マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

シルバ-ウイ-ク三日目・・・読書三昧。 『弟子にして下さい』 & 『彼は立ち上がってイエスに従った。』

2015-09-21 22:49:21 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)

          シルバーウイークは『秋三昧』で行こう!
   一日目は『実りの秋』。二日目は『スポーツの秋』。そして 今日は『読書の秋』です。

昨夜ネットで申し込んで・・・
今朝には届きました

 旬の話題本といえば・・・『又吉直樹』。         『火花』
 
私の大好きなNHK番組『100分de名著』・・・今の課題本は太宰治『斜陽』
斜陽の最終回・第四回目に・・・「太宰が大好き!」と言う『又吉直樹』氏がゲスト出演予定。 楽しみです

         『火花』は、 148ページと短めでもあり、純文学ということで読みやすく、一気読みでした。
            ふ~ん。 なるほどね~。 
   確かに、読後は、”忘れることはないだろうな~” と内容について思った次第です。
           

      早速。 芥川賞選者の選考理由について、ネットで調べてみた。
 「どうしても書かざるを得ない切実なものが迫ってくる。欠点も多々あるが、何か強いものを感じて、
    主人公と先輩とのまさに火花がよくかけていた。」
         ふ~ん。 なるほどね~。 『書かざるを得ない切実なもの』 ね~。   

       私は、村上春樹の大ファン、又吉直樹のファンにもなりそうです

そして。
今日は9月21日。     『聖マタイ使徒福音記者 祝日』 
         『マタイの招命』      ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ作品
                 イエスは、机に伏すマタイを指さして 言います。

   『今日の福音・イエスの御言葉』

『イエスは、通りがかりに、マタイという人が徴税所に座っているのを見かけて、
  「わたしに従いなさい」と言われた。 彼は立ち上がってイエスに従った。
     イエスがその家で食事をしておられたときのことである。
徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。』
                               マタイ福音書 9章9&10節  

   マタイは、イエスに招かれた時は、徴税人として仕事をしていました。
イエスは、徴税人(金に汚い面のある仕事人) や罪人と食事をしている席で、マタイに言ったのです。 
       
 「わたしに従いなさい」 と。
  すると・・・マタイは、即座に、仕事を捨てて、『立ち上がってイエスに従った。』 のです。

         こんな出会いが実際にあるだろうか?

マタイとイエスは共に食事をしていたのです。
食事を共にすることは、友情の印。 そして 互いに一気に信頼度を増すことになるのでしょう!!

     マタイは、イエスの人柄を信頼して、即座に立ち上がってイエスに従ったのです。

  又吉直樹の『火花』の主人公と先輩との出会いも、マタイとキリストとの出会いと似ています。

   『主人公がテントの隅で着替えていると、その人は「呑みに行けへんか?」と笑顔で声をかけた。
 
     焼酎を五杯程呑み赤らんだ顔の中で両目が垂れだした頃には、
         どのような話の流れでそうなったのか、
     僕は神谷さん(先輩)「弟子にして下さい」と頭を下げていた。』
   『火花』より。
 
 

     人と人の出会いは、不思議なものです。人生そのものかもしれません。
 人と人との信頼関係は、一飯を共にする時に、多々生まれるのかもしれません
 人と人との出会い・・・これこそが、又吉直樹が『書かざるを得ない切実なもの』だったということでしょうか

    
       マタイとキリスト。 そして  『火花の主人公』と師との出会い。
    二つの出会いは、同様に、後の二人の人生を決定的なものにします。
 マタイは、ヘブライ語(アラム語)で、マタイ福音書を書き記し、東方で福音を宣教します。
        そして
 『火花の主人公』は、先輩の影響を受け、本を読む人となり、文章を書く人となります。

      以上。
      
人との出会い や、本との出会いを大切にしたい。 と改めて思った
                    『シルバーウイーク三日目・読書三昧の一日』でした。

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
皆様のシルバーウイーク三日目はいかがでしたか? 素敵な出会いと感動が明日もありますように!


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