mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

4月15日(金)のつぶやき その2

2016-04-16 04:26:25 | 〈Twitter〉

ここにしてまともにかかる白瀧のすずしきよひの那智山よしも /節


鵜松明天と蘆間と水ぞこに星ぞいざよふ夏の川かな /晶子


鎌倉にわが来て見れば宮も寺も賤の藁屋も梅咲きにけり/子規


流れ星うつくしかりき君とわれくつは虫啼く原にかかりぬ /晶子


おぼつかな夢を見よとも醒めよとも暁に鳴る春の海かな/晶子


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


まつとせし人のためとはながめねどしげる夏草みちもなきまで /定家


たち出でていざ涼まばや夕がほの垣根に月もかかりそめにき /一葉


七月の山の間に日光のあをうよどむに飛ぶつばめあり /牧水


花ちらす春の風こそわりなけれ惜しまばしばし吹きもとまなむ/経信


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


ありふればうれしき瀬にも逢ひけるを身を宇治川に投げてましかば /早蕨


春の日や兵船つづく海原の一方に見るむらさきの島/晶子


咲く花に人はくるひて見かへらぬ山した庵の春のよの月/一葉


かぎりあれば衣ばかりはぬぎかへて心は春を慕ふなりけり /西行


娘子らが袖布留山の瑞垣の久しき時ゆ思ひき我れは /人麻呂


うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとりし思へば/家持


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


七夕の舟路はさしもとをからじなど一年にひとわたりする /俊成


降りそめて幾日になりぬ鈴鹿河やそせもしらぬさみだれの空 /俊成


臥しながら雨戸あけさせ朝日照る上野の森の晴をよろこぶ/子規



最新の画像もっと見る

コメントを投稿