井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

突きつけられる、保守への「究極の選択」

2017-03-30 | 歴史・政治

雑誌に書かれてあるから、それが事実と断言はむろん

出来ないのですが、しかしながら「Will」という手堅い保守系雑誌に

お顔を出され署名記事を書かれるなら、それは覚悟のもとで書かれたのであり、

相応の信憑性はあるでしょう。

「Will」昨年の10月号より河添恵子氏の「内外に蠢く皇室を潰したい勢力」です。P232ー240 (追記 河添氏の姓を当初間違えて表記、ご本人と皆様にお詫び申し上げ、訂正致します)

《さらに番組(朝まで生テレビ)終了後、一緒に出演していた民進党の辻元清美議員が、「最近、私よく浩宮さんと話をする機会があるんだ」と弾む声で、語っていた》

となると、奇妙なことになります。

辻元清美氏といえば、皇室廃絶を主張するお方です。

 

「本当のことを言えば、(憲法)1条から8条(=日本国憲法第1章)はいらないと思っています。天皇制を廃止しろとずっと言っています。(略)日本国憲法は9条から始め、天皇は伊勢にでも行ってもらって、特殊法人か何かになってもらう。そして、皇居をセントラルパークにし、アジア平和記念館とかをつくり、アジアの留学生を呼ぶという計画を立てている」

2000年(平成12年)の、辻元清美氏発言です。

更に、

 

「(拉致問題の解決よりも優先すべき、)北朝鮮との国交正常化のなかでは、戦後補償が出てくるでしょう。日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」

2001年(平成13年)の辻元氏発言。

こういう思想の辻元氏と皇太子殿下の接点とは、一体何か、と疑念を抱かざるを得ません。

皇太子殿下がかつて人民解放軍のオペラを公式にではなく、ご自分の意志で見物に出かけられ、そこで習近平・中華人民共和国国家主席の夫人にして人民解放軍少将である彭 麗媛氏の隣に座られ、親しく談笑され心ある保守の人々の肝を冷やしたことはいまだ、記憶に新しいところです。

これに対して、政府も宮内庁も苦言を呈したという形跡は見当たらず、昨今皇室へのストッパー機能が失われていて(昭和までは内部にございました)、爆走気味であることが懸念されます。象徴の域を遥かに踏み越えつつある危惧。

皇室典範第十六条がいとも無造作に無視され、政府が天皇陛下のお気持ちを受けて即座に動き始めた、あの違和感。

 

皇室典範第十六条

 

《天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないときは、皇室会議の議により、摂政を置く。》

 

皇室典範第四条

《天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。》

すなわち、典範では天皇陛下は終身その地位におわす、ということです。

摂政制度をいきなり飛び越え、譲位へと至るその道筋に法的・論理的整合性がありません。ないまま、結論が性急に出されようとしています。

個人的には憲法改正論者の主張する、象徴から君主への格上げに異論があるわけではありません。しかしそれには、絶対前提条件としてまず「日本ありき」、がないと国が滅びます。

国連にはいまだ敵国条項があり、所詮日本に対しては戦勝国側の論理(大雑把に自虐史観の根っこのごときもの)で運営されているわけですが、そこに関わりが深いのが皇太子殿下の岳父であられる小和田恒氏であり、雅子妃の入内以来、前国連事務総長パン・ギムン氏の引きもありで、皇太子殿下が国連とご縁を深くなさり、また雅子妃殿下もある形で国連大学に密着なさっていたことも、河添恵子氏は淡々した筆致でしかし仮借ない現実を暴露されています。

私は個人的に、さるお方から皇太子殿下の岳父であられる方の海外における不祥事と、それから皇太子殿下が(祭祀不能な)人工膀胱であることを聞いています。私に無論、それを客観検証出来る力はありませんが、その方を信頼しています。

その方は、皇太子妃とその父上がある宗教の信者さんでいらっしゃることも、語られました。河添恵子氏の指摘とも合致しています。むろん、信教は自由です。しかしながら、神道の最頂点にある皇室で、祭祀にも関わらねばならぬお身の上では、いかがなものかとやはりそこに不協和音を感じざるを得ないのです。

皇室典範第三条 《皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、 皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることが できる》

 

河添恵子氏の記述のごとく、国連の男女同権委員会は一貫して皇室典範改正にこだわって来たという事実。つまり委員会では愛子さま天皇擁立論推進論なのです。それがある国連と小和田氏それから皇太子殿下の密着ぶりに、危惧を抱くのです。

「生前退位」のお気持ち表明から、それとは全く関係ないはずの女性天皇肯定論が激しくなって来たことに、ある意志を察知せざるを得ません。

田原総一朗氏が、いみじくもこう述べました。

「我々左派のほうが、天皇と思いを一つにして天皇を大事にしているではないか。安倍政権とか保守は、天皇に逆らっている」

と。「朝まで生テレビ」での発言であり、辻元清美氏の「最近、私よく浩宮さんと話をする機会があるんだ」は、田原氏の言葉を受けてのことであった、と河野恵子氏は記しています。

まさに・・・・

「左派に理解され支持される」天皇陛下と皇后陛下、そしてその思想を受け継がれた皇太子殿下の即位に対して、一部保守が懸念を示すゆえんです。

おそらく・・・・

保守であるなら、基本的に安倍政権支持ではないでしょうか。
とすると、保守は今、ある問いを突きつけられていると
思います。

「お前は、田原と安倍のどちらを価値基準として選ぶのか」と。

もっとも、憲法改正派の(というよりそれが自民党の党是ですが)安倍総理が、
新憲法における天皇陛下の位置づけをどう考えられているのかは知りません。
しかし、女性天皇擁立の前提となる女性宮家には反対で、それにより両陛下に疎まれています。また、憲法改正論者であることに対しても。

さて、保守を自認する人たちは、またもここで「心の分断」を経験しつつ、ある覚悟を突きつけられています。保守のベースとして、GHQ憲法からの脱却が理念としてあろうからです。そして両陛下は憲法改正反対のお立場であらせられ、皇后陛下は元GHQメンバーシロタ・ベアテ・ゴードン女史に心を寄せていらっしゃり、皇太子殿下は両陛下の薫陶のもとにいらっしゃいます。

私は、もし皇太子殿下と妃殿下が天皇陛下、皇后陛下となられても、皇室が日本の要であるということを見失いはしませんが、普通に皇室はそれとなく仰ぎ見ていた国民の一人として、意気阻喪は致します。
私が思い切って心情を漏らしたとて、何の力もございませんが、秋篠宮殿下同妃殿下を皇族としてあらまほしいお姿だと拝見しています。また悠仁親王殿下の即位を希求する者として、 「生前退位」以来なぜかとみに活性化して来た女性天皇擁立論は、悠仁親王殿下排斥論として受け止めてい、したがってそこは厳しく対峙します。

「生前退位」と女性天皇擁立論に因果関係はないのに、なぜだか連動して動いている、そこに謀(はかりごと)があります。

これまで皇太子ご夫妻への懐疑論は3,擁護論が7の割合であったように思いますが、このたびのスキー旅行で、割合が(今のところ)逆転したように思います。即位までいくらももう日数はありません。

国民の心はどこへ向かうでしょうか。皇室が滅びの道にさしかからぬことを、願います。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

誤変換他、瑕疵は後ほど推敲致します。

 

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神事は行われているのか? (ねねこ)
2017-03-30 10:08:55
辻元清美さん、あの宗教団体といえば、連想するのは北朝鮮
ですね…。

なんで「皇族なんて伊勢にでも行ってもらって皇居はセントラルパークにしてアジアからの留学生会館を作りたい。」なんて公言している議員とお会いして何をお話になるのかしら?

それを止めるべき皇室の忠臣たちはおいやられ、まるで外務省ロシアンスクールの天下り先みたいになってしまってますから…。鳳会もいてもおかしくないでしょう。

今も掌典長がロシアンスクール出身の楠本祐一氏になりましたね。来たるべき即位に備え簡略化に余念がない事でしょう。

官邸を差し置いてお住まい取り替えっこ報道までもされ、皇太子待遇になられるはずの秋篠宮邸についてはスルー。まだ審議の途中なのにどんどん報道先行して乗っ取り組のいいように既成事実化してますが

ここいらへんで官邸からの盛大なちゃぶ台返しが見たいです。


この先… (せいちゃん)
2017-03-30 14:46:15
井沢様、いつも楽しく拝見させていただいております。
最近、特に心配していることがあります。
一部保守系ブログによる天皇家下げの記事の過激さです。

愛子様のすり替わりに代表されるように、現在及び次代の皇室には、正直恐ろしいまでの歪を感じ得ません。
ブログに書かれていることが全て真実だとは思いません(思いたくない?)が、現状の腐敗(あえてそう言わせていただきます)が明らかになればなるほど、廃太子・秋篠宮殿下擁立の流れを通り越し、一気に天皇制の廃止まで進んでしまうのではないか、本当に心配です。

天皇制廃止を狙う連中は、マスコミを使い一般民衆の操作に長けているように思います。
現在の東宮が、あの状態で天皇への擁立が無理だと判った時に、黙って秋篠宮殿下擁立を眺めているとは考えられません。恐らく、皇室の腐敗を世界に広め、皇室不要論を声高に主張すると思います。

私自身は東宮の現状が明るみに出れば、それはそれで秋篠宮殿下への流れが強くなるとは思うのですが、如何せん今の皇室は闇が深すぎます。その闇が明るみなった時、本当に天皇制そのものが存在できるのか、本当に心配でありません。
私にとっての究極の選択 (チッチョ)
2017-03-30 15:05:18
皇統か、今の天皇(と皇太子)を選ぶかの選択であろうかと思います。
本来の皇統を守り引き継げないものは、たとえ天皇であっても排除されるべきです。皇統は天皇の私物ではなく、あくまでも預かりもの。
どうも今上は「自分の家族」の専売特許とお考えのように見えます。なぜゆえに皇太子に肩入れなさり女系へと繋ごうとなさるのか、ただ単に「親としての私情」にしか思えません。もちろん、皇后も同じお考えなのでしょうが。
天皇家をマイホーム主義の一家族(というには贅沢ですが)に引き摺り落として良しとした60年は「平和ボケ」の時代でもあったわけですね・・・。
金曜日に靖國神社に行きました (サンライズタイム)
2017-03-30 16:41:32
先週の金曜日、靖國神社に行きました。

どれが桜の標本木なのだろう、と思いながら境内をふらふら。裏千家が野点の会を催していたので、「お作法は分かりませんが」と参加しました。一輪も咲いてはいませんでしたが、桜の木の下で、おうすを頂くのは、なかなか良かった。

社務所には、紅毛碧眼の青年が白衣を着て、お守りを売っていました。

御皇室には、一族の、皇族の方々がいらっしゃるはずです。その下には議員の先生方がいらっしゃいます。地方には、代々根付いている物がおります。

皆が、それなりに戦っていますが一進一退。まだまだ足りません。が、90年代よりはマシになってきていると思っています。
Unknown (不良定年)
2017-03-30 18:08:56
ご譲位の後は、京都にお移りいただき、泉湧寺でご先祖の菩提を弔っていただきたいです。
ヘボ推理かもしれませんが (和宮様御留)
2017-03-30 21:16:29
皇太子の位にあるときは、訴追が可能、そしてふさわしくないと健康上の理由や、他不祥事で皇室会議が認めれば、廃太子廃妃が出来ます。
しかし、天皇皇后となられたら司直の手すらもはや及びません。
それが、両陛下が焦らんばかりに即位を急がれている理由のような気がします。
皇太子妃の実父の、ある不祥事が知れるところとなったら皇后への即位にストップがかかり、それは可愛い「なるちゃん」のためにならず、また皇后陛下が熱望されている愛子さま即位が、決定的にダメになるので。
祖父が海外で不祥事では、あり得ないですから、愛子さまの天皇即位など。はっきり言えば、もともと出自の決定的ハンディ、を某組織の宮内庁による身元調査妨害と、訳あり団藤氏と半島利権の高円宮の擁護とで切り抜けて入内されたのが雅子さまです。
名前. (ひつじ)
2017-03-30 21:59:13
先生
河添恵子氏の名前お間違いのように思います.
こんばんは (総太郎)
2017-03-30 22:14:19
先生の御言葉、重く受け止めざるを得ません・・(~_~;)

問題は辻元氏は、紛れもなく選挙で当選し、有権者の信任を受けた政治家である事実ですね(~_~;)

比例代表制度によって復活した菅直人氏もそうですが、組織票等、色々な要因はあるにせよ、
辻元氏の選挙地盤である、大阪府高槻市周辺にはとかく色々な勢力の存在は感じますし・・。

余りに暗澹たる気持ちになるばかりですが、
皇室関係で、河添先生程ではありませんが、他にも勇気あるメディアの記事もございました。

「新潮45」佐藤あさ子さんのリポートですが、
愛子様の近況について、言外から私達読者に色々と伝えたい気持ちを感じます・・。

佐藤さんは数年前に草思社から「雅子さまと愛子様はどうなる」の著書を刊行。
東宮御一家の生活や愛子様の学校生活の詳細をリポートした方で、友納氏のような礼賛記事とは対極の客観的な取材。

「Voice・ボイス」4月号にはあの!慶応大学名誉教授の小林節先生が「皇位継承は男系に限る」の寄稿!

御承知の方も多いかと思いますが、近年、小林先生は失礼ながら、やや左派的な傾向に迷走されたりして危惧していたのですが、今回の寄稿・談話の核心部分を引用致しますと「よその男性が皇位継承に関係する制度にすると、必ず争いが起きます」

要するに愛子様を天皇にした場合、ご結婚相手の男性にどのような問題が発生するか・・(~_~;)

小生、小林先生も存じあげているので、先日も意見交換はしたのですが、
「総太郎の意見は間違っていませんし、正論です!」旨。
但し、小林先生は、どうしても今上陛下に対する同情が強く、生前退位は認めてあげたい・・旨。

東宮御一家の問題等、余り深い話題は出来なかったのですが、少し、安心致しました。

小林先生は、最近の選挙立候補や左翼的な御発言からネット上からも散々罵倒されていましたし(~_~;)
小生も、「一体どうされたのか?」と心配していたのですが、最近やはり中国の日本に対する挑発行動には警戒されたよう・・。

小生にはいつもお目にかかる度に御親切にして頂き、丁寧に質問にお答えしてくださるだけに何とかおかしな方向に行かぬよう、御本人にもお伝えはしたのですが、これを契機に小林先生にも女系天皇の危険性・問題点について、メディアで積極的に語って頂きたい気持ちです。

少しでも私達の願いや危機意識を共有してくださる識者の方々を増やし、連携する事を願いたいです。
京都も困りますw (チッチョ)
2017-03-30 23:13:26
泉湧寺ではなく、泉涌寺では?
不思議なお寺で、境内に御陵さんがあるのは唯一ここだけ。御寺とかいて「みてら」と読みます。

私は、この境内の幼稚園に通っておりました。皇族の方が参拝される時は日の丸を振ってお出迎えしました。
ひつじさん (井沢満)
2017-03-30 23:49:07
そうでしたね、うっかりしてました。
ありがとう。

河添氏のツイッターを転記するとともに、訂正しておきました。

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