marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(447回目)真理はあなた方を自由にする(『過越の祭』米谷ふみ子を読む)

2017-11-02 07:49:09 | 日記
  永遠の命への脱出と前進 これがこのブログのサブ・テーマ。そして、世界のベストセラーは『聖書』でした。実のところ、その永遠の命への脱出は、この「過越の祭」に大いに関係するものなのです。エジプトで奴隷の状態であったイスラエルの、そしてそれに賛同する多くの人々が自由を求めてモーセに先導されそこから脱出をするのですから・・・・。これが、その永遠の命への脱出に繋がっています。
《旧約聖書、出エジプト記から》
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21:モーセはイスラエルの長老をすべて呼び寄せ、彼らに命じた。
 「さあ、家族ごとに羊を取り、過越の犠牲を屠りなさい。22:そして、一束のヒソプを取り、鉢の中の血に浸し、鴨居と入り口の二本の柱に鉢の中の血を塗りなさい。翌朝までだれも家の入り口から出てはならない。23:主がエジプト人を撃つために巡るとき、鴨居と二本の柱に塗られた血をご覧になって、その入り口を過ぎ越される。滅ぼす者が家に入って、あなたたちを撃つことがないためである。
24:あなたたちはこのことを、あなたと子孫のための定めとして、永遠に守らねばならない。25:また、主が約束されたとおりあなたたちに与えられる土地に入ってとき、この儀式を守らねばならない。26:また、あなたたちの子供が、『この儀式にはどういう意味があるのですか』と尋ねるときは、27:こう答えなさい。「これが主の犠牲の犠牲である。主がエジプト人を撃たれたとき、エジプトにいたイスラエルの人々の家を過越し、我々の家を救われたのである』と。」民はひれ伏して礼拝した。 (旧約聖書、出エジプト記12章21~27節 を読みます。新共同訳 〔p112~〕)
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◆ここでの過越の犠牲が、新約になり神が備えられた独り子イエスになり、地上の信ずるすべての人の永遠の命への犠牲となって十字架に掛けられ血を流された・・・そのように考えられ、それを信じるのがキリスト者ということなのです。「死」が通り過ぎたように、そのイエスを信じた人は、地上での肉体の死は経験するが、霊の体として再び、甦り永遠に生きるのであるということになるのです。
◆「真理はあなたがたを自由にする」このイエスの言葉は、地上の自分自身の自らの力ではいかんともしがたい負の部分のしがらみからも解放され、キリスト・イエスを着ることによって真の本来の自分自身、新しい人間となって、心からの自由になり永遠に生きることを意味しているのです。・・・ Ω