麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第546回)

2016-12-25 18:48:51 | Weblog
12月25日

創作 のようなもの の 続きを書くつもりでしたが、めしを食うことに関わる用事ができて、机に向かえません。待ってくれている方、すみません。たぶん、いないと思いますが。

9年前、短編集を50部だけそこで作った、岩波ブックセンターが倒産しました。突然、まったく知らない弁護士の方から宅配便がきて、かなりびっくりしましたが、中身は売れ残りの私の本と今回の倒産について書かれた手紙。その方の所属する事務所が今後債権者に対応するとのことです。もちろん、私には貸しているものなどないし、それどころかわりと安い料金で本を作っていただいて感謝しています。そんなことより、ただの客として、神保町に行くときは必ず立ち寄っていたあの角の店がもうやっていないと思うだけで、とてもさびしいです。またひとつ終わった、という感じです。

あと3日だけ働けば、とりあえず一週間ぐらいは仕事のことはなにも考えずにすむ。それだけ。それだけが救いです。
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