
武内 兄
一日置いてメイル・フレンドから次のような便りが入りました。
この人は水産物以外にも色々やってきたみたい。
素人目に見ると貴兄には水産部門が向いているように思えます。
でも何かやろうとすると本当に難しそう。
ところでバリの涼しい場所にはブドウがあります。ぶどう酒を造るというアイデアはどうでしょうか?
先ず、山田さんの話を聞いて下さい。
私信12−PS
大谷 様
以下述べさせて頂きます。
有望とは行かないまでも可能性のある取り扱い商品について。
水産関係以外に多少なりとも関係があったものとして下記のような品目があります。
品目 備考
1) コーヒ−〔豆〕2) 特殊合板3) 100円ショップ向け雑貨〔何でも可、小物、雑貨〕但しコンテナーに満載して輸出できるモノ。
今まで中国から入れていたが、同国の発展とそれに伴う海上運賃の値上げで立ち行かなくなった。例;ゴムホース、米/セメント袋,家庭用ゴミ袋
ある程度の利益は見込まれると思います。
タイ製品に負ける〔価格、規格、仕上がり〕―必要とする労力に比べて、見込める利益は少ないと推測。―日本側バイヤーの信用力,品格に難点あるやも。―コピー用紙をコンテナーで輸入している人もいますが,利益は1コンテナーで2万円ほど。
その他
〔日本向け輸出〕
1)くず鉄/電線、スクラップ用船舶など輸出禁止品目があります。貿易外障壁。
2)過去に自転車を製造し日本に出そうとした人物がいますが、結局、標準規格/強度を超えることが出来ずに矢が尽きました。
3)雨傘などはメーカーが多くて薄利多売すれば、そこそこの経費ぐらいは回収できそうですが、そこまでしてもというのが本音です。
4)スポーツシューズ:ナイキ等に見捨てられた後は、中国やベトナムにお株を奪われたようです。インドネシア製はバリエーションが少ないようです。
5)プルタミナからの横流し〔製品油〕。日本側に確実な買い手がいれば可能でしょう。但し魑魅魍魎的部分があるので,慎重かつタブル・トリプルチェックが不可欠。
6) 革製品。幾度となくトライしましたが不出来ということ(縫製)で却下されつづけました。
7)フカヒレ。バイヤーはいますが、コンスタント且つ量的にまとめることが極めて難儀です。
8)探し回れば他に色々あると思います。日本の輸入指向(依存)はますます強くなると思われるので、将来的には拡大基調となるでしょう。
(日本からの輸入)
品目的にはかなりのものがあると思います。
敬具、 山田
さて、冒頭に戻って、バリでのぶどう酒の話はどうでしょうか?貴兄の意見は分かっています。オーストラリアから買ったほうがいいとかね。そんなの商売になるはずがないとかね。天秤座という星座のせいでしょうか、貴兄は実行を考える前に否定的な批判からスタートする傾向がありますね。所詮は何もしないということですが、日本でアルバイターで一生を過ごすつもりなら別ですが、そうでもないでしょう。そうなると批判ばかりではなく実行することが大事でしょう。
実はバリのぶどう酒製造は数年前からオーストラリア人が始めて、HATEN WINEという名前で出回っているし、当然ホテルに置いてあり、味が分かる外人に言わせるとまあ、まあ立派だそうです。
私はワインの味は分からないが、飲んだ感じでは結構いける。ここでワインの味を論じているわけではなく、貴兄が一方的に見込みなんてあるはずがないと決め付けるはずの仕事が、本当にだめなのかというと、そうでもないということを話したかっただけです。
決断と健闘を祈ります。
大谷