まりっぺのお気楽読書

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イングランド王ヘンリー7世妃 エリザベス

2008-10-24 22:35:14 | イングランド王妃・王女
英国王室女性随一のサラブレッド
ヘンリー7世妃 エリザベス・オブ・ヨーク


1465~1503/在位 1486~1503

テューダー王家初の王ヘンリー7世の妃エリザベスは
英国王室の女性の中でただ一人、イングランド王の娘であり、姉妹であり、姪であり
妻であり、母であった女性  セレブ中のセレブです。

         

そんな畏れ多い身分の彼女ですが、父王は戦いにあけくれ
父王の死後は教会の庇護を受け、弟のエドワード5世とヨーク公を
頼みの綱の叔父に殺され、その叔父も戦死してしまい
母親の生家に力は無く、明日はどうなるか(ってことは無いと思うけど)という
なんとも穏やかでない日々を送りました。

エリザベスは5歳の時にノーサンバランド伯の息子と婚約しましたが
相手方が寝返ったために破談に、次いでフランス皇太子シャルルと縁談がありましたが
父王ルイ11世が同意せずうまくいきませんでした。
自分の意志でないとはいえ、縁談がうまくいかないってへこむでしょうね?
(でも、じいさまの王様の後妻とかだったらダメになって嬉しいかも・・・

ヘンリー7世との結婚は、王の母マーガレット・ボーフォートが強く望んで実現したもので
王位の正当性を強固にするため、そしてヨーク家の蜂起を防ぐための結婚でした。
ヘンリー7世はナポリ王女との結婚を考えていましたが母親に押し切られてしまったようです。

       

確かに家系図でみると、ヘンリー7世の王位の根拠は希薄ですね。
せいぜい母方を遡っていけばエドワード3世(ジョン・オブ・ゴーントの父)に
いきつくぐらいです。

ヘンリー7世は、年代記作家を総動員して、リチャード3世を極悪非道で醜く
逆に自分を美化して書かせたという説があります。
また、自分の王位を脅かす者を極端に怖れ、ヨーク家の末裔たちを処分し
エリザベスの母エリザベス・ウッドヴィルも権利を剥奪され隠居させられます。

自分と血のつながりがある人々を次々と奪っていった男性と結婚して
エリザベスは幸せだったんでしょうか?
ところが、なんだか二人はとても仲睦まじかったらしいです
戦国の世は不可解ですなぁ・・・

しかしその幸せも長くは続かず、エリザベスは7人目の子供の出産で命を落とします。
38歳で結婚17年目のことでした。
その前年長男アーサーが急死してしまったことがひびいたようです。

ヘンリー7世は新設したチャペルにエリザベスを埋葬し、再婚もせず
死後は王妃の側に埋葬されました。
政略結婚も悪いことばかりじゃないのかもね

(参考文献 森譲氏『英国王室史話』 Wikipedia英語版)

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