井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

我が母の読み聞かせ給いし日本の言葉

2017-02-12 | 日本語

タイトルは「我が母の教えたまいし歌」にかけたのですが、この曲はチェコのドボルザーク作曲です。

この曲名を教えてくださったのは亡き久世光彦さん(時間ですよ、などの名演出家)でした。加藤治子さんのお引き合わせで、一緒にドラマを作ろうとしていたのですが、私が当時売れっ子になり始めの、生意気盛りで久世さんの心情を損ねるようなおごった言動あり、ご破算になった関係なのでした。

久世さんからは叱られましたが、ありがたいことに思っています。
この世を去られてから、久世さんのドラマにおける美意識とすっ飛んだ
感性が慕わしいのです。

久世さんが、私と組んで作ろうと考えていたドラマに「我が母の教えたまいし歌」を使おうとお考えだったのです

久世さんも、言葉における美意識の高い方でした。
セリフに対する感性の鈍い演出家や役者というものは、いるものです。
生涯組みたくない相手です。

それぞれの単語を組み合わせた際の、リズムや調べとしてのセリフへの感性がないのです。「音」としての言葉への聴覚が鈍い・・・・・。

前置きが長くなりました。

まだ幼いお子様をお持ちのお母様からのコメント欄へのご相談がありました。
日本語を母子ともども磨きたいので、何か良い方法はないであろうか、と。

難題で考え込んだのですが、考えすぎても延々と膠着状態であろうし、とりあえず解るところからお答えしていき、今後も随時触れて行くのがよかろうと思いました。

お子様の年齢がおいくつなのか、解らないのですが、とりあえず考えられるのは読み聞かせですね。お子様が添い寝の年齢であり、かつ時間にゆとりがお有りなら、読み聞かせこそは母子の最も芳醇な時間であり、最大の思い出になろうかと思われます。

縁起でもないのですが、いずれ母なる人の墓前に額づく時きっと耳をよぎるのは、読み聞かせの声であろうかと思われます。

子守唄はもう、歌わないのでしょうか。もし絶えている習慣なら、残念なことです。それこそ、わらべ唄は日本語の宝庫です。意味がわからなくても、またその歌詞を忘れても、子供の心に沈む宝物となるでしょう。

子供に読み聞かせたい絵本や童話、というのは容易に探せるのですが、さてそれが美しく正しい言葉で書かれているか、というのは私には解りません。
親御さんがご自身で判断なさるしかないでしょう。

ただ、おすすめしたい童話があるとすれば、芥川龍之介の「トロッコ」と「杜子春」です。

日本語の最大の使い手たちは、一気に現れ一気に去りました。

芥川龍之介、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫。

この四人で日本語は絶頂期を迎え、その後は凋落の一途です。

かろうじて、名手の名にふさわしいのが、田辺聖子。日本語の名手というより、その独自性で言えば開高健。

その後、日本語を書ける作家が出ていません。

僅かにエッセイスト林望に、名残を感じたことがあります。
歌謡曲では、阿久悠、それと山上路夫。
いまどきの歌で感性のいいのはありますが、日本語となると・・・・いまだ
遭遇していません。

石原慎太郎? この方が作家であったことは一度たりとありません。
随分、昔に美輪明宏さんに伺った逸話ですが・・・・
三島さんが余り、石原さんを意識するので美輪さんが、

「三島さんみたいに精巧な建造物を文章でお建てになられるお方が、なぜあんなバラックしか建てられない作家を意識なさるんでしょう?」

三島さん答えていわく「あいつ、俺より足がなげえ」

・・・・・・石原さんはおそらく、三島さんが対等に付き合ってくれていたのは、自分の文学的才能を認めていたからだ、と今でも思い込んでいらっしゃるのかもしれませんが、実は股下なのでした。石原さん、文章が雑駁です。

しょせんは三流の物書きであり、かつ政治もしょせん二流で晩節を汚しました。
政治家としては、愛国のいい位置にまで行きかかったのに、残念でした。

いやいや、話題が枝葉に逸れること。

話題を元に引き戻します。

結論を申し上げますなら、お母様ご自身が言葉に対して謙虚であり、また学ぼうと心がけるなら、それはお子様に通じます。それこそが最大の財産ではないでしょうか。7,8歳ごろまでの子供はとりわけ親の心のありどころに敏感です。

しかし、過剰な期待は禁物です。もともと、数字や分析に向く才能の子はいて、その子らが、言葉に興味を持つとは限りません。
それでも、「やらないよりはいい」ので言葉の芳醇さを伝える試みはなさったほうがいいでしょう。100点の成果は得られなくても、ゼロよりは遥かによいでしょう。

親御さんの一つの目標として、「日に一つ、新しい言葉を覚える」を心がけられてはいかがでしょうか。耳慣れぬ言葉を目にしたら、早速調べて記憶する。
半分以上忘れても、年間150程度の言葉は覚えます。

大事なのは言葉を覚えよう、使おう、とすることと「言葉に対する敬意」です。

言葉を大切にすることは、国を大切にすることです。文化を守ることです。

心かげていれば、自ずと普段の言葉遣い、書き言葉ににじみ出ます。
人としての香りのようなものを、身にまとい始めます。
というと、「お上品」をいい言葉と勘違いする人々も多いのですが、伝法な言葉もありで、よろしいのです。要は意識して言葉を使いこなせる人でありたい。

フランス人が自国の言葉に誇りを抱くこと並大抵ではありませんでしたが、最近のフランスは知りません。

私は、詩人では言葉の天才は北原白秋だと思っています。
耽美的傾向から、好みもあるのでしょう。北原白秋、日夏耿之介と、漫画家がある時期、固まってトキワ荘から輩出されたように、詩人も固まって出ています。

翻訳家の文章としては、フランス語における堀口大学、朝吹登水子、朝吹三吉でしょう。

拙文を書くに際して、日夏耿之介の詩をチェックしていたら黒猫を描いた詩の一節に「柔媚」という言葉を見出しました。

         小慧(こざか)しい黒猫の柔媚(じうび)の声音(こわね)

パターン認識としての漢字のありがたさで、読めなくても意味のほとんどが察知出来ますね。

       デジタル大辞泉の解説

    [名・形動]なまめかしいこと。こびへつらうこと。また、そのさま。
    「―に近い懶(ものう)さを表わしている」〈芥川・芭蕉雑記〉

黒猫の柔媚の声音、とはまた的確な表現ではありませんか。鳴き声ともせず、声ともせず「声音」としたところに、日本語を使いこなしている人の感性が小さく輝いています。

ちなみに「伝法な」は、

 

  1. 《「でんぼう」とも》

 

  1. [名・形動]3が原義》

 

  1. 粗暴で無法な振る舞いをすること。また、その人や、そのさま。「伝法な男」

 

  1. 勇み肌であること。また、その人や、そのさま。多く、女性にいう。「意気がって伝法な口をきく」

 

  1. 無料見物・無銭飲食をすること。また、その者。江戸時代、浅草寺伝法院の寺男が、寺の威光をかさにきて、境内の見世物小屋や飲食店で無法な振る舞いをしたところからいう。

 

・・・・・・・・これで、今日は私と共に2つ、言葉を収集できました。とうに知っているよという人もいるでしょうが。

韓国では、ノーベル賞の季節になるたびに日本を横目で見て歯ぎしりしたり、強がりを言ったりするのですが、ひょっとしたら彼らのノーベル賞への縁の無さは、言葉の貧弱さから来ている部分もあるような気がします。

漢字をほぼ捨て去ったのが、失敗でした。ハングルはそもそも世宗大王が、庶民の無字を哀れんで、「愚民のための文字」を編み出したのが起源です。

愚者の文字については、昔資料で読んだきりそう記憶し続けているのですが、今一度確認したほうがいいのかもしれません。ただ、表音文字という原始的な文字であることに変わりはありません。

昔、ハングルについては一文を書いたことがあります。

▼言葉が形成する脳 http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/61e85446d5632270d9a8aabbe2bdfcde

韓国では、日本の物を排斥しながらしかしビールやアニメその他、手放せないものが一杯ありますが、日本語もその一つで彼らはその言葉がもともと日本語であることも今や忘れ果て、母国語として使用しています。

▼韓国ドラマと日本語http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/f9b8cd1c6e8f3e0e9f92f2f43f73b3d1

韓国の人々の、往々にして(日本人からしたら)道理の通らない、無茶苦茶な言い分も整合性のない言葉がベースにあるのかもしれません。言葉は、論理性や思考、思想の基盤です。

 

肝心の、言葉において子供を導くためのノウハウは、さらに知識を渉猟しつつ思索を深め、いつかまた書いてみたいと思います。

言葉について日頃、心に止めておくと情報も入りやすくなります。

もう昔のイベントですが、たとえば・・・・

■童謡・唱歌を現代のアーティストがカバーしたCDアルバム「にほんのうた」の完結記念イベント開催!!

http://ascii.jp/elem/000/000/511/511896/

こういうイベントに母子で出かけるのは、素敵でしょう。

 

若き日の西条八十。好きな一枚です。

隣家の別居中の人妻と不倫したりしてるんですが、この時代の不倫には姦通罪が伴い、双方に覚悟と緊張感があったので今のような「野合」の薄汚さがありません。

不倫にも美意識が欲しいのですが・・・・・。こういうこと言うほうが変なのかもしれません。

 

*誤変換他、後ほど推敲致します。

  

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日本の戦後では (けん)
2017-02-12 06:14:11
私は 椎名麟三を忘れる事は出来ません。彼が共産党員として絶望し 希望を懸けた作家としての絶望の末にクリスチャンに成った事は、クリスチャンではない私から見ても 「聖霊の働き」によるものであったと言い得るかと思います。彼は 「騙され続けた者の恨み」と 自身とその作品を評していますが、回心の経験によって全き償いを得て、真のユーモアを獲得した稀有の作家と成りました。その文体の魅力は、椎名麟三の葬儀の際に弔辞を捧げた大江健三郎などの 到底及ぶところではありません。以下に 椎名麟三の文章を紹介します。

「私は無意味からの脱出を求めて、その数多くの試みを作品化しているが、 それは私の挫折の記録でもある。私のそれらの作品が、私に意地悪くたずねるのだ。
 すべてが無意味であるとしたら、何ゆえ生きているのだ、 作家としての誠実を持っているとしたら、死ぬのが当然ではないか、と。
 この問いは私を全く追い詰めてしまった。新宿の飲み屋で毎晩飲んだくれた。
 その頃、太宰治の情死事件があって間も無かったので、 今度自殺するのは椎名麟三だろうと、多くの作家や批評家から期待された。
 おそらく私の生涯で、こんなにも期待された事は無かっただろう。・・・」 引用終了。

 翻訳ものでは、高安國世訳 リルケ「ロダン」岩波文庫 も忘れ難いものです。
子供への読み聞かせについて (ひなぎく)
2017-02-12 07:16:31
井沢先生、こんにちは。
私は3人の子供を育て、読み聞かせのボランティアをしています。
それ故、子供の絵本や読み聞かせについては色々と思うことがあり、差し出がましいですが、子供への読み聞かせの実践的なことについて先生の記事に便乗してコメントさせてください。

小さなお子さんには「いろは歌」を一緒に音読して覚えさせてあげてください。
とても短いものなので、お母さんもすぐに覚えることができます。
最近、何かのインデックスで「いろは」が使われていることに関して、いろはのことを古臭いといった無教養な政治家がいました。
確かに「いろは」よりも「あいうえお」の方が機能的かもしれません。しかし、「いろは」は日本のアルファベットのようなものです。
しかもアルファベットと違い、ちゃんと意味の通る歌にもなっていて、とても優れものです。
旧仮名も全て含まれていて、日本の伝統としてこれからの日本人にもずっと語り継いでいって欲しいです。

次に日本の神話や昔話を絵本やお話で読み聞かせてあげてください。

子供向けの日本神話の本の私のおすすめは「ひくまの出版」の日本の神話シリーズです。
「天の岩戸」「ヤマタノオロチ」「イナバの白うさぎ」「地のそこの国」「ちいさな神さま」「ちからじまんの神さま」「コノハナサクヤヒメ」「ウミサチとヤマサチ」「まぼろしの白いクマ」「ヤマトタケル」と10巻あります。
日本神話の絵本はスサノオのヤマタノオロチ退治のあと、唐突にウミサチヤマサチの話で終わるものが多いのですが、このシリーズは神武東遷やヤマトタケルの話まで載っています。
字が大きく絵もユーモラスで楽しく、小学校低学年なら自分でも読めます。
残念ながら今は出版社が倒産して、新品は手に入りませんが、中古や図書館で読むことができます。
ひくまの出版の倒産については私も先程検索して知りました。とても良い本だったので残念です。

日本の昔話はなるべく定番の話がよいです。
怖い話、残虐な話も原話そのままのものを読み聞かせるべきです。この頃は(日本の話ではないですが)3びきのこぶたの狼が死なずにこぶたたちと仲良くなりました、などという改編されたものがありますが、これは子供にとってよくありません。
お話の結末で悪い怖いものが退治されることで、子供は安心するのであり、怖い悪い狼がいつまでも存在していると子供は安心できません。
3びきのこぶたの狼はきちんと殺されるべきだし、桃太郎の鬼もしっかり退治されるのが一番です。
温かいお母さんの膝の上で、優しいお母さんの声であれば、怖い話であれ、悲しい話であれ子供は安心してそういうものを体験できます。
人生は理不尽なものです。いつ何時、怖い目や悲しい目に遭うかもしれません。
そうして、予防接種のように絵本で体験しておくことで、人生での危機や悲しいことに出会った時に、人は負けずに立ち向かえるのです。
国語教育 (総太郎)
2017-02-12 13:04:21
先生、皆様方、昨日は失礼致しましたm(__)m。

久世光彦さんと先生のお仕事が実現してくだされば嬉しかったですね・・。
きっと、斬新で鋭いホームドラマ・文芸作品が誕生していたのでは・・と思いを馳せます。

西条八十さんのお写真も素敵ですね。
小生、底が浅いかも知れませんが、
やはり「人間の証明」に引用された素敵な詩の一説や「青い山脈」のイメージが一番強いです。

石原慎太郎さんの作品では
「化石の森」や「嫌悪の狙撃者」が好きですが、明らかに読みやすい娯楽小説のお方ですよね。

先生の仰るように文体の美しさでは三島先生とレベルが違いますし、股下は興味深い秘話ですね(^_^;)

生前の三島先生が慎太郎さんの「完全な遊戯」を絶賛されていたので、恐らく人間の深い闇や残酷さを描こうとする挑戦的な姿勢、ハードボイルド的側面にエールを贈っておられたと、今まで解釈しておりましたが・・、恐らく三島先生が天上から現在の慎太郎さんを御覧になれば辛辣な御言葉で一喝なさるような気が致します・・。

未来ある子供さん達の情緒教育・国語教育の在り方には悩みますが、
先日、興味深い映像をYouTubeで発見。
小生も御尊敬・お慕いしていた小川宏さんを偲んで、全国のファンの方々がフジテレビ「小川宏ショー」のアーカイブをいくつかアップして下さっているのですが、その中に登龍館・幼年国語教育会なる団体の石井勲先生というお方の出演回。
元・都立高校・小学校での教壇にもお立ちだった教育者の方で、
小生は詳しく存じなかったのですが、団体のホームページには藤原正彦先生の推薦も
掲載されており、子供さん達の漢字教育の向上を目指しておられるようです。
石井勲先生御本人は2004年に御逝去されているようですが、昭和52年「小川宏ショー」(テレビは見ていた)コーナーでスタジオでも子供さん達への分かりやすく楽しい漢字教育の実践の様子を交え、石井先生曰く「幼少期の子供でも正しい漢字を沢山覚える事が出来る」旨。

興味のある皆様方に、御参考までにと思い記させて頂きます。(小川宏ショー・石井勲先生で検索して頂ければ)

そして、「正論」の最新3月号、216ページに八木秀次先生のコラム特別版(皇室の終わりの始まり・・)が掲載。

八木先生なりに精一杯、真実の拡散を目指して、言外からも様々読み取れるような構成で、心中が伺い知れます・・(~_~;)

他にも、河添恵子先生のトランプ政権と中露関係に関する分析。
義家弘介文部科学副大臣の真摯な寄稿。
今月号は特に有意義な記事が満載です。
同号の西部邁先生と作家の山本一力さんの対談中、鋭い指摘があったのですが、東大教授の藤原帰一氏がテレビ出演の際、アラブの春に関して、
女性アナウンサーから「これから、アラブの権力が軍隊やイスラム原理主義勢力に向かう危険性」
について問われたにも拘わらず、藤原教授は「民主化の問題ですから、誰が権力を握るかという問題ではない」旨の、なんとも能天気な談話だっようで、西部先生がアラブ社会の複雑な事情を考慮せず、単に民主化と喜ぶ程度の人物をメディアが持て囃している旨、辛辣な批判でしたが正論ですね。

話題あれこれで、纏まりがなく失礼致しましたm(__)m
お返事 (井沢満)
2017-02-12 14:23:24
ひなぎくさん


読み聞かせをやっていらっしゃるのですね。
機会があったら、子供たちの好む作品とその箇所など、
教えて頂けたら、ありがたいです。



総太郎さん


三島さんは、文学的には神領域にあった方なので、才能より切り口・・・・・文学から遠いものをむしろ褒める傾向にあったようですね。慎太郎さんもそのくちでしょう。
ハンサムだったしねえ・・・・。
それも美輪さんからうかがったのですが、文章を褒めるより顔や筋肉を褒めると喜ぶ、
セクシーが最大の褒め言葉・・・・
それと、物故者なんでもういいのかなあ・・・・いかにも近い関係と世間には思われていた村●剛氏、「大嫌いだ」とおっしゃっていたそうです。

「英霊の声」を書いている時、背後に軍靴の音がざっくざっくと聞こた・・・とか・・・・詳しく話せば、あれこれあるのですが・・・・

三島さんの前世の一つは高山右近だと美輪さんからうかがいました。

切腹(という自殺)で暗いとこに閉じ込められていたが、案外出るのが早かった・・・・・優秀な魂だからかなあ・・・・と不思議なこともつぶやいていらっしゃいましたが。

黒蜥蜴の舞台の片隅に、三島さんが佇んでいるのを高嶋政宏くんが見て美輪さんにそう言ったら、「今日は命日だからね」とこともなげだったそうで、これは高嶋くんに聞いたことです。


先生、ありがとうございます。 (総太郎)
2017-02-12 15:41:05
先生、貴重な秘話の数々、心より厚く御礼申し上げますm(__)m

正直申し上げて、衝撃的で驚愕しております(*_*)
M先生は小生のお慕いしていたお方(新春にメッセージを下さったお方)の御友人でしたし「禁色」の評価を巡っても、文壇・識者の方々と色々あったようですが、三島先生の名誉を守られようとしていたようなイメージでしたし、特にM先生の妹様の三島先生に対する真摯な尊敬と愛情には頭が下がっていただけに複雑な気持ちです・・(~_~;)

生前の三島先生御本人の「文壇の人間は余り信用していない」旨の御言葉もありましたからね・・。
それは、慎太郎さん側もそうで、未だに三島先生に強いコンプレックスをお持ちの印象で、
心からの敬意や尊敬の気持ちを表明し偲ばれる事もあれば、上から目線で皮肉る事もある複雑な印象。
美輪さんは、そういった面を含め、特に慎太郎さんを嫌悪されていますよね。

今週の「週刊ポスト」は慎太郎さんと亀井先生の対談が掲載。
トランプ政権や生前退位の問題含め、(昨年、先生に御報告させて頂いた内容と重複する部分もございますが、過激な部分はカットした印象)
こちらは有意義な内容でした。
小生自身の慎太郎さんへの立場を問われますと、やはり大好きな部分と大嫌いな部分が混在する複雑な心境ですね(^_^;)
小生のお慕いしていたお方の親友でもあり、亀井先生の盟友だったりすると、どうしても私情が入りがち・・。
恐らく、小生含め大半の国民も偉大な裕次郎さんのお兄様として贔屓してしまうんですよね(~_~;)

美輪さんが昔から「私も裕次郎さんは嫌いではないので、気持ちは分かるけど、国民や大衆は兄と弟は別な人格であると、いい加減に目覚めなさい!」
「裕次郎さんは自身で自分の人生を切り開いた人間、慎太郎さんは虚像、周囲から祭りの神輿で担がれてきた人間」旨、美輪さんの感情はあるかも知れませんが、辛辣に喝破されていたのを思い出します。

高嶋政宏さんにも鋭い感性・霊感がおありだったのにも驚愕!
御一家全体も信心深いとは伺っておりますが、
劇場に舞い降りられ、佇んでおられる三島先生のお姿を想像致しますと、何ともせつない物も感じますね・・。

今度、お慕いする方と交信出来れば、色々と伺いたいですが、M先生の事を伺って良いのか・・(~_~;)

余談ですが、先生の「おはよう!ナイスデイ」への御出演は有名ですが、
出来れば、やはり前番組の「小川宏ショー」への御出演が小生は理想でしたね・・。
時間をたっぷり確保した対談コーナーや文化的な話題の特集で、先生がゲストでじっくり文化的な御意見やお話をして下されば、どれだけ素晴らしかったか!
小川さんや露木茂さんらは、まさに聞き役として理想。
(正直申し上げて、ナイスデイは余り番組に良い印象がないので)
先程の日本語文化の話題にも共通しますが、
小生がお慕いしていたので贔屓する訳ではありませんが、小川さんや露木さんは、まさに美しい日本語をきちんとお話しなさるアナウンサーのお手本だと認識しています。

また、差し障りのない範囲で構いませんので、
これからも、先生の貴重なお話を楽しみにしております(^_^)
追記 (総太郎)
2017-02-12 16:29:30
三島先生の前世が高山右近・・にも思いを馳せます。

小生個人的にNHK「黄金の日々」での鹿賀丈史さんのイメージが鮮烈で!

市川森一先生らの脚色もありますが、波瀾万丈で、ロマンを感じるお方ではありますね・・。

三島先生が最後に巻いていた額のメッセージ
確か「七世報国」だったか・・。
再び日本への転生を願っておられるのか。(~_~;)
総太郎さん (井沢満)
2017-02-12 17:07:54
政宏くんは、霊的感性が高いですよ。
あれこれ、不思議な事も聞いています。

「七生報国」ですね。念のため画像を確かめました。
七世報国という言葉はありましたっけ・・・・?
いかにもありそうでは、ありますが。チェックしてません。


「ナイスデイ」はイマイチでしたね。
八木亜希子がビッチで最悪でした。
(実名で書くほど、裏の顔が酷かったw)好感度は今でも高そうですが・・・・?

番組で遭遇したゲストも時の横綱はじめさまざまで、皇太子殿下のご学友という音楽仲間が、ビッチでした(男なんですがw)
まあ、あれですよ・・・・ご想像におまかせします。
・・・・って、あまり知られてない側面なのかなぁ?
もっとも根強い噂でしかないのですが。私の知人が、
某所で学友が、自慢そうに語っているのを耳にした、と
私が聞いた、とそれだけの。
ただ、ナイスデイのゲストで来た時接した感じから、わ、これビッチだ・・・・と感じたのがそいつだったのかなと、それだけの無責任な・・・・以下省略。
噂の中身は検証のしようもありませんが、とにかく気持ちの悪い、ぬめったような男でした。思い出すと、いまだ気持ち悪いのでよっぽどだったんでしょうw
追記・訂正 (総太郎)
2017-02-12 20:21:03
先ず、先程は当方の誤字で大変失礼致しました。
先生の仰る通り「生」ですね。

小生の単純な変換ミスですので、お詫び致しますm(__)m

三島先生がどうやら輪廻転生を願われる意志を込めたらしい・・と文献で知り、せつない気持ちでした・・(~_~;)

高嶋政宏さんも、本当に真面目で熱心な方だと伺っていますので、井沢先生との暖かいご交流の数々に益々応援させて頂きたい気持ちです(^_^)

先生もフジテレビでお仕事なさっておられたお立場上、ご存知と思いますが
結局「小川宏ショー」→「ナイスデイ」は、ある意味、粛清・クーデターみたいな物でしたからね・・(~_~;)

「芸能ニュースや低俗な話題を極力取り上げたくない!」
「心暖まる話題や社会的な問題を大切にしたい」
小川さん始め、スタッフの方々の志は鹿内春雄体制の強化と共に踏みにじられ、打ち切り。

小川宏ショーのスタッフは殆んど配置転換、
「ナイスデイ」のスタッフは札付きばかりが集められ、低俗な芸能ニュースや人権を無視したスキャンダル報道ばかり・・(~_~;)
歴代司会者も度重なる交替やトラブルばかりで二転三転。(wikiもありますが)
結局、小川ショーのファンは離れ、TBS・森本毅郎さんやテレビ朝日・江森陽弘さんに流れたんですよね・・。

ミッキー安川さんの事件・社会リポートコーナーや
野坂昭如さんのテレビエッセーコーナーが初期はあったんですが、まあ、呆れるような非常識な内幕は小生も伺いましたので、先生の御出演時期は違うとは思いますが、お気持ちお察し致します。

一方の「小川宏ショー」は放送終了後30年以上経過しても、出演者・スタッフの方々が毎年一回集結しOB会が必ず開催。
小川さんの素晴らしいお人柄や当時の番組スタッフの方々の暖かい理念・志ですね・・。
YouTubeの最終回を拝見して頂ければ、皆様方にも伝わるかと・・!

ゲストの方々を必ずフジテレビ玄関までお見送りされ、丁重に頭を下げておられた小川さんや
様々な社会的弱者の方々に目を向けた小川ショースタッフの理念は「ナイスデイ」には全く引き継がれず、それどころか、粛清されていたのが残念でした。

まあ、あんな程度の低い番組に井沢先生のような方が御出演は勿体なく、「小川ショー」の御出演こそが理想だったのですが、あの時期の先生はラジオドラマの執筆が中心の記憶で、テレビへの御出演はなさらなかったと思いますから、時期が合わなかったかも知れませんね・・。

昨年、小川さんが御逝去なさった際、皆様方にお知らせしようとも思ったのですが、
昭和54年5月の「小川宏ショー」行方不明者公開捜査コーナーで横田めぐみさんの情報を呼び掛け!
俳優の沼田爆さんがリポーターとして新潟の失踪現場からNST・新潟総合テレビの協力で生中継、御両親のスタジオでの悲痛な御様子が現在もフジテレビのアーカイブで保存、時折使用されていますが、小川さんも最期まで心を痛め、御家族の身を案じてらっしゃいました。

一昨年も小川さんから「総太郎さんから、機会がございましたら、御家族の皆様方に宜しくお伝えください。めぐみさん達の無事帰国を願っておりますと!」

三浦小太郎さん始め、同志の方々を通じて、お伝えさせて頂きましたが、小川さん御本人も著書やエッセーで、拉致問題を取り上げて下さり、本当に心の暖かい人格者でした!

小倉智昭さんが「小川ショー」の後期レギュラーで、やはり小川さんを御尊敬されているので、常々「平成の小川宏ショーを目指したい」と仰っていて、小川さん御本人からの暖かい激励や御交流の数々も明かされていますので、小倉智昭さんには小川さんの理念を大切にして欲しい思いです・・。

先日、小川さんの奥様ともお話しさせて頂きましたが、未だに旅立たれた実感が沸かないお気持ちのようで、小生も未だに小川さんの優しく暖かいお声を思い出す度に涙が出そうです・・。

三島先生や小川さんら、日本を愛した方々に、「日本と私達を大切に見守って下さい」とお祈りするばかりです。

つい、小川さんへの思いから私的文章にもなり、失礼致しましたm(__)m
ありがとうございます (山百合)
2017-02-12 23:00:08
井澤先生

お忙しいなか、早速の記事をどうもありがとうございました。有難いやら申し訳ないやらで、いつにもまして落ち着いた文章が書けません。

インターネットの発展、先生がブログを通して気さくにコミュニケーションを取ってくださること、とにかく感謝しかありません。
どうもありがとうございます。

先生の記事を何度も読み返し、娘に伝えていきたいと思います。また、私も一緒に学び直します。

申し遅れましたが、娘は小学校3年生で8歳です。
勉強が好きなようなので、私立中学の受験を考え、親子で勉学に励むなか、受験勉強とはまた違った本物の深みのある教養というものも身に付けて欲しいと願い、先生に質問させていただいた次第です。

小さい頃から良書と呼ばれる絵本の読み聞かせ等はしておりましたが、コメント欄の皆様のコメントを読みましてもまだまだ足りない、やれることはたくさんある!と思い今後の励みとさせていただきます。

先生のブログに出会えたことを心から感謝し、これからも勉強を続けます。
本当にありがとうございます。

また何かの折に、美しい日本語や教養といったものについて記事を書いてくださると大変有り難いです。
五十を過ぎて、日本語の勉強を始めます(++) (名無しのごんべ子)
2017-02-13 07:05:55
いつも先生のブログは、襟を正して読ませて頂いております。

先だっての記事で、北原白秋を勧めて頂いたので、北”原白秋詩集〈上。下〉 (岩波文庫)”をさっそく注文いたしました。
週末には届くようですので、毎日音読をしようと思っています。

そして、もう一冊。
三島由紀夫の”文化防衛論”、こちらは届き、すでに読み始めました。
難しいけれど夢中になっています。ゆっくり時間をかけて読んでいきます。

ありがとうございます。

それから、ひなぎくさんご紹介の神話シリーズ、手に入るものは孫のために購入しようと思います。ひなぎくさん、ありがとうございます。

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