白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

" 猛 暑 " さまざま

2017-07-17 18:07:26 | 旅行

今朝、涼しいと思ったら昨晩クーラー切るのを忘れてた。
今日も暑くなりそうだ、昼を食べてからまたクーラーのスイッチをいれる。

先週娘が来たとき「暑い、暑い、暑くないの」を連呼した。
娘によれば私は暑さに鈍感らしい。
「お父さん、部屋の中でも熱中症になるからね」が娘の口癖、
いつも私の暑さ不感症を心配している。

ベトナム・ホーチミン市で経験した猛烈な湿気を含んだ暑さが忘れられない。
午前中からサウナのようだった。
我々一行は文字どおりタオルが搾れる程の汗をかきかき観光した。
半日でペットボトル3本近く水を飲んだためか、昼には身体中は汗でベトベト、
おまけに一同一様に腹が緩くなって各々がトイレに走ったので、
添乗員をして点呼が取れないと嘆く事態にもなった。

驚いたのがベトナム人の暑さに対する我慢強さ?である。
彼等は我々と同じく猛暑に晒されているのに殆ど汗らしきものをかかないし、
水も余り口にしない。涼しい?顔をしていた。

中国西方の孫悟空で有名な火焔山近くの農村の思い出も忘れられない。

日中は50℃になるということで、
主な観光先は干し葡萄を食べてミイラ窟に入りミイラを見ること。
うんざりするほどミイラを見せられて宿に入る。

夜半、宿の前で話声がするので覗いてみると
裸同然の人達が大きな涼み台に敷き布団を敷き就寝する前のひとときだった。
早速聞いた。「寒くないの?蚊に刺されないか?」
すると答は「雨は降らないし夜露も降りない。湿気は10%以下だから蚊も昆虫もいない」
とまあ、羨ましいような返事。

水はどうしているのと聞いたら地下洞窟に案内してくれた。
そこには遥か遠くの山の雪解け水が地下水脈を伝って奔流となって流れきており、
土地の人は生活に必要な水はこの地下水脈で賄っているとのこと。
地下洞窟に住居を設けて暮らしている人もいた。
10年程前の記憶である。

私は「暑い」「寒い」のどちらを取るの聞かれたらやはり夏が好き。
冬の寒いときの一人住まいは一層寒さが身に染みるから。


お わ り



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