萬連の「悠々去来に生きる」(50歳台女性の生き方)

お遍路や旅をはじめ日常生活で出会った心がほっこりする風景を写真で紹介します。

2015年母の看取り日記(20)

2017-04-06 07:06:20 | 介護・看取り回想
二年前の今日母が亡くなりました。(大正13年生まれ、行年92歳)

一昨年に母を看取るまでの数週間書き綴った日記を少しずつ公開しています。(Facebookで公開したものです)

End of Life: 母との時間(17) 2015年4月6日記

母は本日午後0時40分に逝去しました。満91歳でした。

昨晩もずっとせん妄と不随意運動が激しかった母ですが今朝方からはその症状は落ち着いたものの、頻脈がますます激しくなり血圧や酸素飽和度が少しずつ落ちて行きました。下肢にはチアノーゼが出てきました。

午前9:30から今日の訪問看護。終わった後、今夕から明日朝くらいでしょうと言われました。

連泊なので午前中に一度お風呂に入りに帰っても大丈夫と言われたので、一度施設を後にしたのですが、タクシーがつかまらない。。。何かが引き止めている感じがあり、帰宅をやめてコンビニで買い物をして20分程度でホームに帰ったのでした。

母を見て夕方までもたないのではないかと瞬時に察して、母の枕元に添い寝するように寄り添いました。呼吸が少しずつ浅くなっていき、末端が徐々に徐々に冷たくなって行きました。

あぁもう近いんだ。。。と思うと涙が止まりません。耳元で母への感謝、母の娘に生まれてこれた感謝、そして父が迎えに来てくれている感覚があったので父に迎えに来てくれてありがとうと囁きました。

手首で脈が触れなくなり、そして呼吸が止まりました。施設のスタッフさんが見守ってくださる中、安らかに息をひきとりました。

16年前、父もほぼ同時刻に自宅で亡くなりました。自宅で介護していたのに、ごく30分ほど母と台所で昼食を取っている間に一人で逝ってしまいました。終末期の事を何も指導を受けないまま知識がなかったこともあり、最期を看取ることができなかった事をずっと悔やんできました。16年の歳月を経て父も母と一緒に看取る事が出来たと思います。ずっと抱えてきた想いが遂げられ完結したと思いました。感涙しました。

最期は微笑んでいるような安らかな顔でした。胃瘻も経管栄養もせずに、点滴にも頼らなかったので口腔内も痰もなくとても綺麗で、四肢も浮腫は一切ないとても綺麗な身体で自然に枯れるように最期を迎えることができました。死亡診断書を書きに来てくださった往診クリニックの先生も、なかなかこのような綺麗な身体で最期を迎えられるのは珍しいと言ってくださいました。うれしかったです。

訪問看護の方が再度来てくださって、ホームのスタッフさんと一緒にエンジェルケアをしてくださいました。母の旅立ちはやはり着物です。うす化粧した母は父に会えてとても嬉しいのでしょうね。とっても綺麗で可愛い笑みをたたえています。

ホームからの旅立ちは敢えて顔を覆い隠さずに表玄関に運んでいただきました。日本では顔を隠して裏ドアから出る場合が多いようですが北米医療ツアーの仕事で何度も老人ホームやホスピスで亡くなった方がをそのまま顔を隠さず表玄関からごく普通に運び出しているのを見てきました。施設に事前に了解をいただいて実行出来たことを嬉しくおもっています。

終末期の方針を自分の意志を母のために貫けて本当に良かったです。何も悔いの残らない最高な看取りができました。

看取りの準備が必要だと余命の事を話してくださり、看取り準備の指導をくださった往診クリニックの先生、看取りの過程を支えてくださった施設のスタッフの皆さん、そして父が引き合わせてくれたと思っている訪問看護の皆さん、わずか2回とエンジェルケアだけでしたがこのご縁が間に合ってよかった!!!関係者の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

そして記事を読んで応援してくれたFBフレンドの皆さん、心強かったです。本当にありがとうございました。

エンジェルケアが終わったころ、従姉妹が駆けつけてくれました。本当ににうれしかった!!!トヨちゃん、ありがとう(^○^)母を乗せた車は2日に通った祇園界隈を再度経由して葬祭会場へ。母の弟(叔父)や従兄弟も駆けつけてくれました。

今晩は母の隣で眠ります。母もまるで眠っているようです。。。

明日が友引なので、明日通夜、明後日8日葬儀です。
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