白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

"肺炎との闘い" 美空ひばりを聴く

2017-04-25 16:23:43 | 日記
朝から体が軽く感じられる。偏頭痛の気にならない気持ちのよい朝のスタートである。
朝食を食べ終わると暫くすると午前の点滴だ。近頃は私も点滴慣れして点滴液の落ちるのが遅い時は勝手にチューブに挟まったバルブを開いて調整することを覚えた。
点滴が済むと暇をもて余す。今日はタブレットに取り込んだCDから美空ひばりを聴いている。

「哀愁波止場」が特に私のお気に入りである。「よーるの波止場にヤー」で始まるこの名曲の歌い出しは何度聴いても心に滲み入るね。高音部から低音に歌い下がりながらも美空ひばりは何処かで裏声を使い分けているはずなのに聴き手にそれを感じさせない歌唱力は凄いの一語に尽きる。彼女は声量にはいつも余裕が有るし、声の艶を失わず情感豊かに歌い上げる力はやはり凄い。歌詞の一語一句を丁寧に発音するところなぞ、クラシックオペラの歌唱法そのものだ。きっと彼女は完璧主義で妥協しない性格でもって、美空ひばり節を完成させたと想像する。プロの歌手に上手い人声は大勢いるけど彼女はやはり別格である。

60年位昔、私は京都の鞍馬山の山中で、チャンバラ映画の撮影中の美空ひばりの一行に出会った。その時の美空ひばりは編み笠脚絆姿で太陽が顔を出すのを待っているところだったが、スタッフの「お嬢お嬢」と追従笑いされているのを目の当たりにして私の嫌いな大スターの一人になった。
私のひばり嫌いは彼女の晩年まで続き、彼女の天才ぶりに気づいたのは
恥ずかしながら最近である。

美空ひばりはあれ程の成功を収め、大スターの名を欲しいままにしながら、何時の時代にも不評を買うゴシップがついて回る、言ってみれば不遇な人だったように思う。
あの最後?の名曲「川のながれのように」を出した頃になって、彼女の表情が穏やかになったように私は思う。

私は6回目の検査を受けます。先生は何とおっしゃるだろうか、入院の継続か、退院許可か、連休を前にして私は今から気もそぞろである。


お わ り
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 肺炎との闘い 我 第三ラウ... | トップ | "肺炎との闘い" 一旦退院して »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL