庭でかまびすしいほどに
咲いていたホトトギス。
犬が住むようになり
踏まれてその数が減り
仔犬が生まれ育ち
さらに踏まれて
ついぞ声を聞かなくなった
ホトトギス。
代わりに聞こえてくる
母犬の声や
仔犬のキーキーという声。
実家の庭に
移植していたものが
想い出させてくれた
在りし日の庭の面影。
ホトトギス〈ユリ科〉
咲いていたホトトギス。
犬が住むようになり
踏まれてその数が減り
仔犬が生まれ育ち
さらに踏まれて
ついぞ声を聞かなくなった
ホトトギス。
代わりに聞こえてくる
母犬の声や
仔犬のキーキーという声。
実家の庭に
移植していたものが
想い出させてくれた
在りし日の庭の面影。
ホトトギス〈ユリ科〉