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調布市文化会館たづくり『わくわく特撮ランド 特撮展』開催中!  ~『帝都物語』とマーブリング~

2013年08月12日 | 新着情報
今月3日から始まりました『わくわく特撮ランド 特撮展』、18日まで、「調布市文化会館たづくり」にて開催中です!
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1375357573755/index.html

会場にはウルトラマン、ゴジラ、ガメラから宇宙戦艦ヤマトまで幅広い世代に向けた展示品が並ぶ中、
『帝都物語(1988)』の展示スペースも設けられています。この作品にも特撮技術がふんだんに使用されており、
ミニチュアの力が最大限に発揮された作品の一つです。
作中で使用されたミニチュアの多くは当時弊社で製作を担当しており、非常に関わりの深い作品となりました。

多くの特撮シーンが登場しますが、その中でも印象的なものとしてはまず冒頭の丘のシーンがあります。
鳥居のある丘の上での勝新太郎演じる渋沢栄一と陰陽師の背景に広がる街並みですが、
あれは等身大の丘のセットの向こうに実際にミニチュアセットを組んで撮影されています。
手前から約1/20、1/30、1/50スケールのミニチュアをレイアウトしていき、
丘の淵で縁を切ることで丘の下に暗雲に包まれた東京の町が地平の彼方まで拡がっているように見せています。
使用したミニチュアの数は100軒以上にものぼり、奥の方はベニヤで箱だけ組み、
屋根だけディティールを作りこんで数を稼いでいます。
丘のセットと合わせると18間×12間(約32m×21m)もの奥行きがあり、
当時「東洋一」と言われた東宝の第9スタジオが半分以上が埋まったそうです。
震災後の東京の街並は、そのミニチュアセットをそのまま使用し、
低い建物のみをはずし高い建物はそのままにして石膏ガラを巻くことで、
位置関係を正確に保ったまま荒廃した街並みを表現しています。

その他にも、12階建ての凌雲閣の頭部が地震で崩れるシーンも、
5~6mものミニチュアを少量の火薬と引っ張りにより壊し、当時の実際の地震による壊れ方を忠実に再現しています。

今回弊社は『帝都物語』展示スペースにある「渋沢邸パノラマ 再現ジオラマ」を製作させて頂きました。
本編で登場するこのジオラマも、当時弊社のデザイナーでウルトラマンティガやゼアスなどを手掛けた松原裕志、
平成ゴジラシリーズなどを手掛けた大澤哲三、後に数々の特撮作品を手掛けた二人が担当しており、
大映スタジオにて撮影が行われました。
シンプルな白模型に見えますが、カメラに写る部分は作り込みがなされ、
映像で観たときの模型のバランスが取られています。
渋沢邸での会合の際にパーツ毎に分割されて移動するシーンでは、黒バックにレールを敷き、
人力で引っ張って動かす仕掛けが施されていました。

作中には他にも様々な特撮が行われていますが、ぜひもう一度本編を観た後に展示をご覧頂けたらと思います!

 
<わくわく特撮ランド 特撮展 『帝都物語』展示スペース>


展示の中ではその他にも、エントランスロビーの「ガメラセット」、
展示室奥の「内引きミニチュア撮影ステージ」も担当させて頂きました。
そちらもまたブログにて紹介させて頂きます!

展示はまだまだ開催中です!
期間内には特撮に関する講演や上映会なども催されておりますので、
この機会をぜひお見逃しなく!


広報 井上
http://www.marbling.net/
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各業界情報
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