【英軍事情報会社「ジェーンズ」、北朝鮮による3回目の核実験の兆候があると発表】
http://takagi-yoshiaki.net/2012.html
7月 2nd, 2011 | Author: 高木 よしあき氏、ブログ転載
【英軍事情報会社「ジェーンズ」、北朝鮮による
3回目の核実験の兆候があると発表】
2011年6月30日 FNNより
イギリスの軍事情報会社「ジェーンズ」は、北朝鮮による
3回目の核実験の兆候があると発表した。
これは、6月10日に撮影された北朝鮮北東部の
豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の衛星写真から
明らかになったもの。
写真では、2010年10月に比べ、実験場の西側の
掘削範囲が25~30%拡大しており、核実験のための
トンネルが掘られている可能性があると指摘している。
また、東側でも掘削範囲が拡大しているほか、新しい
3棟の建物の建設が確認されたとしている。
北朝鮮は、2006年と2009年にもこの場所で核実験を
行っていて、ジェーンズは「北朝鮮が3度目となる
地下核実験を準備している兆候がある」としている。
【北朝鮮が韓国に軍事的報復を警告、3回目の
核実験の可能性も】2011年6月30日 ロイターより
北朝鮮は29日、韓国軍が北朝鮮の金正日総書記や
同国軍を中傷するスローガンを掲げたとし、軍事的な
報復を行うと警告した。朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
KCNAによると、政府報道官は「北朝鮮は報復的な
聖戦を通じ、反逆者らを一掃する」と発言した。
韓国と米国は、北朝鮮が交渉で譲歩を引き出そうと
する挑発行為を今後も続け、核開発またはミサイル発射
などに発展する可能性もあるとみている。
韓国外交当局のLee Sang-hyun氏は、ロイターに対し
「北朝鮮は、食糧問題や米朝協議、安定した権力継承の
問題など、3回目となる核実験を行うに十分な動機がある」
と指摘した。
北朝鮮は今月、韓国の李明博大統領とは対話を行わない
方針を発表している。
引用、以上。
北朝鮮が3回目の核実験を行う最も大きな動機は、
金日成元国家主席の生誕100周年に当たる2012年に
「強盛大国の大門を開く」としたスローガンに起因します。
金正日政権が主唱している「強盛大国」とは、核と
ミサイルで武装した「軍事強国」を意味します。
特に、3回目の核実験は3代世襲の完成に向けて、
後継者の金正恩氏の業績とされるものと見られています。
そのため、2012年までに、3回目の核実験を成功裏に
終わらせることが、北朝鮮政権にとっての喫緊の課題と
なっています。
金正日は「2012年強盛大国の門を開く」と公約し、
「その時が来れば空腹も解決し、豊かな強国になる」と
いう希望を国民に与え、不満を抱く国民をなだめて
きました。
しかし、2012年になっても、
北朝鮮が経済的に豊になる見込みは皆無なため、
北朝鮮は「軍事強国」としてのアピールを国内外に
対して積極的に示そうするはずです。
ストレス発散の方法、もしよかったら参考にしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=r5McGB552Dc
お役に立てなかったら申し訳ないです。