イルマーレ

久々の映画感想！

スピード感のない「スピード」カップルが気になって、見てきました。
ちなみに、オリジナルの韓国版は知りません。

彼は２００４年に生きる、過去の人。
彼女は２００６年に生きる、現在の人。
そんな２人が郵便受けを介して文通することで、時空を超えて出会う・・・。
設定から「ありえねー」なのですが、あくまでファンタージーとして考えると、
なかなか面白いいかも！
タイムマシンといえば、結構大がかりな物を想像してしまいますが、
これはほんの小さな空間だもんね。

（ここからネタばれ）
最初、２人は同じ時代に生きていないことを嘆くけれど、
それを逆手に利用して出会う場面にハラハラしたり、くすっと笑ったり。
彼は過去の彼女に会うことが出来るけれど、一方的な片思いのため、
なかなか行動に移せない。
見ているこっちは、それをちょっともどかしく感じたり。

なお、「イルマーレ」とは、イタリア語で「海」のこと。
韓国版では、海沿いの家の名前になっていますが、
このハリウッド版では２人が待ち合わせを約束する「レストラン」の名前になっていますね。
でも、彼は来なかった・・・。
その理由は、前の方のシーンにあったとは！

途中からは悲しい結末を予想してしまうのですが、
そこはハッピーエンドでなければ許さないハリウッド映画のこと、
ラストはちゃんと２人が出会えて、よかったよかった

このカップル、「スピード」の頃より老けたけれど、アップになっても何と美しいことか！
でもキアヌは顔のラインが丸くなったせいか、演技がぼやけ気味？

帰路、レオ様×スコセッシ映画のポスターを見掛けて、
また彼らは「オスカーくれくれ」映画を作ったのかと思いました・・・