マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

男やもめの料理・・・『イワシの煮付け』 そして 『長老は、非難される点がなく、不従順であってはなりません。』

2016-11-07 19:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。

獲りたて。新鮮。愛媛産。  『本日の特売 広告の品 真いわし』


                                       8匹入り88円也。 

    友人の、奥様を今春に亡くされた、男やもめさん。

    「イワシの安い時は、必ず買います。」
    「病床の妻に、しっかりと教え込まれた『イワシの煮付け』を、作るんです。」
    「何日か分を一緒に煮ます。 でも、造りたてが一番おいしいですね。」


2袋。8匹入り×2袋=16匹。                    88円×2袋=176円也。

   私も、新鮮イワシが安く出た時に、『イワシの煮付け』を作ろう。
   男やもめさんの話を聞いて以来・・・ず~とチャンスを待っていました。
   今日、そのチャンス到来です。


                                   梅干2個と生姜一かけ。

     頭とはらわたを除き、流水で洗って・・・。

     料理が進むにつれて・・・男やもめさんを思っていた。
     友人はどんな気持ちで、奥様伝来料理』を作っておられるのだろう?


きらきらと輝く青魚。栄養満点。  骨も軟らかく、丸ごと食べられます。  おいしい

  皿に盛り付けて頂く時。
  友人は、奥様を偲びながら、一人で召し上がっていらっしゃるのよね。 男やもめさんを思った

   おいしく出来上がった『イワシの煮付け』を、涙を流しながら、頂いた私でした


そして。

今日は11月7日。年間第三十二月曜日。
    『今日の使徒パウロの言葉』

『わたしが指示しておいたように、町ごとに長老をたちを立てて下さい。

長老は、非難される点がなく、一人の妻の夫であり、その子供たちも信者であって、
放蕩を責められたり、不従順であってはなりません。
そうでないと、
健全な教えに従って勧めたり、反対者の主張を論破することもできないでしょう。』
                                         使徒パウロのテトスへの手紙 1章1-9

   使徒パウロの初代教会の頃の長老。
   彼らは、一地方の教会の監督であり、
   なによりも、信者の霊的指導をし、会衆を教える役割があったのでしょう。

   現在の長老。
   いつの時代でも、その人格においても、役割においても、初代教会の頃と同じことでしょう。
   自分の生活を律する人であり、子供にもお人にも信仰を教え導く人でしょう。

     友人の男やもめさんは、料理洗濯掃除を淡々とこなす、心優しい人です。
「今日は、裁縫好きだった妻の裁縫箱をきれいにしました。」 「花好きの妻が遺した花壇の草抜きもしました。」

  人格を尊敬できる人も、私の友人・男やもめさんのように、長老に必要な資格ではないでしょうか?

        『ごく小さな事に忠実な者は、大きなことにも忠実である。
           ごく小さな事に不忠実な者は、大きなことにも不忠実である。』 ルカ福音書 16-10

      おいしく出来上がった『イワシの煮付け』を頂きながら、ふと思ったことでした。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は立冬。 そして 乾燥気味の気候で、風邪を引いている方が多いようです。 いよいよ冬です。お元気で!


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