晴れ時々曇り 希に雨

日々の事、気ままに綴っています

東京タワー

2012-03-24 17:23:14 | 東京散策
誕生日に食事に行ったことをアップしようとしたのですが、どうしてもアップ出来ない写真が沢山あったので、違うブログにアップしました。

2年以上ほったらかしにしてたのですが、久々にアップしてみると画像がとても鮮明になってたので驚きました。

これからはこちらのブログも使って行こうと思いますので、良かったら見てください。


ザ・プリンス パークタワー フレンチレストラン ブリーズ・ウェール

http://4travel.jp/traveler/marimo4123/album/10655027/

東京タワーの近くです。



入ってすぐの所にお花が活けてありました。



窓からも東京タワーが見えました。



東京タワーにも登って見ました。

スカイツリーも見えました。



増上寺です。






増上寺から見た東京タワーです。



東京タワーにも久しぶりに登りましたが、とても楽しかったです。

観光客も多かったですよ。

また、行きたいです。


アヒルと鴨のコインロッカー

2012-03-23 09:07:55 | 
著者 伊坂 幸太郎

これも図書館で借りました。


引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑。


現在と2年前の話が交互に出てきます。
何故こういう構成にしているかは、物語の最後の方になってから深く納得します。

ああそういうことかーー。と言った感じです。


現在の主人公は椎名という大学生。そして2年前の主人公は琴美。ペットショップの定員です。彼女の彼はブータン人のドルジ。元彼が河崎です。


文章は軽くて明るい感じなのですが、ペット殺し、外国人に対する差別、暴力など様々な問題が出てきます。

特に差別問題は、自分自身が差別する側に立っている場合、差別しているんだという自覚症状がないので、気をつけなくてはいけないと反省させられました。



僕が主人公で、今こうして生活している「現在」こそが世界の中心だと思い込んでいたけれど、正確には違うかもしれない。それが分かった。
河崎たちが体験した「二年前」こそが正式な物語かもしれない。主役は僕ではなくて、彼ら三人だ。




ラストはとても物悲しいです。

救いは、ブータンでは人は生まれ変われると信じられていることでしょうか。


この本の題名、聞き覚えがあるなと思ったら、やはり映画化されていたようですね。
機会があればぜひ観てみたいです。


草津温泉 観光編

2012-03-21 12:52:31 | 旅行
宿に到着して時間もあったので、街中に出てみることにしました。

草津といえば湯畑。

この辺はお店も多くてとても賑やかです。









足湯や、日帰り湯ができる所もありました。

観光客も若い人が増えたせいか、とてもおしゃれなお店も結構ありましたね。

足を伸ばして、西の河原に向かいます。



この通りもおみやげ物やが沢山あり、ブラブラ歩くだけでも楽しいです。



西の河原です。



硫黄の匂いがかなりきついです。

奥はかなり大きな露天風呂になってます。


久しぶりに草津に来ましたが、とても楽しかったです。

温泉地も風情があって良いですね




草津温泉 お宿編

2012-03-21 12:22:28 | 旅行
先日、草津温泉に行って来ました。

泊まった宿は、草津ナウリゾートホテル。

新宿からバスで直行便が出ています。スパリゾートライナーと言ってホテルの前に着くのでとても便利です。

街中から少し離れていますが送迎もしてくれるので、あまり不自由さは感じませんでした。

食事はフレンチでとても美味しかったです。
残念ながら画像がどうしてもアップ出来なかったので、ここでは部屋の様子だけアップします。

他のブログでは食事などもアップしてますので良かったらのぞいて見てください。

http://4travel.jp/traveler/marimo4123/album/10655054/



とても乙女チックなお部屋でした。

まずはベットルーム。



バスルームです。ベットルームから窓があり見えるようになっています。



カウンターらしきものもありました。



ソファーです。シャンデリアもありましたよ。画像ちょっと暗いですね。



ちょっとしたスぺースにドレッサーがありました。




とにかくドアが多くてまるで迷路のような部屋でした。

それほど広くはなかったですが、テレビも2つあり快適に過ごせました。

窓の外の景色です。





大浴場もとても良かったのですが、部屋から本当に遠いです。

冗談ではなく階段を登ったり降りたり、館内も迷路のようで迷子になりかけました。

それでも、バス送迎付プランでとてもお安く行くことが出来たので良かったです。




走ることについて語るときに 僕の語ること

2012-03-18 12:35:35 | 
著者 村上 春樹

これも図書館で借りました。

時々読むエッセイのなかで、ランニングのことが語られていましたが、まさかここまで本格的に行っているとは思いませんでした。

最近では、トライアスロンまでやっているとか。過去には100キロウルトラマラソンまで走っていたとは驚きです。

この本は、村上春樹のマラソン人生だけではなく、小説家としての心構えまで余す所なく書かれています。


真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない。それが僕のテーゼであす。

健康なる物と不健康なる物は決して対極に位置しているわけではない。対立しているわけでもない。それらはお互い補完し、ある場合にはお互いを自然に含み合うことができるものなのだ。



この文章を読んだ時、ちょっとした衝撃がありました。
私もまた、身体を鍛える人→体育会系→脳が筋肉で出来ている→単純・馬鹿(言葉が悪くてすいません)
と言う図式を素直に信じて来たからです。



しかし、ランニングに対する真摯な取り組み方などは、小説に対する真摯な取り組み方と同じで相通じる所があると思わずにはいられませんでした。


要するに芸術行為とは、そもそも成り立ちからして、不健全な、反社会的要素を内包したものなのだ。

しかし僕は思うのだが、息長く職業的に小説を書き続けようと望むなら、我々はそのような危険な(ある場合には命取りにもなる)体内の毒素に対抗できる、事前の免疫システムを作り上げなくてはならない。

そして自己免疫システムを作り上げ、長期にわたって維持していくには、生半可ではないエネルギーが必要になる。

そして我々の基礎体力の他に、そのエネルギーを求める場所が存在するだろうか?



また村上春樹自身の老化もランニングを通してひしひしと伝わってくるようです。

考えてみれば、老化現象ぐらい身体的にはっきりとわかるものはありませんよね。

特にマラソンはタイムという数字ではっきり表されるものなので、誤魔化しがきかないのです。

それもまた受け入れた上で、それでも走り続けるのです。


「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)」

前書き部分で出てきた言葉ですが、まさしくマラソンを走る人の心の声を表していると思いました。


ちなみに私の父親は、大昔に実業団でマラソンを走っていたのです。

私は全くマラソンはやりませんが、いつか走ろうと思う日が来るかもしれないし、来ないかもしれないけど、
この本には、何か心にひっかかるものがありました。