昨日、やっと5話目を書き始めそうしたら捗って三分の一近く枚数を稼いだのに
気を良くして、急遽「オリエント急行殺人事件」のレイトショーを観に
出かけました。
「鎌倉物語」と共に興味のあった作品で、「鎌倉物語」はランチ会の帰りに
映画館に立ち寄り見たのですが「オリエント急行殺人事件」はドラマの締切で
無理かな、と諦めていたのです。
重厚でしたが、期待ハズレで・・・・となると気になるのは
私が館内に入るのと入れ違いに出てきた観客の女子二人連れが
「面白かったねえ」「うん、面白かったー」と言い合っていた
作品が何なのか・・・・?
TOHOシネマズのラインアップをチェックすると該当しそうなのは「ユダヤ人を救った動物園」、
これなのだが、動物ものはハッピーエンディングでも私にはつらい。でも、観たい。
でも、締切が。今夜、思い切ってまた急遽出かける?
やめとこ。
「オリエント急行殺人事件」を見て、零時すぎに帰宅したら「あすきみ」の出演女優さんから
メールで役作りに悩んでいるとのこと。こりゃ大変・・・ということで
役の解説を長文で返信したら、「これで、ふっきれて本番に臨めます」とお返事で、
ほっとした矢先、同じ女優さんから衣装についてのご相談。
というわけで、当分は「あすきみ」に集中します。
7話完結のドラマの5話目というのは、ちょうど中盤のクライマックスを迎え
最終回に向けて一気に駆け抜ける中盤戦です。
と、言いつつベッドでのたのたと、「相棒」を観ている私。
某パーティで水谷豊さんがご挨拶くださったので、「相棒のファンです」と
言ったら、ハグしてくださった話はいつぞや書きました。
水谷さんの「歌麿」像も面白く、次回の歌麿を楽しみにしています。
ところで、二人連れの女子が「面白かったー」と言い合っていた映画
「八年越しの花嫁」である可能性も僅かにあります。
なんだか、気になります。
双方、あるいはどちらかを見た人がいますか?
追記 今夜は、柚子風呂です。
誤変換他、後ほど。
若宮大路の裏手のアパートに暮らしたことがあります。
「鎌倉物語」は、国内の同業の方々の作品なので
論評は控えたのです・・・・褒めるのは遠慮しないのですが。
ただ、中国の風景を模したと言われる黄泉の国の描写は、見事でした。
オリエントも鎌倉も、ちょっと時間が勿体なかった・・・です。とりわけ今は締め切り連続中なので。
ただ、どんな作品も学ぶところはある、とその姿勢で見てはいます。
作家志望の人で、やたら批評に長けているタイプ、よくいるのですが、彼らがプロになれたためしがありません。
実作者としての視線で見るようにすれば、そうそう気楽に批判できるものではないのです。それを知っているかどうかで、プロとアマの道が分かれます。現場の制約他を体感出来る能力ですね。
批判しても、自分だったらこうする、と明確に方法論を示し、かつそれをきちんと具体的に書ける人。
ドラマの中でも5話目に特に注目して観ちゃいそうです。
出演女優さんが、役作りや衣装のことを脚本家の方に相談なさるなんて想像していませんでした。
素人考えで、そういうことは演出の方に相談するのかなと漠然と思っていました。
いろいろなお話を伺って、ますます「あすきみ」が楽しみです。
通常はそうです。
私は古狸なので、特殊な立場です。
そういうことなのですね。
朝日新聞が、毎日、映画のストーリーを小説仕立てにして連載していたので、余程力を入れているのだな、と思っていたのですが。
お忙しくても、つい映画を見てしまう、というところが先生らしくて、きっと、時間が勿体なかったと思うような作品からも、何かしら糧を見出だし、吸収されているんだろうな、と拝察しました。
私も芦屋川様と同じく、脚本家の先生に相談するものなの?と、疑問に思っていました。
でも、考えてみれば、井沢ワールドに出てくる一員なのだから、その世界の創造主である井沢先生に尋ねてみるのが、一番の早道ですね。
ドラマにおける衣装の大切さというものも知った気がします。スタイリストさんまかせじゃないのですね。
ただ、私は特殊にレアな作家だと思います。
本読みに行くと、昔は私の前に役者たちの列が出来ていました。質問とご挨拶と。今は、マンガやベストセラー小説の原作が多くまた、刑事モノなど複数作家が書いていて、作家性と言う如きことからは遠くなっている時代なので・・・・
衣装はとりわけ女優さんはこだわります。
絵を描き、拙宅にFAXで送ってくる女優さんもいました。女性はわかると思うのですが、着るもので気分が変わるので役柄による衣装選びから役作りが始まります。
自前を持参する人も多いです。
ちなみに、「あすきみ」の市原さんのカメラは
自前です。
それは通常、脚本に「ト書き」として書くものですが、今回市原さんには「たとえば、傘は和傘にして、手で開くのではなく、時代劇のように振って開いてください」と口頭でお伝えしてあります。
ただ雨のシーンをまだ書いてないので、実際そうするかどうかはわからないのですが、そういう和洋折衷の衣装で、とか傘の開き方まで言うのは、それを伝えることじたいが役作りになるからです。
ボクシングの亀田さんが、和洋折衷の衣装を身につけたり、和傘をさしたりしませんでしょ・・・・。
ドラマの始まりが、ますます楽しみになってきました。
来年はきっと良い年。
明日の君が見られるんだもの。
新年早々、土曜日の夜は、井沢マジックにかかり、井沢ワールドにどっぷりはまりたいです〜。