平成19年8月25日。
ついに 309万葉故地の踏破を終えた。
やっと終えたとの思いである。
ゆっくりと近づいてくる達成感。
「気分は 凱風快晴」というところか。
最後が能登、机の島と珠洲の海というのも印象的だ。
「机の島」は
犬養先生が高田薬師寺管長と黛敏郎氏と渡島された折
その前に亡くされた奥様との渡島を思い出されて号泣された島である。
一時のブームは忘れ去られ 桟橋も朽ち果てていた。
先生の「かしまねの しただみ」の歌碑が 西面し 熊木のやらに臨んでいた。
「珠洲の海」は
苫葺きの船小屋がある前世紀の面影そのものの風景が写っている。
このような風景は望むべくもない との覚悟と 一縷の望みと
を抱いての紀行前夜。
「苫」葺きではなかったが らしき「苫家」はあった。
わびしさの心に沁みる最終紀行であった。
旅のつれづれを思い起こしながらの資料整理に移る。
犬養先生の威徳を偲びえたかどうかを反芻しつつ・・・。
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