実録深谷混声合唱団員~madamふかこの日々是合唱&ねこ(時にはごはん)

埼玉北西部にふんばる深谷混声合唱団のなんちゃってソプラノmadamふかこが合唱的的生活と日々の雑感をゆるっと綴ります。

庭の千草〜The last rose of summer

2016-10-29 17:43:15 | ミュージック
ふかこですが。

今日は風が強かったものの、
一日中良いお天気でした。

ふかこの庭の菊も、ようやくさきそろってきました。




こんな時期になると思い浮かぶ歌は、
アイルランド民謡、「庭の千草」。

原曲では、 The last rose of summer〜夏の名残のバラ、と訳されてますね。
つまり、日本語に翻案する時に、バラから日本人に馴染み深い菊の花に
移したようです。
高温多湿の日本では、
つるバラは初夏の一時期しか咲かないし、
四季咲きのものも、夏は休んでしまって、
虫やら病気やらで、なかなか難しい花なのですが、
冷涼な気候のイギリスやアイルランドでは、
バラの花は一夏通して咲く、いわば夏を象徴するイメージを持つ花のようです。
それを菊に変えて翻訳したのは、秀逸といえるでしょう。
菊の花は、晩夏から初冬まで、日本の花壇を長く彩ってくれる花ですからね。


さて、この訳詞ですが、バラが菊になっているだけで、
原詩の意味をほぼその通りに表現されているといえています。
夏から秋にかけて咲き誇っていた花々がみな枯れたなかで、
ひっそりと一輪の白菊(赤いバラ)が咲き残っている、初冬の庭。
その光景に、愛する人々に先立たれた孤独な人生を、
それでも凛として生きて行く、
これはやはり、女性でしょうね、
そんな女性の姿を重ね合わせて、作者は感動を覚えている………

毎日新聞社主催の学生音楽コンクールというのがあって、
今は楽器も歌もソロだけの審査になりましたが、
昔は合唱部門もあってね。
ふかこが中学の時、このコンクールに出て、
もう少しで全国決勝に出られるところまでいったのだけれど、
その時の課題曲が、この「庭の千草」でした。
毎日コンクールの課題曲は、いつもこんなシンプルな曲で、
むしろむずかしくかんじられたものでしたよ。
発生の良し悪しや、ハーモニーの質、音程の正確さ、詩の表現、
すべてにおいてごまかしの効かない選曲といえました。
もう、40何年か前の思い出です。
あの頃一緒に歌った仲間たちは、
その後、どんな人生を送っているのでしょう。
庭の花々を眺めながら、ふと、あの頃の、
あの音楽室を、制服の自分を、カデンツの響きに、
想いを馳せるのです………。


それでは、また。
ふかこでした。
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