今日、5月15日は韓国では「ススンエナル（先生の日）」といって、先生に感謝の思いを表す日です。そんな日を前に心痛いニュースが耳に入って来ました。
スケートとは関連ない話ですが、昨晩のTVニュースで報道されたニュースを紹介したいと思います。
【生徒を救って2つの足を失った】
5／14 韓国SBSニュースから
ソースはこちら。ニュース動画が見れると思います。
1週間が経とうとするのに教師は目を覚まさずにいます。
29歳の国語教師のチャン・リリさんは黒龍江省ジャムス市の中学校で3年生を受け持っています。
ところが、去る8日の夕方8時40分頃、授業を終え、学校を出たチャンさんと学生たちの前にブレーキが故障した通学バスが突進して来ました。
チャンさんは急いで学生二人を押し出しましたが、チャンさん自身は避ける事が出来ませんでした。
同僚教師「学生一人は身体で押し出し、一人は腕で押したんですが、先生は車に轢かれました」
足はもちろんのこと、脊髄と骨盤の骨まで骨折したチャンさんは2つの足を切断する手術を受けて、未だに意識を取り戻す事が出来ずにいます。
生徒「先生が健康で幸せでいられればいいです。強く乗り越えられる事を願っています」
結婚2年目のチャンさんは教師の仕事が好きで、子供を持つ事も先延ばしにして、給料から困難な生徒たちを助けてきた事が知られて、周囲をさらに残念にさせています。
病院では生徒たちだけでなく、チャンさんを応援しようとする人たちの足が途絶えません。
日本でも記事になってました。
身を挺して生徒を守った女性教師、重傷で危険な状態続く＝黒龍江 2012/05/14(月) 11:48:00 [サーチナ]
このニュースを目にしながら、涙が出て仕方なかったです。
こんな事がこの世の中に起きていいのかと天に訴えたいような思いです。
助けてもらった生徒さんの気持ち、チャン先生の旦那さんのお気持ちを思うと何ともやるせなくなります。
チャン先生、尊いということはどういうことかを教えて頂きました。
一日も早く意識を取り戻され、回復されるようにと願ってやみません・・・
byサラン
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