最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城

2017-06-25 | 旅(海外)
ミュンヘン滞在中、ロマンチック街道の日帰りツアーに参加しました。
写真は、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築されたお城で、
ディズニーのシンデレラ城のモデルと言われているノイシュヴァンシュタイン城です。


ガイドさんによれば、ルートヴィヒ2世は、自分の死後、プライベートを晒されされたくないので、お城は爆破するようにと言っていたそうですが、亡くなったひと月後には一般公開が始まったとか。


上の写真は、ノイシュヴァンシュタイン城を眺めるベストスポットとして有名な、マリエン橋から撮ったものです。
普段はすごい行列とのことですが、この日は空いていて、ゆっくり写真を撮ることができました。


ドイツでは、どこにいても犬に出会えました。


マリエン橋からは徒歩10分ほどでお城に着きます。


奇しくも、ルートヴィヒ2世の命日である6月13日に見学しました。
森鴎外が、ルートヴィヒ2世の謎めいた死にからめた短編小説「うたかたの記」を書いています。


ヴィーナスの洞窟と名付けられた人工の洞窟が造られるなど、実用性がなく、国費の無駄遣いと言われていたようですが、実際はルートヴィヒ2世の貯蓄と年金で建てられたお城だとガイドさんは言っていました。


城内は写真撮影禁止です。


窓やバルコニーから外を撮るのはOKでした。
ルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城も右のほうに見えます。


ホーエンシュヴァンガウ城。
このお城でワーグナーのオペラ『ローエングリン』に魅了されたルートヴィヒ2世が、のちに、借金で逃げ回っていたワーグナーを探し出して援助したとか。


ホーエンシュヴァンガウ城のシンボルの白鳥です。


集合時間までに、ピザと野菜がたっぷり煮込まれたスープでランチにしました。


この日のビールは、バイエルン王家の末裔が経営するケーニッヒ・ルードヴィッヒ王室ビール醸造所のヴァイスビアです。


ロマンチック街道の日帰りツアーは、もう少し続きます。

  
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