昨日から体調を崩し仕事が捗らない。朝一で病院へ行き、今日はついに
体調不良で午後の打合せを一本キャンセルした。「今日は一日ゆっくり休
んで明日に備えよう」。そう思ったのもつかの間、午前中から事務所の電
話は鳴りっぱなし…。ポストカードブックの件が今朝の読売新聞朝刊に、
デカデカと出ていたのである。急いで読売新聞のサイトを観ると、福岡版
のトップに記事が（笑）！午後まで対応に追われた。
読売新聞福岡版
この件で取材を受けたのは１１月２７日、もう随分経つので載らないの
かなと思っていた矢先であった。それにしても、さすがに全国紙の威力で
ある。しかも西日本新聞が福岡都市圏版のみだったのに対して、読売は福
岡県版に半７段ほどの大スペース掲載だったことで数時間で５０件以上の
問い合わせがあった。
ＲＫＢラジオからも出演依頼あり。１７日（月）夜の「ホークス歌の応
援団」内の「福岡元気人」コーナーに生出演となった。３０年来のホーク
スファン（自称・笑）の私としては嬉しい限りである。２２時過ぎの出演
だそうだ。この時間に百道へ行くのは、今は会社も組織も代わったＦＭＭ
ｉＭｉを手伝っていた頃以来５年ぶりだ。
ＲＫＢラジオ「ホークス歌の応援団」
体調不良でも仕事は次々に入ってくる。新聞記事の影響で丸善福岡ビル
店のポストカードブック在庫切れ。夕刻に追加納品に向かう。その帰り、
ガンガン頭が痛いのを堪え、身体を温めようと「ブラジレイロ」へ立ち寄
った。いつものクラシックを味わう。
奥さんが嬉しい情報をくれた。先日、私も美術協力をした映画「まぼろ
しの邪馬台国」制作の方々がブラジレイロへ来られたとのこと。昭和３０
年代の福岡・博多の情報を求めてのロケハンである。お店に置いてあった
私が編纂した「冷泉４０年のあゆみ」博多・冷泉の戦後史＋写真集を貸し
たとのこと。私がやりとりをしたのは美術担当だが、縁というのはどこで
も繋がるものである。
昨日、12月12日は私にとって忘れられない日だ。朝からしとしと雨が
降る。昭和60年12月12日、当時私は朝日新聞の新聞奨学生としてデザイ
ンの専門学校へ通っていた。課題の追い込み時期で学生のほとんどは学校
に残り課題を作成する中、私は夕刊配達のために寮へ戻り夕刊の配達に出
掛けた。
博多駅うらの比恵町にある販売店から、私の担当の駅南３～４丁目を巡
り販売店に戻るまで約１時間。戻ってみると人だかりが出来ていて良く見
ると販売店は丸焼け！当時１階が販売店で奥は住み込み、２階が学生寮と
なっていたが、私の隣の部屋が出火元（消し忘れストーブに洗濯物が落ち
た）だった。
当時、販売店から約８０ｍの場所に消防署があったのだが、火の廻りが
早く表通りに面した出火部屋と隣の私の部屋は全焼。廊下を挟んだ他の部
屋は難を逃れた。私の部屋で燃え残ったのは部屋の中央にあったコタツの
上にあったもののみ（笑）。火災は壁つたいに広がるというのを知った。
学校の課題はもちろん、家財道具やペットのインコも丸焼けとなった。
インコは私に一番懐いていた２羽で可哀想なことをした。御笠川の土手に
遺骸を埋めたが、今私はその場所が見えるマンションに住んでいる。燃え
残ったもののひとつに、安全地帯のライブチケットとサザンのＣＤがあっ
た。どちらもコタツの上に放置していて（笑）助かった。
この事件以来、私はとにかく火の元や電気スイッチの消し忘れに異常な
までに敏感となり、一度カギを掛けて出掛けた後でも気になると必ず確認
に戻る。コンセントは全て集中消灯可能にし、主電源は必ず切る。数年前
の正月、実家へ帰省の際にコンセントを抜くのを忘れたことを思い出し、
約１００キロの道のりを戻って確認したことがある（笑）。
今日の写真は、ポストカードブックに未掲載の東中洲入口付近絵葉書。
昭和３１年、映画「まぼろしの邪馬台国」時代設定頃の写真である。
入口右手の「花の関ビル」はこの後、増築し現在に至っているが
この１２月でテナントも全て撤退、取り壊される。すでに屋上の広告は
撤去され上層階のテナントは撤退済み。ついに全盛期の中洲の記憶は
中洲大洋ビル、博多川沿いの川丈旅館だけになる。
ポストカードブックシリーズ解説・通販
アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
人気blogランキングへ
鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
体調不良で午後の打合せを一本キャンセルした。「今日は一日ゆっくり休
んで明日に備えよう」。そう思ったのもつかの間、午前中から事務所の電
話は鳴りっぱなし…。ポストカードブックの件が今朝の読売新聞朝刊に、
デカデカと出ていたのである。急いで読売新聞のサイトを観ると、福岡版
のトップに記事が（笑）！午後まで対応に追われた。
読売新聞福岡版
この件で取材を受けたのは１１月２７日、もう随分経つので載らないの
かなと思っていた矢先であった。それにしても、さすがに全国紙の威力で
ある。しかも西日本新聞が福岡都市圏版のみだったのに対して、読売は福
岡県版に半７段ほどの大スペース掲載だったことで数時間で５０件以上の
問い合わせがあった。
ＲＫＢラジオからも出演依頼あり。１７日（月）夜の「ホークス歌の応
援団」内の「福岡元気人」コーナーに生出演となった。３０年来のホーク
スファン（自称・笑）の私としては嬉しい限りである。２２時過ぎの出演
だそうだ。この時間に百道へ行くのは、今は会社も組織も代わったＦＭＭ
ｉＭｉを手伝っていた頃以来５年ぶりだ。
ＲＫＢラジオ「ホークス歌の応援団」
体調不良でも仕事は次々に入ってくる。新聞記事の影響で丸善福岡ビル
店のポストカードブック在庫切れ。夕刻に追加納品に向かう。その帰り、
ガンガン頭が痛いのを堪え、身体を温めようと「ブラジレイロ」へ立ち寄
った。いつものクラシックを味わう。
奥さんが嬉しい情報をくれた。先日、私も美術協力をした映画「まぼろ
しの邪馬台国」制作の方々がブラジレイロへ来られたとのこと。昭和３０
年代の福岡・博多の情報を求めてのロケハンである。お店に置いてあった
私が編纂した「冷泉４０年のあゆみ」博多・冷泉の戦後史＋写真集を貸し
たとのこと。私がやりとりをしたのは美術担当だが、縁というのはどこで
も繋がるものである。
昨日、12月12日は私にとって忘れられない日だ。朝からしとしと雨が
降る。昭和60年12月12日、当時私は朝日新聞の新聞奨学生としてデザイ
ンの専門学校へ通っていた。課題の追い込み時期で学生のほとんどは学校
に残り課題を作成する中、私は夕刊配達のために寮へ戻り夕刊の配達に出
掛けた。
博多駅うらの比恵町にある販売店から、私の担当の駅南３～４丁目を巡
り販売店に戻るまで約１時間。戻ってみると人だかりが出来ていて良く見
ると販売店は丸焼け！当時１階が販売店で奥は住み込み、２階が学生寮と
なっていたが、私の隣の部屋が出火元（消し忘れストーブに洗濯物が落ち
た）だった。
当時、販売店から約８０ｍの場所に消防署があったのだが、火の廻りが
早く表通りに面した出火部屋と隣の私の部屋は全焼。廊下を挟んだ他の部
屋は難を逃れた。私の部屋で燃え残ったのは部屋の中央にあったコタツの
上にあったもののみ（笑）。火災は壁つたいに広がるというのを知った。
学校の課題はもちろん、家財道具やペットのインコも丸焼けとなった。
インコは私に一番懐いていた２羽で可哀想なことをした。御笠川の土手に
遺骸を埋めたが、今私はその場所が見えるマンションに住んでいる。燃え
残ったもののひとつに、安全地帯のライブチケットとサザンのＣＤがあっ
た。どちらもコタツの上に放置していて（笑）助かった。
この事件以来、私はとにかく火の元や電気スイッチの消し忘れに異常な
までに敏感となり、一度カギを掛けて出掛けた後でも気になると必ず確認
に戻る。コンセントは全て集中消灯可能にし、主電源は必ず切る。数年前
の正月、実家へ帰省の際にコンセントを抜くのを忘れたことを思い出し、
約１００キロの道のりを戻って確認したことがある（笑）。
今日の写真は、ポストカードブックに未掲載の東中洲入口付近絵葉書。
昭和３１年、映画「まぼろしの邪馬台国」時代設定頃の写真である。
入口右手の「花の関ビル」はこの後、増築し現在に至っているが
この１２月でテナントも全て撤退、取り壊される。すでに屋上の広告は
撤去され上層階のテナントは撤退済み。ついに全盛期の中洲の記憶は
中洲大洋ビル、博多川沿いの川丈旅館だけになる。
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