まずお母さんがカレーを仏壇にお供えするシーンで泣いて秘密基地での花火でボロ泣きして、そんなだから当然ラストでどうしようもないほど大泣き。
それは何度も見ても同じなのに……
この実写版では全然泣かなかったなぁ。
ぼくはもうそれなりの年齢で社会にも長らくいるので、なんでも実写化するのは反対!と唱えたりはできません。
商売を考えるとそういう企画もでてくるのは当然だと思えるのですよ。
だから出来がよければちゃんと評価するつもりでもあります。
でも、これは……ないわー
どうせ端折っていかなければならないんだから、説明不足と言われようがワケワカメと書き込まれようが後半だけで映像化したほうがよかったんじゃない?
いっそめんまが映っていなくてじんたんの一人芝居にしてしまっても良かったかもしれない。
ときどきめんまのワンピースの裾がちらりと映るとか、長い髪がさっと画面を横切るだけとか。
まぁこうして”俺ならこうする”ってみんなそれぞれ考えるから今度こそは!って実写化の後が立たないんだろうね。
とりあえず火野正平さんはカッケー。
そして全国でも珍しい西武正丸トンネル信号場をアニメ同様で演出に活かしていることは評価します。
OPEDが「青い栞」「secret base 〜君がくれたもの〜」で、エピローグでも「青い栞」をかけたのはよかった。
でも、その3点だけだったな。
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私もあの花は12周は見たしDVDのコメンタリーも見てそれなりに
作品を理解しているつもりです。成功か失敗かと言えば失敗ですね。
時間の問題でダイジェストな感じでアニメ見た人の反感を買わないような作りで、
アニメ見ていないひとかすれば意味わからないとおもいます。
要所要所は押さえているけど、そこにいきつくプロセスは皆無だし、
アニメと合わせたセリフや演出も、いゃそりゃ違うよ・・・と思う事も多かったです。
それを書くとくどくなるので書きませんがw
でもOP・ED・挿入歌は良かったですね。
どんな3次元俳優さんも、
2次元キャラの可愛さと声優さんには
敵わないのでは……とか、アニメ大好きの
自分は思ってしまいました(汗)。
ロケ日が好天だったようで、
秩父の街や橋がとても奇麗だなあとは
思いましたです。
多分監督や脚本もこれ2時間ちょい枠でどーしろって言うんだよって悩んだのでしょうね。
これはフジテレビや代理店など上が出した企画自体に無理があったということなんでしょう。
>るるぶ。さま
一番不満を感じたのがゆきあつの扱いでした。
女装がエスカレートしていく過程が全く描かれてい無くタダの変態ですよね、あれじゃ。
めんまの親父さんに土下座するエピも無ければ打ち上げ時の「やめさせない」も無い。
結局打ち上げに向けてみんなが団結してつように見えた時でさえもゆきあつは恨み妬みを抱いたままで、だからこそ最後の夜で初めて「じんたん」と呼んだことにグッとくるわけじゃないですか。
今回のドラマでは結構前から「じんたん」って呼んでいましたよね。
安っぽくなるか奥行きがでるかの一番の重要人物だと思うんですよ、ゆきあつが。
そしてゆきあつがイマイチなのでそのとばっちりでつるこも空気になってしまうと……
いくらめんまのお母さんも救済しなければならないからってゆきあつに代わりあなる・つるこが両親に頭を下げたいきさつもあの展開では謎だし。
>田村さま
こういうことを言うと「やっぱオタきもいわー」ってことになってしまうかもしれませんが……
”人間ってブッサイクやなー”と思っちゃうわけですよ。
ラストシーンでも妙に顔が紅潮しているとか涙が鼻水みたいとか……
それがリアルな熱演となるのでしょうがやっぱりファンタジーには合わないかなと思っちゃいます。
めんまも妙に存在感や肉感がありすぎて、アニメ内ではクヲーター設定で銀髪にしてまで存在があやふやなビジュアルにしたのに、なんか「なぜみんなには見えていないの?」といった感じでした。
やっぱり最後の光に溶けていく感はアニメならではの表現ですよね。
もしあれを実写でやると低予算で作った新興宗教啓発ビデオのワンシーンみたいになっちゃうかも。
でも、確かに背景はよかったですね。
未だ巡礼が叶わなくグーグルストリートビューでのバーチャル巡礼程度にぼくでもわーっっとなるのだから、実際に何度も行かれている方ならその思いも格別なんでようね。
まぁがんばった点も無くはない(めんまの役者さん自体はかわいいし(誰なのかは知らない))ので20点といったところでしょうか。
あ、でも追試はしなくていいよ。
まるで新しいオタ用語みたい