値下げの春

有史以来の大不況・新聞には「ベア０、定昇凍結、春闘・総崩れ」と見出しが躍っています。

消費者の財布のひもは固く、巣ごもり状態が更に進んでいるようです。

そんな状況の中、何とかお客を集め、売上を伸ばしたいと考えるのは当然のことで、スーパー
業界や家電量販店などは大幅値下げを謳い文句に賑やかです。

私の好きなゴルフも絶好のシーズンになってきましたが、バブル時代には到底考えもしなかった
お客集めに四苦八苦のようで、たった1回行っただけのゴルフ場をはじめとしてお得プレー案内
なるハガキやＦＡＸやメールなどが頻繁に送られてきます。

中には、プレー費よりも付いてくるサービス品の方が高くつくようなメニューもあり人ごとながら
大丈夫なのかと心配さえしてしまうようなものもあります。

いずれも可処分所得が減っている庶民にとっては嬉しいことですが、世の中全体の経済の
仕組みを考えた時、行きつく先はどうなるのか心配な面もその裏側には存在していることを考え
ておかないといけないと思っている今日この頃です。