さてさて・・・
今年も無事クリスマスは終わりましたね・・・
皆さま、どんなクリスマスを過ごされましたでしょうか?
今年の我が家にはある大きな変化が二つありました。
一つは、私があれだけ拒んできたDSをとうとう解禁したことでした。
DSは、子供たちにはきっと最高に楽しいオモチャだとは思うのですが
私がそれを良しとして来なかったのは
ルールを守れないと大切なモノまでも失ってしまうように思えていたからです。
数年前 まだ子供たちがもっと小さかった頃、
水族館でシャチのショーを見ていた時のこと・・・
私たちが座っている席の前で 別のファミリーが見学していました。
お子さんは小学1年生か2年生くらいの男の子と女の子の兄妹でした。
シャチが巨体をジャンプさせて大きな水しぶきがあがる度に
「わ~~~っ!!!」「キャーーーーっ!!」と会場は大興奮!!
うちの息子たちは 圧倒され過ぎて 声も出ず ただただ唖然・・・
でも私にしがみ付きながら真剣に見入っていました。
しかしながら 前列の兄妹は シャチのジャンプには目もくれず
必死に手元のゲームを続けていました。
手を叩いて感動しているのは 隣に座っているお父さんとお母さんで・・・。
なんだかその時、無性に淋しい気がした事を覚えています。
こうした光景は実は珍しい事ではなくて・・・
その後も子連れで出かけた先で 似たようなシーンに何度も出会いました。
まあ、ディズニーランドやキッザニアの長蛇の待ち時間にDSというのは
致し方ないと思うのですが(子供って本当に待てないから・・)
でも、家族で出かけた時の思い出って・・・
楽しかったとか おいしかったとか そういう事だけじゃなくて・・
たとえば・・・ とても些細な事なのだけれど・・
待っている間の頬をピリピリさせる寒さの感触とか・・
お祭りの屋台から聞こえるおじさんのだみ声とか・・
悪天候で荒れて入れない海の恐ろしいような波とか・・
旅行の思い出になんかならないような事なのに・・
子供心に強烈にその時の空気感を覚えていて・・
そういう事全てをひっくるめて 思い出だったりするのだけれど・・
あのDSの子供たちは 全感覚をゲームに集中させてしまって・・
彼らの五感には何が残るんだろう・・と悲しくなるのでした。
別にゲームが全て悪い訳ではないのですが、
我が家では「君たちがきちんと約束やルールが守れるようにならない限りは
どんなにサンタさんにお願いしたって うちにはDSは来ないです」と
宣言してきて・・・の今年・・・。
実は、約束・ルールという点では今年ほど長男に悩まされた年はありませんでした。
やはり10歳というお年頃、反抗期と自我・・・
そこで、今年は私も賭け・・・というか・・
取引といいますか・・・・(!!)
長男が喉から手が出るほど 欲しがっている3DSを
超!条件付きで・・・それでも良いなら
サンタさんにお願いしても良い・・という打診をしました。
その日から 本人見違えるように 時間を守る 約束も守る
は~~~っつ かなり驚きです。
男の子って本当に単純なんですね・・・(涙)
我が家は犬が2匹います・・・と言っていましたが、
ニンジン前の子馬が2頭って感じがしてきました(汗)
でも、やっと自分の希望を聞き入れてくれた母親に対して
長男はすっかり私に対して素直になり・・・
家の事もまたよく手伝ってくれるようになったり・・
生活態度が一変しました。
余りの効果に こちらがビックリ・・・。
私も、親という立場で正しいと思うことだけを唱えていても
ダメなんだなあ・・とつくづく。
アメとムチ・・とはよく言ったものですね・・・。
そして二つ目の変化は サンタ神話がいよいよ崩れ始めた・・こと。
もう10歳となると学校での横情報が豊富で
「やっぱりサンタてお父さんとお母さんなんでしょ?」と聞かれ
「え?どうしてそう思うの?」
「だってクラスの○○くんが サンタにお願いしたいものを
親に言うと それはちょっと高くない?って
金額の事を気にするのは 絶対アヤシイって 言っていたもの」
「はははh・・なるほどね~(汗)
でも信じない人には 来ないらしいって聞くから・・どうする?」
と、切り返して 難を逃れました・・・が、
でも小学生高学年になってもきちんとサンタ神話を信じているお子さんって
どれくらいいるのかなあ・・・と私も考えるようになってきました。
実は ウチは次男が12月25日生まれなので
25日は サンタさんからプレゼントを兄弟で2つ
で、そこにプラスして 次男の誕生日プレゼントも用意します。
しかし、そうすると兄弟でその日のプレゼント数に差が出て
ケンカや揉め事になるので長男には、オマケでもう一つ用意します (合計4つ)
サンタさんは無償でプレゼントをくれる存在と思ってもらうのは
そろそろ終わりしても良いような・・・そんな気になったりもします。
その事を周りのママに相談したら、 賛否両論で・・・
結論から言うと・・・「ウチの子にはまだ言わないでおきたい」
という意見が多かったです・・・。
そうですね・・・ 。
やっぱり自ら明かすのは 良くないですね・・・。
私も 横情報で入ってくるのは致し方ないとして・・・
あとは自然に任せようかな・・・。
でもね・・・ やられちゃいましたよ。
その3DSを・・・某大手家電店で購入したのですがね・・・
レシートタイプの保証書が DSの箱に入っていたらしいのです。
ホラ、日付入りのレシートみたいな保証書・・・
クリスマスの朝・・・
こちらは信じてくれていると思っていた次男の方から
「お母さん!!わかったよ!!やっぱりサンタさんはお母さんだ!!
だってこのレシート ビッ○カ○ラ のだよ。
ボクとお母さんで買い物行った日だよ!!」
「(しまった・・・) え?これ保証書よ!
サンタさんだって保証書はつけないとマズイでしょう?
壊れた時のために・・・。それにサンタさんだってビッ○カ○ラで
買い物するわよ。皆の分、買うんだから!!
タダだと思ってた?!」
「アヤシイ~~~」
でも いづれにしろ子供たちは長年一番欲しかったものを
手に入れたのです・・・。
サンタが父であろうと母であろうと・・・
淋しい気もするけれど・・・これも成長なのかな・・
そして私も それに合わせて自分を変えていかなくてはならない・・
ということも実感した・・・ そんなクリスマスでした・・・。
今年も無事クリスマスは終わりましたね・・・
皆さま、どんなクリスマスを過ごされましたでしょうか?
今年の我が家にはある大きな変化が二つありました。
一つは、私があれだけ拒んできたDSをとうとう解禁したことでした。
DSは、子供たちにはきっと最高に楽しいオモチャだとは思うのですが
私がそれを良しとして来なかったのは
ルールを守れないと大切なモノまでも失ってしまうように思えていたからです。
数年前 まだ子供たちがもっと小さかった頃、
水族館でシャチのショーを見ていた時のこと・・・
私たちが座っている席の前で 別のファミリーが見学していました。
お子さんは小学1年生か2年生くらいの男の子と女の子の兄妹でした。
シャチが巨体をジャンプさせて大きな水しぶきがあがる度に
「わ~~~っ!!!」「キャーーーーっ!!」と会場は大興奮!!
うちの息子たちは 圧倒され過ぎて 声も出ず ただただ唖然・・・
でも私にしがみ付きながら真剣に見入っていました。
しかしながら 前列の兄妹は シャチのジャンプには目もくれず
必死に手元のゲームを続けていました。
手を叩いて感動しているのは 隣に座っているお父さんとお母さんで・・・。
なんだかその時、無性に淋しい気がした事を覚えています。
こうした光景は実は珍しい事ではなくて・・・
その後も子連れで出かけた先で 似たようなシーンに何度も出会いました。
まあ、ディズニーランドやキッザニアの長蛇の待ち時間にDSというのは
致し方ないと思うのですが(子供って本当に待てないから・・)
でも、家族で出かけた時の思い出って・・・
楽しかったとか おいしかったとか そういう事だけじゃなくて・・
たとえば・・・ とても些細な事なのだけれど・・
待っている間の頬をピリピリさせる寒さの感触とか・・
お祭りの屋台から聞こえるおじさんのだみ声とか・・
悪天候で荒れて入れない海の恐ろしいような波とか・・
旅行の思い出になんかならないような事なのに・・
子供心に強烈にその時の空気感を覚えていて・・
そういう事全てをひっくるめて 思い出だったりするのだけれど・・
あのDSの子供たちは 全感覚をゲームに集中させてしまって・・
彼らの五感には何が残るんだろう・・と悲しくなるのでした。
別にゲームが全て悪い訳ではないのですが、
我が家では「君たちがきちんと約束やルールが守れるようにならない限りは
どんなにサンタさんにお願いしたって うちにはDSは来ないです」と
宣言してきて・・・の今年・・・。
実は、約束・ルールという点では今年ほど長男に悩まされた年はありませんでした。
やはり10歳というお年頃、反抗期と自我・・・
そこで、今年は私も賭け・・・というか・・
取引といいますか・・・・(!!)
長男が喉から手が出るほど 欲しがっている3DSを
超!条件付きで・・・それでも良いなら
サンタさんにお願いしても良い・・という打診をしました。
その日から 本人見違えるように 時間を守る 約束も守る
は~~~っつ かなり驚きです。
男の子って本当に単純なんですね・・・(涙)
我が家は犬が2匹います・・・と言っていましたが、
ニンジン前の子馬が2頭って感じがしてきました(汗)
でも、やっと自分の希望を聞き入れてくれた母親に対して
長男はすっかり私に対して素直になり・・・
家の事もまたよく手伝ってくれるようになったり・・
生活態度が一変しました。
余りの効果に こちらがビックリ・・・。
私も、親という立場で正しいと思うことだけを唱えていても
ダメなんだなあ・・とつくづく。
アメとムチ・・とはよく言ったものですね・・・。
そして二つ目の変化は サンタ神話がいよいよ崩れ始めた・・こと。
もう10歳となると学校での横情報が豊富で
「やっぱりサンタてお父さんとお母さんなんでしょ?」と聞かれ
「え?どうしてそう思うの?」
「だってクラスの○○くんが サンタにお願いしたいものを
親に言うと それはちょっと高くない?って
金額の事を気にするのは 絶対アヤシイって 言っていたもの」
「はははh・・なるほどね~(汗)
でも信じない人には 来ないらしいって聞くから・・どうする?」
と、切り返して 難を逃れました・・・が、
でも小学生高学年になってもきちんとサンタ神話を信じているお子さんって
どれくらいいるのかなあ・・・と私も考えるようになってきました。
実は ウチは次男が12月25日生まれなので
25日は サンタさんからプレゼントを兄弟で2つ
で、そこにプラスして 次男の誕生日プレゼントも用意します。
しかし、そうすると兄弟でその日のプレゼント数に差が出て
ケンカや揉め事になるので長男には、オマケでもう一つ用意します (合計4つ)
サンタさんは無償でプレゼントをくれる存在と思ってもらうのは
そろそろ終わりしても良いような・・・そんな気になったりもします。
その事を周りのママに相談したら、 賛否両論で・・・
結論から言うと・・・「ウチの子にはまだ言わないでおきたい」
という意見が多かったです・・・。
そうですね・・・ 。
やっぱり自ら明かすのは 良くないですね・・・。
私も 横情報で入ってくるのは致し方ないとして・・・
あとは自然に任せようかな・・・。
でもね・・・ やられちゃいましたよ。
その3DSを・・・某大手家電店で購入したのですがね・・・
レシートタイプの保証書が DSの箱に入っていたらしいのです。
ホラ、日付入りのレシートみたいな保証書・・・
クリスマスの朝・・・
こちらは信じてくれていると思っていた次男の方から
「お母さん!!わかったよ!!やっぱりサンタさんはお母さんだ!!
だってこのレシート ビッ○カ○ラ のだよ。
ボクとお母さんで買い物行った日だよ!!」
「(しまった・・・) え?これ保証書よ!
サンタさんだって保証書はつけないとマズイでしょう?
壊れた時のために・・・。それにサンタさんだってビッ○カ○ラで
買い物するわよ。皆の分、買うんだから!!
タダだと思ってた?!」
「アヤシイ~~~」
でも いづれにしろ子供たちは長年一番欲しかったものを
手に入れたのです・・・。
サンタが父であろうと母であろうと・・・
淋しい気もするけれど・・・これも成長なのかな・・
そして私も それに合わせて自分を変えていかなくてはならない・・
ということも実感した・・・ そんなクリスマスでした・・・。