国際テロ組織・アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディンがパキスタン国内の隠れ家でアメ
リカの特殊部隊によって殺害され、水葬にされたというショッキングなニュースは記憶に新しい
ところです。
なぜ殺害してしまったのか、拘束して裁判を受けさせることはできなかったのか等との論評も
賑やかなようです。
私にはそのことについて、あれこれ言えるほどの知識もなく、コメントするつもりはありませんが、
この一件を見て一つだけ知りたいと思っていることがあります。
今回の襲撃模様は、遠くアメリカ本土の大統領の下までその様子がLIVE中継されていました。
現役時代、電波を扱う無線技術者として活動していた私には、この中継が間違いなく無線通
信技術が活用されていたことに思いを致し、その仕組みに興味があるのです。
特殊部隊員が携行するカメラで撮影した映像がオバマ大統領の目に届くまでの仕組みを是非
知りたいものと思っていますが、一方では、多分高度な軍事秘密などを盾に公表されることなど
あり得ないこととは思いながらもアメリカという大国の持っている力と技術の大きさを改めて認識
する出来事だったという印象をもっています。