僕のflexibleフレキシブルな日々

付き合って4年、カナダで同性婚をし家庭的なお嫁さんになってくれるはずが…

エアコン獲得 大作戦

2006-07-30 | 僕の独り言
うちの母はめちゃめちゃ暑がりの人です 真冬以外は、ほとんどの季節で「暑い!ああ~暑い!」を連呼しております。母の言葉を聞いてるだけで、ほんまに暑くなってきます
特に、この季節は30秒に1回は「暑い」を言ってます。もちろんエアコン、ガンガン効いてる部屋でですよ 自宅では、うちわとタオルは手放せない必需品です。 

僕の両親は同じ寝室で寝てますが、北極のような部屋で父は掛け布団にすっぽり包まり、母はシャツとパンツ1枚で寝てます…。

その母の寝室のエアコンが壊れた… 聞いた時は母が壊れるんちゃうかと心配したほど、母にとっては死活問題です

前にも書きましたが、マザコン…いや、お母ちゃん大好き…いや、母想いの僕はこれは一大事とばかりに電器屋へ向かうことにしました

電器屋大好き 自分の物を買うわけではないですが、胸が高鳴ります そして何を隠そう、僕は値引き交渉も結構、いやかなり好きなのです 我が家の電化製品、家具は勿論の事、全て僕が値引き交渉して買いました。しょーもない自慢ですが、表示価格通りに買ったことは、まずありません。さすがに5千円前後の物は値引き交渉しても、引いてくれにくいので言いませんが(でもたまに言います)
そういう所は、関西のおばちゃんの血が流れているのかもしれませんね
ちなみに関東の方ってあんまり値引き交渉しないって本当ですか??
僕の東京のイトコは値引き交渉の話をすると「えぇ~ありえない!」と驚かれました。うちのイトコだけ??それとも全般的にそうなのかなぁ??
また関東の方いらっしゃいましたら、教えてください

とにかく、電化製品や家具、車関係、この辺りは普通に買ったら損とばかりに値引き交渉の鬼になります。前にテレビで中国か香港か忘れましたが、値引きするのを商売にしてる人の取材をしてるのを見ました。買い物客は、その値引き専門の人を雇い、安く買えた分の何パーセントかを報酬として渡すとか…あれを僕も職業にしたいくらいです。

とは言え、この時期のエアコンを値引くのって至難の業。値引きって時期とタイミングが合ってこその産物。
今はあの手、この手で、交渉しても電器店側もエアコンに関しては強気です暑くなりだしたこの時期、ほっといてもエアコンは売れますからねぇ
まずは有名店3店を廻り、目当ての機種を決め、自分の中で幾らになったら買おうと目標金額を設定し、ネットでその製品の値引きの動向などを下調べした上で、各店で最近の売れ筋商品、製品の詳しい利点、不具合点、等を聞きながら店員さんとコミニケーションを図ります。この中で、一番一生懸命な人、又は決裁権の値幅を一番持ってる人を探ります。
そして他店は幾らで提示してるとか、色んな交渉をしながら、最終的に最安値を提示した所に決めるのですが……

あきまへん… 時期が悪すぎます 今回ばかりはどこも思う程下げません
そんな僕の苦労をよそに母は「こんな感じのエアコンで、○畳位の部屋用サイズで、値段は○円まで。もちろん取り付け、引取りのリサイクル料込みの値段でね

鬼母め…勝手な事言いくさりよってぇぇ
自分で買いに行けよぉぉ

しかしやっぱり、マザコンな僕。「暑くてかわいそうやし、何とかせねば!」と気持ちとは裏腹に体は行動します。

こうなれば…土日限定!目玉商品しかない!!

そう決め、早起きし、新聞広告の各電器店の目玉商品をチェック。この時期、エアコンは目玉商品で必ずあるはず…あ!ありました!!
本日限り!!取り付け料込みで何と2万9千円です
しかし、限定1台限り。他店はもう少し高くなるものの、限定5台とか10台…。確立的には5台、10台狙いやけど、安い方が母ちゃん絶対喜ぶし…

ええい!!この1台行くで!狙うで!!

かくして午前中の仕事をさぼり、「真ちゃんはお母ちゃんの為ならよく動くねぇ」と言う妻の言葉を背に、帽子、タオルを手に向かいました。

開店は10時。この時間ならまだ余裕だろうと思う早朝。
しか~し既に並んでます…。大人3人。子供1人。しかもちゃんと折りたたみ椅子持参。
敵は慣れてる様子です「くそぉ~そうか…椅子かぁ」後悔したものの、太陽照りつけるコンクリートに座るなんて、自分からお尻焼きに行くようなもんです。仕方なく立ち続ける事、数時間…。

あ、あ、あ、暑~い!!死ぬ、死ぬぞ、これは…

仕事サボって、こんなとこで熱中症で倒れてたらシャレなりません。滝のような流れる汗とジリジリと音がするような焼き付ける太陽の下、頑張りましたよ!頑張りました

開店30分前、整理券が配られる頃には100人以上の人の列。みんな凄いなぁ…ってわしも凄いやんけ!と一人ツッコミを心でしながら、気を張り、いよいよ開店
「整理券順に5人様づつお入り頂きます」の店員さんの言葉。
5名づつ…僕はちょうど5番目。しかし、前の4人がエアコン狙いなら…

ええ、開店し入場と同時に、エアコンコーナーへ向けて、すごいダッシュで走りましたよ。「自分は世界最速ランナー、しかもドーピングしてて、最強の走りが出来る」自己暗示をかけながらの走りでした。

「に、に2万9千円を…く、くださいぃぃ
かくして、エアコン獲得の勝者には成れたものの、炎天下の中と猛ダッシュで息はあがり、頭はクラクラしてます
「ではこちらにお名前とご住所のご記入のうえ…」店員さんの声も遠くに聞こえました。支払いを済まし、取り付け工事日を決め、一息つき母に戦利品獲得の報告をと電話しました。
「母ちゃ~ん目玉商品ゲットしたよぉぉ」喜び勇み電話すると「あっそうなん。取り付けいつ?えっ?3日後ぉぉ!!??まだ3日も先なん??え~そうなん…はぁ~暑いわぁぁ。ほな切るね、ご苦労さん」

母よ…あなたの子は命をかけてエアコンを買ったのですぞそ、それだけですか…

僕の脳裏に我が母と我が妻がリンクして見えました。

だ、だ誰かぁ…僕をホメてぇぇ… そう思いつつ、真っ赤に日焼けした腕を見ながら「良くやったね真ちゃん!エライぞ、真ちゃん!」自分でホメながら帰りました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おっぱい効果 | トップ | 新婚さんが行く その6~帰国~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

僕の独り言」カテゴリの最新記事