記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

奈良ドリームランドの絵葉書

2013年04月01日 20時58分03秒 | 福博まちの記憶
モノレールの絵葉書を探してて、このシリーズを思い出しました。 けっきょく一度も行くことなく閉園した奈良ドリームランドの絵葉書セットから。ディズニー社と福岡との縁の調査に端を発し、1961(昭和36)年の開園時のウォルト・ディズニー、ディズニーランドのエピソードに興味を持ち調べたら、当時の読売新聞などに読売や日テレも絡んで支援する記事も見つけました。結局ディズニーとモメて中途半端な施設のまま開園、 . . . 本文を読む

東京モノレールと東京タワー

2013年04月01日 20時52分47秒 | 昭和の観光学
体系的に集めている絵葉書は福岡だけではありません。これは1960年代の東京の絵葉書セットから「東京タワーと東京モノレール」。同じ組合せモチーフの絵葉書は30種を超えるので、当時の東京の風景の象徴だったんでしょうね。登場時の白・青塗装から、赤白塗装車両の時代も永かったんですね。この時代の絵葉書はお土産の最右翼品だったからか、小型版から大判まで多彩な大きさで絵葉書フォルダーに入らず、整理に苦心します。 . . . 本文を読む

昭和40年代の渡辺通り

2013年04月01日 17時47分52秒 | 福博まちの記憶
前回、昭和36年以降に天神の発展の中心が渡辺通りに移ると言いましたが、この昭和43(1968)年頃の渡辺通りの絵葉書がもっとも判りやすいと思います。福岡駅の高架駅、福岡バスセンター、西鉄名店街、そして福岡ビルが揃い、渡辺通りの正面奥の橋口町には松屋ビル(のちマツヤレディースに建替え、現・ミーナ天神)が見えます。岩田屋の屋上遊園地には観覧車、そして渡辺通りには懐かしい塗装の西鉄の路線バスと路面電車。 . . . 本文を読む

明治通りの景観変化1957年

2013年04月01日 17時36分16秒 | 福博まちの記憶
岩田屋屋上から明治通り中洲方面を望む絵葉書の定点観察。4枚目は福岡ビルの開発計画が決まる直前、昭和32(1957)年頃の絵葉書。小さな時計台のあった三菱銀行ビル、天神地区の高層ビルラッシュの口火を切った西日本ビルが見えます。 実は昭和35年以降、福岡ビル建設が進むと見通しが悪くなり、同年開業し当時の天神の最新スポットである「天神ビル屋上展望台」から中洲方面を望む構図へと切り替わり、岩田屋屋上から . . . 本文を読む

明治通りの景観変化1953年

2013年04月01日 17時26分24秒 | 福博まちの記憶
岩田屋屋上から明治通り中洲方面を望む定点観察の絵葉書。3枚目は戦時統制が撤廃されてビル建設ラッシュが始まる直前の昭和28(1953)年頃。戦災後、天神地区も含めて福岡市では復興計画の中で道路拡幅などで立ち退きの条件に別の土地を「換地」として貰うことも多々ありました。同様に所有者が判らない土地を引き受ける地主も多くいました。 天神地区の例でいえば、現在「木村屋ビル」が建っている場所にはパンで知られ . . . 本文を読む

明治通りの景観変化1950年

2013年04月01日 17時22分36秒 | 福博まちの記憶
岩田屋屋上から明治通り中洲方面を望む絵葉書の定点観察。2枚目は占領下で戦災から復興がようやく本格的に動き出した昭和25(1950)年頃の絵葉書。焼け残った建物の中に建て替えも観られます。   昭和レトロな福博風景満載!フォトブックシリーズ 北島寛「街角の記憶~昭和30年代の福岡・博多」 アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス 美しき九州~「大正広重」吉田初三郎 . . . 本文を読む

明治通りの景観変化1937年

2013年04月01日 17時18分30秒 | 福博まちの記憶
昭和11(1936)年秋、天神交差点に岩田屋百貨店(現・福岡パルコ)ビルが出来て以降、昭和34(1959)年まで福博の絵葉書セットには岩田屋屋上から明治通り中洲方面を望む構図写真が多く含まれてました。1枚目は昭和12年頃の岩田屋屋上からの光景。この時期の商業の中心はまだ博多部(博多五町)、九鉄マーケットや松屋百貨店、そして岩田屋と続々進出し天神地区の商業集積がようやく始まった頃。 昭和レトロな福 . . . 本文を読む