クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

マロン、口腔鼻腔瘻管であることが確定!

2018年06月10日 | マロンの腎不全・ガン
ブログの更新が、気づいたら5日ぶりに…

マロン、水曜日にすごいことが起きてしまって、そのことについてどう書いたらいいのかなぁと悩んでいたのと、結果が見えてからでないと不用意に書けないなぁと考えていたら、数日経ってしまいました。

前回、マロンの鼻の状態が良くなくて、たまに脳貧血のように倒れてしまうのは鼻詰まりが原因かも、という内容を書きました。

獣医M先生の診察で、
・鼻の中の炎症(細菌感染)から後鼻漏なのか?
・犬歯と鼻がつながっている口鼻瘻管なのか?


という2つの原因が浮上しましたが、水曜朝に、ハッキリと原因がわかったんです
しつこい鼻水・鼻づまりの原因は、間違いなくの口鼻瘻管の方だと確信

実は、その前夜、マロンが全く寝れなくなってしまいまして。
寝れないというか、横になれないんです。
いつ見ても立っているんです。
夜になっても横になれず、真夜中に気になって見てみると、布団の上でボーっと座っているか立っている状態で。
尋常でない!!
夜が明けても、とにかくいつ見ても立っているか座っている。

相変わらず鼻がぐずぐずいっていて、多分鼻づまりが苦しくて横たわれないのだと気づきました。
歯石が付いて歯周病がひどくなると鼻も悪化するのが常なので、水曜朝にスケーラーで大々的に歯石取りをしたんです。
腎不全発覚以来は、毎日最低2回は歯磨きを歯ブラシでするようにしていたので、歯石はそれほどひどくはないのですが、やはり根元や裏側には付着し始めていました。

よく言われるのは、犬の歯磨きは表側だけやっていれば裏側は必要ないということで、獣医M先生からも「表だけで大丈夫だよ」と言われたのですが、マロンは裏側の根元にすごーく歯石が溜まりこむんです。
これ、マロン(パピヨン)だけの現象なのかしら??

今回は特に犬歯の裏側が気になって、スケーラーでカリッとこそげ落としたところ、あれ??なんか根元に穴が…??
気になってクイっとスケーラーを入れてしまったら、いきなりブワーっと血があふれ出し…。
直後に、マロンの鼻からブハーッっと、鮮血が噴出
口から鼻から、あれよあれよとおぞましい量の血があふれ、鼻からまるで間欠泉のようにプワー!プハー! っと何度も脈打つごとにしぶきのように飛び散り、私の顔も服も床も家具も血で染まり…
地獄絵のようでした…!

2019.1.15追記
これは、かなり、危険な、良くない行動でした!
その後、歯科専門獣医さんにかかった時に聞いたのですが、動物の歯石を麻酔下ではない状態で除去する作業は、とても危険だそうです。
どうしてもマロンの場合には、「麻酔はできない」というのが先にあるため、こうした対処になりがちです。
しかし、健康な愛犬の場合には、獣医さんでしっかりとやって頂くのが良いと思います。


今、冷静に書けていますが、その時には本当に、 「死」 がよぎりました。
覚悟をしました。
ここまで一気に出血したら失血死か、体液のバランス崩壊で昏睡状態になるか、あるいは血で呼吸困難になってしまうかも、と腹を決めて覚悟。
ティッシュで止めても止めても鼻の穴と犬歯裏の穴から血があふれてきて、どうにもならず。
マロンも何が起きたかわからず、だんだん放心状態に。

しかしなんとかしなきゃ、と奮い立ち。
焦っていたのは数分で、その後ふと冷静になり、頭の中でホメオパシーのレメディで処置できることを一気に考え組み立て、マロンを片手に抱えながらレメディボックスを取り出しました。
で、レメディを投与。

①レメディArnicaを止血と、トラウマ&ショック状態の除去目的で投与
Arnica(アルニカ)は、「痛み、炎症、出血、打撲およびあらゆる怪我やトラウマによるショック」に対してのNO.1レメディです。
・・・口に含ませてからみるみる血が止まり、歯の穴の入り口でゼリー状に凝固し始めました。本当に、素晴らしいレメディです。

②レメディCalendulaを化膿・感染予防目的で投与
Calendula(カレンデュラ)は傷の治りを促進し、鎮痛と感染予防によく働くレメディです。
・・・その数分後に②を口に含ませておきました。腎不全で免疫力が通常よりも下がっているので、なんらかの菌に感染してしまうことが怖かったので。

③レメディCarbo veg.を蘇生目的で投与
Carbo veg.(カーボベジ/木炭のレメディ)は、急な体液や血液の喪失、酸欠状態、衰弱に良いレメディです。
患者を健康な状態に引き戻すその効力によって、蘇生剤として知られています。
・・・①②の投与後しばらくして、体温も低下しグッタリしていたので、このレメディを考えました。

その結果。
本当にびっくりなのですが、信じられないかもしれませんが、マロンはCarbo-veg.直後から回復し、なんと何事もなかったかのようにムクっと立ち上がり、ご飯を催促してきたんですよー
あまりに被毛が血だらけで悲惨だったので、お風呂に入れました。
そんな、お風呂に耐えうる体力が普通にあったんです。

きれいになって、満腹になって、鼻も通るようになって、その後何時間も何時間も夕方までグースカ寝ました。
マロンにとって久しぶりの熟睡だったのだと思います。
途中「生きているの?息はしている?」と心配になるくらい、微動だにせず、ズーッと寝ていました。

このことをすぐ書けなかったのは、その後の経過と結果がわかっていなかったから。
今日はその事件から4日経ちましたが、なんと、マロンはとってもとっても元気です。
腎不全以来、一番調子がいいと言ってもいいくらい。
鼻水は治ったわけではないけど、量がすごく減りました。
鼻づまりは軽減して、以前より気持ちよく眠れています。

しかしながら、あの怒涛の鼻血(口鼻瘻管からの出血)から、どうして鼻の調子が少し回復したのか、理由はわからず・・・。
けど、これにてマロンは鼻の穴と犬歯裏の穴がつながってしまっている=口鼻瘻管(口腔鼻腔瘻管)であることは確定しました。
手術はしないので、鼻水とはずっとお付き合いしていくしかないのですが、ホメオパシーのレメディで症状を軽減しながらやっていくしかないな、と考えています。

*その後の口鼻瘻管の治療についての記述です 「口鼻瘻管手術について、動物歯科専門医の見解は・・・」

この偶然の荒療治、お勧めしません。
やらないでくださいね。
レメディなしには対処できなかったし、死亡すらありえたと思っています。
今回のことは、自分がホメオパシーを学んできたこと、ホメオパスであることをありがたく思った一瞬でした。
これからも精進して参ります

ひたすら眠り続けるマロン君









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1 コメント

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非公開ご希望:蓮さんへ (まろママ)
2018-06-11 10:51:10
トイプードル2匹とは、にぎやかで楽しそうですね~
ご質問の件、マロンは血糖値の方は腎不全発症時の検査以来、正常値です。

なので、マロンのおじやのレシピは高血糖の療法食には対応していません。
恐らく、高血糖だと糖質(炭水化物など)を制限するよう獣医さんから指示されていると思います。
通常のドッグおじやだと白米ベースなので、精製穀類だと血糖上昇&糖質過多の一因になってしまうかと
ドライでなくおじやでやっていくのであれば、白米を「玄米」「5分づき」に替えてみたりとか、米だけでなく「雑穀」「イモ類」や糖質の吸収を穏やかにする「食物繊維」を積極的に加えてみるのもいいかもしれませんね~

お互いがんばりましょーー
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