まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

番外編 旅の恥は・・・

2017-07-02 08:49:19 | 旅行

北海道ガーデンツアー1日目、9時の飛行機から始まりバスに揺られゆられてホテル到着は19時。
もういい加減疲れていたのね。



夕食までにちょっと外に出ようと思って外への階段下りたら、いや降りようとしたらあれえーっの悲鳴発す私。
何が何だか分かりません。気がついたら頭が下になって足が曲がって上になっていました、はい。
3,4段下にいた体格のいい女性がしっかと受け止めてくれて、
「大丈夫ですか?起き上がれますか?頭打っていませんか?」と心配してくれて。
おそるおそる起き上がってみたわ。自己点検。
「足、折れていない、血も出ていない、立ち上がれる。手、ok。頭、くらくらするけれど打った覚えはない」
よかった、とひと安心。女性を玉突き事故よろしく突き落とさないでふた安心。ほんとありがとう。
現場をよく見たら、階段の曲がり角がらせん状になっていて内側の鋭角部分に足を下したのね、それで踏み外したのね。
あやうく救急車騒ぎになるところだったわ。初めて保険証なんか持参してきたのよ、使わなくてよかった。

 *ジギタリス*アリウム

さて遅い夕食。
地ビールがサッポロクラシックと聞けば飲まずにいられない。
打ったかもしれない頭のことがちらっとよぎったけれどいいの、飲まないほうが後悔する、おいしかったわ。
始まりが遅ければ終わりも遅い、夕食は9時過ぎに終わった。
頭とビール、お風呂どうしようかなと思ったけれど、ま、湯船に浮いてもいいや入っちゃおうとまことに迷惑な話。
さすがにいつものように長湯はしないで、ちゃっと入ってちゃっとあがって部屋に戻った。
律儀な私は早速整理に取りかかる。着替えた下着を袋に入れようとしたら。
あれっ?本日2度目のあれっ?ないのよないの、あれがないの。どこにやったのかしら。
って決まってるよね。お風呂あがり場のロッカーの中よね。まさかあ、取りに戻れないわ、いくら私でも。
あの番号のロッカー開けた人のびっくり仰天の驚きを妄想するのは固く封印した。
こういう時ひとり旅はさびしい。私は黙っていられないたちだからいっしょになって笑い転げてくれる友が欲しい。

 *エリンジウム

まだある。
3日目のランチを堪能して、最後のガーデン六花の森を散策していたらなにやら腹があやしい。
危険信号を発している。いかん、こういう時は我慢なんぞしていたらえらいことになる。経験上分かっておる。
ひとりを幸いに「坂本直行記念館」のトイレ占拠。絵なんぞ観ていられない。
やれやれ、と考える人の彫刻がある丘まで登っていたら、いかん危険信号。戻って再び占拠。

 *サルビア・カラドンナ

そうなのよ、ランチのあの緑色の野菜スープがいけなかった。
てっきり豆のスープかと思ってチョイスして来たらニンニクたっぷりの青汁スープ。
同じテーブルの若い人が「これはぐっと飲み干しましょう、少しづつ飲むより絶対いい」と言う。
そっかそうねとぐっと飲み干した。ああ。いけなかった無謀だった残せばよかったは、もう遅い。
私はニンニクたっぷりは必ず腹を壊す。他の料理のおいしさにそれを忘れていた、いかん絶望的。

それからというもの帯広空港で2回お世話になりました。
あろうことかシートベルト着用サインが出ているのに行こうとして乗務員に叱られました。我慢。
羽田空港でさよならの挨拶もそこそこに駆け込みました。それも2回。
空っぽにしたおかげで無事家にたどり着きました。終わりよければすべてよし。

 *西洋オダマキ*ゲラニューム

こういう出来事は「旅の恥はかき捨て」というのでしょうか。
(せめても美しい花の写真をどうぞ。すべて上野ファーム)

 

コメント
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