ソラログ

たまには空を眺めてみませんか…

香りの記憶

2014-12-26 22:00:00 | 手記
洋服を片付けていたら、
着ていた人の匂いがした。

いなくなってから、もう1年以上。

そんなにハッキリ匂うはずがないのに、
手に取った瞬間、すぐに分かってしまった。

香水の匂いを意識したことなんて、
今まで一度もなかったんだけどなぁ…
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未練?

2014-11-09 22:00:00 | 手記
悲しみをずっと引きずっているわけじゃないけど、
ふとした拍子に頭をもたげることがある。

我ながら、女々しいと思うけどね。
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最後の言葉、最後の方の言葉。

2013-10-28 20:00:00 | 手記
父が言い残したことは、
幸いにも覚えている。

その翌日から、父は言葉を発せなくなった。
お互いに、もっとゆっくり語り合いたかったけど、
病魔というのは、いつまでも待ってくれないものだね。

ただ、この一言があったからこそ、
これまでやって来られたのだと思う。
何気ない言葉でも、僕にはとても重い。

間違いなく、今も僕を支えていてくれると思う。


一方、母との場合は、
あまりにも突然の別れで、
これが最後の一言というのは、
残念ながら、全く思い出せないまま。

直前まで何も変わりなく、全く普通に生活していたし、
こんなことになるなんて本人も思っていなかっただろうし、
本当に何てことはない、ありふれた会話に終始していたから。

今になってようやく、少しずつだけど振り返る余裕ができてきた。
だいぶ前だけど、「秋からは、新しいことを始めないとね」と、
僕に言ったことがあった。なぜか、ハッキリ思い出せた。


偶然の一致だと思うが、
気にするなと言われても、
どうしても気になってしまう。

まさか、母は僕の重荷になることを嫌って、
自分から身を引いたのではないか、と。

馬鹿げた妄想かもしれないけど、
今の僕にはかなりの真実味がある。
ならば、僕は何をすればいいのだろう?


今年は、親しかった知人も相次いで亡くなった。
みんな思い出になってしまう。本当に寂しくなった。
そして、孤独ほど嫌なものはない。つくづく、そう思う。

移ろいゆく季節を、
こんな思いで眺めた年は、
今までなかったかもしれないなぁ…
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考えない、考えられない、考えたくない。

2013-10-24 20:00:00 | 手記
今は、思い出そうとしても全く思い出せない。
忘れたわけではないのに、どうしてもできない。
どんなに頑張っても、そこだけが抜け落ちたまま。

起きたことがあまりにも衝撃的だったから、
受け入れられない、信じられないじゃなくて、
頑なに現実を受け入れない、信じないことで、
壊れそうな自分を、どうにか守っているみたい。


敢えて自分の頭に何も考えさせないことで、
心の平穏を保とうとしているんだろうと思う。

思いがけず天涯孤独の身になってしまったし、
この先も明るい展望が開けているわけでもないし、
むしろ、考えること自体をやめてしまう方がいいのかも。


いい年した大人が、実にみっともないけど、
3か月近く経った今でも不安定な状態が続く。
解決できるのは、きっと時間だけなんだろうな。


いろんな人の手を借りてではあるけど、
自分なりに精いっぱいやって来たつもり。
それが、自分の支えだったのかもしれない。

今にして思えば、後悔や反省ばかりでも…
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見えない終わり

2013-10-23 22:00:00 | 手記
あれこれ世話を焼いてくれる人なんて、身近にはもう誰もいない。
失ってみて、そのありがたみが嫌というほど身に染みて分かる。
気が付かないところで、いろいろ支えてもらっていたってことも。

独りになって、何から何まで自分でやらなければならない。
自分の代わりはいないし、誰も手伝ってはくれない。
話し相手も、相談に乗ってくれる人もいない。

全部自分の思うままに出来ると言えなくもないけど、張り合いがないよね。
緊張感を保ちながら、より一層、自律した生活をしなくちゃいけない。

何かもう、孤独に耐えながら生きていくのは、ホント、しんどい。
これがずっと続くのかと思うと、絶望的な気持ちになるよ。

天涯孤独って、つまりはこういうことなのか…
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ないものはない

2013-10-21 20:00:00 | 手記
その不在が、未だに実感を伴わない。

夢の中にいるというより、別の現実にすり替えられているような感じ。
敢えて例えてみるなら、長期入院中とか、何らかの施設に入所したとか…


現実を受け入れられない、受け入れたくない、
まだそんな気持ちがどこかにあるのかもしれない。


ただ、意識してそうしているわけではない。

むしろ、受け入れようとしても、何かが無意識に邪魔をしているような感覚、とでも言おうか。
頭で考えても、体と心がそれを拒んでいるかのよう。そうして、本能的に自分を守っているかも。

落ち着いて考えて、全てを受容できるような心境ではないし、
今そんなことをしたら、きっと自分が壊れてしまうとも思う。

だからこそ、いくら考えても、考えが及ばないようになっているのに違いない。


この状況を乗り越えたときに初めて、全てを自分で考え、受け止められる日が来るだろう。

それは、早ければ早い方が良いものなのかな?
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12月13日 雪でも降りそうな朝

2010-12-13 08:00:00 | 手記
他人様の人生をどうこう言う権利も立場もない。
そんなことは、重々承知しているつもりだ。
まして、僕みたいな人間ではなおさら。

だけど、あまりにひど過ぎる仕打ちじゃないか?
短くても濃密な一生なのかもしれないけど、
これで本当に満足だったんだろうか?

まだ道半ば、志半ばで力尽きて、
一番無念なのは本人のはずだけど、
もう悔しくて悔しくて、僕には耐えられない。

変われるものなら…、とさえ思ったよ。
とても白々しく聞こえるだろうけど、
心の底から本気でそう思った。


いかんいかん。世迷言、繰り言になってしまっているな…
別れることは辛いけど、いい加減、もう諦めないとね。
せめて、最後くらい気持ちよく送り出してあげたい。

今まで、一生懸命に頑張って生きてきて、
ようやく長い苦しみから解放されて、
安息の地にたどり着いたんだ。

こちらの都合で、ごちゃごちゃ言うのは申し訳ないよね。
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覚めない夢

2010-12-13 06:54:00 | 手記
いつも笑顔を振りまいて、みんなを幸せにしてくれた。
人々のために尽くして、しっかり親孝行もして、完璧だった。
でも、その希望の光を失った今、残されたのは絶望の深い闇だけ。

もっと楽をしてもいいのに。
そんなに頑張らなくてもいいのに。
これからもっとずっと幸せになれたのに…

何でそんなに生き急いだの?
こんなにみんなを悲しませるなんて。
今まで、みんなを喜ばせてくれていたのに。

時間が経っても、まだ2~3日では悲しみが癒えることはない。
むしろ、心にポッカリと開いた大きな穴が、ますます広がりそう。
そんなに会うことは多くなくても、自分にとって大事な人だったんだ。
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それでも、現実は変わらない。

2010-12-12 20:00:00 | 手記
仏様になってしまった”いとこ”に会ってきた。
キレイな仏様だった。元々、美人だったもんなぁ~
まるで眠っているみたい。今にも起きてきそうな雰囲気。

次から次へと、弔問客が途切れることはなかった。
親類や友人、ご近所さん。みんなから愛される存在だった。
そんな気立てのいい子を家族から奪い取る運命って、何なんだい?

今さらどうすることもできない、残酷な現実の前に呆然と立ち尽くすだけ。
無力感、虚脱感に支配され、抜け殻のようになってしまった自分。
悲しくて悲しくて、涙も枯れ果てて、ただただ泣き疲れて…

その一方で、怒りにも似た激しい感情を抑えられないでいる。
運命に抗えるはずもないのに、それが無駄だと分かっているのに。
何もできないくせに、駄々っ子のように、受け入れまいと拒み続けている。
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信じたくない…

2010-12-12 18:00:00 | 手記
苦しい。命が失われた事実は、とても受容しがたい。
自分の親のときより、もっとずっと苦しいかもしれない。
あまりに突然のことで、全く覚悟ができていないからかも。

快活で友人が多く、誰からも好かれ、
多くの人から必要とされている存在だった。
世のため人のため、一生懸命に働いている人が、
どうしてこんなに早く天国に召されなければならないのか。

一方、今の自分は、世間のお荷物。
我が家においても、ほとんど足手まとい。
これまでにも、何度か危ない目に遭ったのに、
幸か不幸か、いまだに死なず、しぶとく生きている。

何で僕じゃないんだ?
順序も基準もおかしいよ。
どうして僕は生きているのか?
生かされている意味って何なのか?

おかしいじゃないか?
世の中、間違ってるよ!
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みんな夢の中

2010-12-12 15:00:00 | 手記
悪い夢を見ているような気分。
未だに、実感が全く湧いてこない。
何かの間違いであって欲しいとも思う。

この期に及んでもなお、
まだそんなことを考えている。
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12月12日 快晴

2010-12-12 12:00:00 | 手記
風の強い朝。
晴れた朝。
寒い朝。

雲ひとつなく、晴れ渡る空。
冬の澄み切った空気。
どこまでも青い空。

だけど、彼女はもういない。
本当に冬が来てしまった。
長くて暗い季節の訪れ…


未だに現実を受け入れられない。
理解できないし、認めたくない。
受け止める自信なんてない。

いつでも会えると思っていたのに。
二度と会えないなんて、信じられない。
あまりに実感に乏しいから、戸惑うばかり。

しかし、いずれ現実と向き合うときが来る。
有無を言わさず、厳然と突きつけられる事実。
受け入れると、本当にいなくなってしまうようで怖い。


それにしても、この世とは、
何と多くの理不尽や不条理に、
満ち満ちているところなんだろうか…

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失われた時を求めて…

2009-06-06 20:00:00 | 手記
また、思い出について考えたアレコレを、
とりとめもなく、思いつくままに書いてみた。

思い出を話そうにも、何から話せばよいのか困惑する。
話すにしても、的確な言葉で上手く表せないこともあるし、
自分の中で、記憶が都合よく改変されているかもしれない。

思い出を共有している人が、身近にいなくなってみて初めて、
自分の記憶の危うさに気付く。それは、とても切実な問題。
そして、思い出が自分ひとりの独占物でないことも実感。

ひとつの思い出を共有する人がいるからこそ、
思い出が楽しく豊かなものになるんだろうし、
より強く印象付けられると言えるのかもね。

未だに、自分の中でも消化不良なので、
思っていることの一部ですら満足に書けず、
歯痒さともどかしさと、苛立ちばかりが募るだけ。

この問いに対する答えは、いつか見つかるのかな。
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来し方行く末に、思いを馳せて。

2009-06-05 20:00:00 | 手記
何の拍子か、ふと立ち止まって考えてみた。そういう季節でもないのに。
そして、人生を振り返ったり、真剣に見つめたこともないことに気付く。

いつ、誰と、どこへ、どのくらい行った、何をした…

思い出そうとすると、いろんなことがいっぺんに出てきてしまって、
アタマの処理能力が追いつかなくなり、パニックに陥ってしまう。
そうして、頭の中が全く整理できていないことに気付かされる。

記憶がすっぽり抜け落ちていて、思い出せない時期もある。
メモが残っていなかったり、あっても断片的だったりして。
僕の中では、既に完全に失われた時間になっている。

そう考えるだけで、気が遠くなり、後悔の念にさいなまれる。
確かに、思い出したくもないような暗黒の時代もあったけれど、
それは消し去れないし、それがあって今の自分があると思いたい。

そう思えるようになった今だからこそ、
パズルが完成しないもどかしさを感じる。
自分の一部が欠けてしまったような感覚も。

思い出せないことの、あまりの多さに恐ろしくなったり、
覚えていても時系列がメチャメチャなのが悔やまれたり。
いかにいい加減な生き方をしていたか、思い知らされたよ。

死んだ子の年を数えていても始まらない。
人生なんて、これからだよ、これから。
前を見て、歩いていくしかないよな。
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