヤギ好き。というよりヤギの匂い好き。(ちょっと変?)

普通一般に臭いと言われているヤギの匂いが好きで、近所のヤギの傍を通るたびに、ふざけて深呼吸なんかしていたのです。(やっぱ かなり変?)

そんな事にもあって、ヤギへの興味が膨らみ、ヤギに親近感を持ち始めていました。そして、私が編物などに興味があったので、アンゴラヤギを飼ったら、モヘアが手に入るかと思い、即決、チョビ太を我家で飼おうということになりました。

しかし、結局、チョビ太は本当のアンゴラヤギではなく、雑種だったので、良い毛は取れないことが分かり、私はがっかり。

そして、成長するほどに体臭が強くなるはずのオスヤギなのに、何故かほとんど匂いがしない不思議なチョビ太に娘はがっかり。 (ほんとに臭くないので、他の人は助かってます。)

今は小さい頃の面影もなく、巨大になってしまって、角も生えてしまいましが、今でも呼べば、メーメー言いながら、山をぴょんぴょんと駆け下りてきます。

なんだかんだ言っても、会えば心がくすぐったくなるチョビ太くんです。

それにしても思い出すな~。小さい頃の可愛かったチョビ太。車の後ろで、前足を曲げて、ちょこんと座り、時々メーと泣きながらも、落ち着いた様子で辺りを見回していってけ。。。。

後でゆっくり、彼の小さい頃の写真を載せましょうね。