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スペイン王カルロス4世王女 マリア・イサベル

2016-12-22 21:39:19 | スペイン王妃・王女
天然キャラで人気者
カルロス4世王女 マリア・イサベル・デ・ボルボン
両シチリア王フランチェスコ1世妃/バルツォ伯フランチェスコ夫人


1789〜1848/在位 1825〜1830

マリア・イサベルは、カルロス4世とマリア・ルイサ・デ・パルマの五女です、が
実はマニュエル・ゴドイの娘らしい… と言われています。

13歳の時に、12歳年上のパルマ公子フランチェスコと結婚しました。
フランチェスコは再婚で、最初の妃はマリア・クレメンティーナです。
彼女のお母さまは、カルロス3世王女マリア・ルイサでした。
     
さ! エピソードが多いのではしょっていきますよ!!

結婚から4年後にナポレオンのイタリア半島侵攻があって、王一家はパレルモでの
逃亡暮らしを余儀なくされますが、お姉様のマリア・ルイサと違って
政治に興味も野望もないマリア・イサベルは、フランチェスコと幸せに暮らしてました。
お子様も13人とこだくさんです。

マリア・イサベルは、カルロス4世の、地味目な顔立ち四姉妹の中では
比較的整った顔立ちだったそうですが、幼く見えるせいで
結婚当時パルマではあまり良い印象を持たれませんでした。
でも、性格が良くて従順で、姑のマリア・カロリーナとは正反対、ってことで
徐々に人気を得ていきます。

相次ぐ出産のせいで、マリア・イサベルは徐々に太っちゃったらしい…
ちょっとおマヌケで、お人好しで子供好き… 下町の近所のおばさんみたいですね。
劇場と舞踏会と祝典が大好き!という無邪気な人で、結果的に夫より人気者に。

1925年に、フランチェスコが両シチリア王になります。
マリア・イサベルは王妃になっても、子育てに大忙しで政治どころじゃなく
ただ王の隣にいるだけで、なんら政治的な役割は果たしませんでしたが
優しい物腰と寛容な性格で、相変わらず人々から好かれていました。

1830年、王女マリア・クリスティーナと、スペイン王フェルナンド7世の結婚で
里帰りをしましたが、パルマに戻ってからしばらくしてフランチェスコ1世が亡くなります。

さ、皆さーん! ここからがマリア・イサベルならではのエピソードですよ!!

マリア・イサベルは、息子のフェルディナンド2世が即位してからも
母后としてシチリア宮廷に残りましたが、人気者のままでした。
息子も母親に敬意を払い、大切にしてくれました。

しかし、未亡人になった時、マリア・イサベルは41歳。
若くてハンサムな高官に弱くて、フラフラ恋人を作っちゃったらしいのね。
既婚のオーストリア士官と激しい恋に落ち、2年後に士官の妻が死亡すると
結婚しようとしたりしますが、これは相手の強欲によって叶いませんでした。

でもやっぱり独りは寂しい… というわけで、マリア・イサベルはフェルディナンド2世に
「結婚させて!」と願い出ました。
母親の行いに頭を悩ませていたフェルディナンド2世は、この願い出を承諾し
結婚にふさわしそうな貴族のリストを作成して、母親に手渡しました。

マリア・イサベルは、リストからバルゴ伯フランチェスコを選び、1839年に再婚しました。
この旦那さん、若かったらしいよ。
いくら王家の仲間入りができるといっても、選ばれて嬉しかったんだろうか?
当時なら、家柄アップができて、家族も大喜び!でよかったのかもね。

けっこう顰蹙を買いそうな再婚だったのですが、マリア・イサベルは、親しみやすさと
貧しい人たちへの優しさから、1848年に亡くなるまで、人気者のままだったそうです。
キャラクターって大事ですよね!!

どの国も王制自体がユラユラしてて、国の存続も危ういと右往左往してる時期に
けっこう楽しく人生を送れた女性なんじゃないでしょうか?
政治的野心があったら、きっと気が休まらなかったのではないかと思いますが
無欲だったことが彼女の幸せな人生を招いたのかもしれません。

              
             お嫁入りのころでしょうか? かわいいですね

お子様のうち、王女ルチアは、マリア・イザベルの弟カディス公フランシスコと結婚
マリア・クリスティーナは(上記のように)兄のフェルナンド7世妃に
マリア・アントニアはトスカーナ大公レオポルト2世妃になっています。
娘さんたちはけっこう激動の人生を送ってますね。

(参考文献 Wikipedia英語版)

ひとことアイドルコーナー
わたしはSMAPファンじゃないんだけど、このあいだのSMAP×SMAP見てたら泣けてきちゃった
タモリと楽しそうに会話してても、椎名林檎と歌ってても、本当にラストなのか… と思うと涙が出ちゃって…
私でさえそうなのだから、ファンの皆さんは本当に寂しく哀しいですよね?
31日に奇跡がおきないかと、微力ながら祈っております。


   
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