井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

テレビを横目で眺めていたら

2018年02月02日 | 日記

貴乃花親方が理事選に落ちたとかで、疎い私は、それでも
奇跡がありそうな気がしていて、その細い蜘蛛の糸にすがって応援していたのだけれど、

実に納得行かない。

選挙だろうに?
なぜ、公益法人の選挙に対して候補者たちのマニフェストが公表されない?
やったのは貴ノ花親方だけ。

身内の都合だけの、それも既得権益を護るための出来レース。

汚い、くだらない。

恥を知らない。

被害者側の親方が悪者として、でっち上げられ印象づけられ、本来は大相撲の「膿」が
のうのうと。

外来種の席巻は皇室も同じこと、と友人がちょっと一般には分かりづらい怒り方を
していたけれど。

 

相撲から公益法人を取り上げるべきだろう。単なる格闘技として外人レスラーを使いながら
儲け優先で進むのなら。

 

以下コメント欄にてご紹介頂いた。

http://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=142

 

 

平成28年初場所土俵祭(フルバージョン)

 

これを神事と言わずして、なんと言う?

そして神官の装束の何という美意識! 白の清楚に、金と朱の華やぎを添えた。
白い清浄を際だたせるための黒が一抹、配されていて見事。
これが日本なのだ。日の丸に通じる簡素の豪奢。

大相撲を単なる格闘技に貶めたい輩がテレビで喋り倒しているが、不遜だろう。
一体、何の目的だ? 日本国の国体への毀損か、とすら時に大仰に不快の念を
抱くことがある。

横綱の「綱」は神社へ奉納される注連縄だと、コメント欄でご教示たまわった。

委細は知らぬ私が大相撲に口を挟むのは「蛮族の勢力」で押しひしがれる日本の心を
憂えるがゆえに。

日本から神事と神事的なるものを抜き取ったのが、戦勝国GHQである。
皇居における祭祀は、「天皇の私的行為」として格落ちさせられて
72年間が経過した。白い蛮族の脳裏では「スポーツ」の範疇であったがゆえに、相撲における
神事はお目こぼしされたのであろう。

(白い蛮族というのは神事圧殺の行為者への表現であり、人種差別の意図はない。神事を踏みにじる
外国人力士にも同じ憤りを感じている)

従来の日本の横綱と、昨今の「モンゴルレスラー」の目を見ると、ある差異が
歴然とあるように思うのは、贔屓の引き倒しか?
大鵬など「きれい」だと思う。

ずる賢い、計算高い目の卑しい表情の横綱が現れるようになった。
向田邦子さんがかつておっしゃった「巾着切の目」である。
(向田さんが相撲批判でこう表現されたわけではない)

拍子木が打ち鳴らされることにも刮目したい。
拍子木(柝)は歌舞伎でも打ち鳴らされる。相撲に用いられる拍子木は桜だそうで、いかにも
国技。

不勉強で知らぬが、あるいは拍子木は神社における柏手と共通して「音」で邪気を
祓う意味もあるのだろうか。

動画を見ていたら、以前樹木希林さんと亡き加藤治子さんと連れ立って、枡席で大相撲見物した
ことを思い出した。

一歩国技館内に足を踏み入れた私がまず、思ったのは館内に漂う淫蕩の雰囲気(悪しき意味ではない、
なにか官能的な)、なんだろうと考えたらお相撲さんたちの鬢付け油の匂いなのだった。

それに、上記男の色気ということでいえば、まさしく。画面では全く解らなかった色気を感じた。
白くて太った体に美意識を感じるタイプではないのだが、国技館に入った途端感性が
大相撲用に発動したのかもしれぬ。

加藤治子さんは「どちらも、負けるなー、どちらも勝てー」と可愛らしく叫び、めちゃくちゃな応援をしていらした。

NHKの中継カメラが私達3人を抜いて撮り、あとでご挨拶にいらしたのはいいが、私は当時
まさしくそのNHKの連ドラを抱えていた身、さぼって相撲見物に行き枡席でいい気分で日本酒を飲んでいたことが、全国放送でばれちまったとさ、という思い出つき。

余談に流れたが、大相撲は神事であり国技であることを思い出したい。
また天皇陛下は神事がベースにあってこその、日本の要でいらっしゃるのだということも。

一部のご不快を承知で敢えて申せば、大相撲と皇室の有りようがパラレルで本来の日本の精神から
逸れて行っているようで心が鎮まらぬ。

それが近代化であるグローバルであるとやら、なら私は要らない。

 

 誤変換他、後ほど。


14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
直接は関係ないのですが (ゆうこ)
2018-02-02 21:32:58
日馬富士も白鵬もいませんでしたが、皆のびのびやってましたね・・真剣で白熱していました

見ていて楽しかったです

もう猫だましや、エルボー(肘うち)で勝ってしまう横綱は見たくはありません
ほんとに真剣にやれば圧倒的に強い相撲取りというのはいないのだと今回わかりました

ただガチンコは好きですがけがが多いので、体重制限(200キロ以下)とかしてもいいかも
また地方巡業も減らして本場所に万全な体調で出てほしいです
返信する
「日本」との距離 (ぬかった)
2018-02-03 08:10:50
皇室での目下の重大問題。私は「外国語と洋楽器」がポイントの一つだったのでは、と思います。

香淳皇后は日本画、紀宮さまは日本舞踊を嗜んでおいででしたが、皇室は概ね欧米志向。英語ができる、ピアノやバイオリンが弾ける―高度経済成長期からの日本の中流階級の夢ですね。美智子さまをはじめ妃殿下方の英語力が喧伝され、皇太子殿下のビオラ命!的傾倒ぶりや、愛子さまの毎年のチェロ演奏写真。(英語力は必須でしょうが)

ですから、逆に言えば英語やバイオリンの得意な人間は、パスポートを持っていた、それだけでハードルが低くなっていた、ということかも知れません。日本より、グローバル!

日本の伝統の総本山的な天皇家は、日本文化を守る牙城でもあってほしい。個々の好みは自由ではありますが、例えばお歌は「長高し(たけたかし)」と言われるような格調が欲しいし、姫君方のどなたかはお琴の演奏など披露していただきたい。庶民の勝手な注文ですね。しかし、そういう共同幻想なしに皇室は成立しないのではないでしょうか。

ところで、昔の「相撲(すまい)の節」。相撲はもともと兵事に関係するということで、清和天皇の頃から兵部省の管轄になりました。神事であり、国を守るという象徴でもあります。現在は、言わば傭兵だらけということに。

ウクライナ人の血を引く大鵬は、立派な日本人力士でした。出稼ぎ感覚で「祖国」を別に持つ力士とは違い、大鵬には日本しかなかったのだと思いますが。若くして来日した外国人をどう育てるか、親方や相撲協会全体の責任も大きいと思います。
返信する
お返事 (井沢満)
2018-02-03 10:10:01
ゆうこさん


白鵬の肘のサポーターが凶器なんですね。


ぬかったさん


はい、神武天皇から始まる万世一系がそもそも「共同幻想」であり、また日本民族のコンセンサスですね。
そこを壊すと皇室の存在基盤が失せます。
中にいらっしゃる人々が率先して、それを壊していらっしゃりその先鞭をつけたのが、赤い皇族と言われたあのお方でしょう。
人格だの人権だのといい始めたら、皇族は皇族自らを否定することになります。
特権だけは得て、「普通の人間でいたい」は”契約”としても成り立ちませんね。
「祈りのための間」であることが求られ、その価として莫大な特権が授けられています。

嫌ならどんな細工をしても、皇籍を離脱するべきでしょう。廃太子の制度が皇室典範に明記されています。
皇太子妃には離婚の自由があるのだから、自主的廃妃をなさればよろしい。
あれだけ辛い、辛いいい続けているような状況で任務を放棄為さるくらいお辛いなら、皇室をお離れになればよいのになぜか居座った・・・と言うのは過酷でしょうか・・・・・まま。
通常の日本人なら、まず実家が引き取ることを願い出るし、またご本人も国民という膨大な人々を裏切り続け失望させていることに耐えきれず、離婚を申し出ると思います。普通の日本人の倫理観や感性なら。
返信する
ご病気 (ぬかった)
2018-02-04 19:15:18
先生、お返事をありがとうございます。厳しいご意見ですね。

私は、皇太子妃殿下に関しては、日本の精神学界の粋を集めた「医師団」が10年以上にわたって、同じ見立てを発表し続けてきた非常に重篤な疾患でいらっしゃるので、一切外にお出にならなくてよろしいのではないか、と思っております。なまじ中途半端にお出になるから、その選択や所作を巡って非難されるわけです。

離婚や離脱といった判断のおできになるご病態では、おありにならないのでしょう。賓客へのご挨拶等でも、ぎょっとさせられる場面がありますし。ですから療養専一におつとめになって、外にはお出にならないで…と。皇太子ご一家に関しては、私はそういう「ご期待」しかありません。残念ですが。


話は変わって、「明日君」の第三週。言葉を音符に譬えるところ。口下手な人がこんなことを言ったら、もうもう悩殺されてしまいます。そして、老夫婦の演劇性には、驚かされました。

返信する
仮病 (チッチョ)
2018-02-05 12:40:46
>日本の精神学界の粋を集めた「医師団」
ではなく、我侭を非難されないよう仮病をでっち上げるために小和田家によって集められた「医師団」です・・・実態は「一人医師団」ですがw
治療に10年もかかれば、それはもう適応障害ではないそうです。
私の知人の医師たちで雅子妃が病気だというものはいません。

>外にはお出にならないで…と。
昔なら座敷牢というものが・・・でなければ、やはり実家が引き取るのが筋かと。しかし、そうは出来ない野心があるのでしょうね。

以前は、小和田氏は外務省の不祥事で逮捕される危機を、ご成婚で回避したのではと考えていたのですが、今ではもっと大きな力(陰謀)が働いていたのだと思っています。しかし、それにしては使えない「不良品」でしたが。
返信する
チッチョさまへ (ぬかった)
2018-02-07 06:30:59
とりあえず、間近な結婚は回避されて「よかったー」。ヤフコメの爆発的伸びを見れば、このご婚約に反対していた国民の多さが推察できるというものです。眞子さま、秋篠宮ご夫妻が、単なる延期ではなく破談となさることを願っております。

チッチョさま

医師団一人の実態は私もわかっていますが、雅子妃は怠け者の我が儘で仮病なのかと言いますと…つまり「やればできる」のにやらないのかと言えば、「できない」と思います。

兼好法師が、「狂人の真似とて大路を走らば、則ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。偽りても賢を学ばんを賢といふべし」と。

民間から皇室に入って学びを重ねた妃殿下と、学びを拒否して自己流を通した妃殿下とでは、大きな差が生まれた。もともとの資質・能力と、この場合はご夫君の姿勢もありましたが。そして皇室への「適応障害」を言い立てた (しかし実際に正常とは思えぬ行動が多々あった) 雅子妃は、皇室の障害そのものになられた。

雅子妃が皇后となられ、「やればできる」気を起こされて「やらかす」方が、日本と皇室の威信を下げるのではないかと心配です。ですからもう、名ばかり皇后で、療養だけなさっていればいい。そうしたら、「北海道の公務は寒いから無理、スキーには絶対行くけど」という話にもなりません。税金の無駄遣いの方が、税金で害をなすよりはマシですし。

ただ、今回のご婚約の件で、マスコミが動きましたね。宮内庁や安倍総理宛てに届いた民意も、相当なものだったのでしょう。井沢先生がおっしゃったけれども、私が端から諦めていた「離婚」という選択肢も、あるいは浮上するかも知れません。最善の策は、皇太子殿下が健康を配慮して即位を辞退、ということですが。

長くなってしまいました、ごめんなさい。チッチョさまと大筋では違わない考えだと思いますが。

返信する
雅子妃について (井沢満)
2018-02-07 08:13:05
これは、精神病であり、そして仮病でもあり。

要するに、病名はいまだ知れぬままではあるけれど
精神を病んでいらっしゃるのは事実、近いお身内に
そういうお方もいらっしゃる。

しかしながら、仮病と言われるのはおそらく薬での
コントロールがある程度出来るので、公務には「出ようと思えば出られるが」長時間は無理、というレベル。

薬で御出になり「快復の兆し」と言われ続け、しかし今後も快復はないでしょう。
現在は即位を目前の「出来ますパーフォーマンス」

即位後は、又ドタキャンドタ出の繰り返しでしょう。
いっそ、最初から奥に姿を隠されたほうが、周辺へ及ぼす負担が軽減されるでしょう。
皇后陛下となられたら、出るものやら出られぬものやらの状態は、皇太子妃時代の比ではなく関係者が苦労を強いられます。

国民に希望を与える存在ではなく、迷惑と不安を強いる皇族とは何か、そういう基本を考えて頂きたい。
離婚という道を取られなかったのだから、せめていっさい奥に引っ込むと言うかたちでけじめをつけていただきたい、と思うものです。

世間での同情論がいかほど、真実なのかどれほどあるのか不明ですが、一部述べられているような「出るに出られない過酷な環境に無理やりいさせられている」わけでは決してありません。

「それほどおつらいなら、どうぞ皇居をお出になって、十分に療養をなさってくださいませ」という状況でした。

海外での評価が的確でしょう。
「鳥かごの戸は開いているのに、エサ箱に顔を突っ込んだまま出ない」

皇室とは何かがきちんと解ったご実家なら、とうに引き取っています。

しかし、よくまあこういうお家から入内が叶った、と訝しく思われるほどの典型的自虐史観のお家。
要するに「昭和天皇が罪人であった」と言わんばかりの。

精神病と、婚前の異性との関係、それからご実家の思想、と調査も無しに何者かの意志で強引に進められた婚姻でした。この度の眞子様のご婚約も、唖然とするばかりの無調査。そしてあり得ない相手。

小室氏には厳しい視線が注がれていますが、雅子さまとて同じことです。最初から失格者ではないか、という意味では。その悪影響は小室氏どころではないのです。

これもマスコミが片鱗も触れぬ。
この国は言論不自由国であり、北朝鮮を笑えぬのです。言えば、天皇陛下自らが憲法に明記されている政治関与をなさって平然、マスコミも沈黙。
ある部分に関しては異様です、日本。安倍総理の訪韓に口をつぐみ、ただ肯定論だけが声高に言われる。
全て同じ根っこです。
返信する
是非表に出して下さい。 (大熊猫)
2018-02-07 17:14:01
この先生のコメント欄でのご意見を、是非表の記事に出して頂きたい、と思います。

小和田氏が帰国しました。
御長女が皇后になろうという時に、日本にいない訳にもいかず、我を折ったのでしょうね。
眞子様の御結婚が延期になりました。
破談になるまでは油断できませんが、一歩前進ではあります。

小和田氏に今どれ程の力があるかはわかりませんが、陛下の陰にいるお方とまたぞろ手を組んで、秋篠宮様や悠仁様に害を及ぼす怖れがあります。
彼等は、目標実現を諦めることはないようです。

こんな時、この度の先生のご意見は、雅子妃の現状や問題点を余すところなく述べて下さり、読む者の目を開かせる力があります。
コメント欄に置いておくには惜しいものです。

眞子様の御結婚延期で、先生のブログにいらした方達に、雅子妃の真実がわかるよう、こんな方が日本の皇后になろうとしている、ということがわかるよう、是非表の記事欄に移して頂きたいと願います。


第三回、渡辺大さんがハンサムで、ドキドキしてしまいました。
返信する
ぬかった様 (チッチョ)
2018-02-07 20:23:00
>「やればできる」気を起こされて「やらかす」方が、日本と皇室の威信を下げるのではないかと心配です。
ほんとに!・・・大人しくしてればいいものを。
>チッチョさまと大筋では違わない考えだと思いますが。
そうですね。医師団発のご病状を認めておられるのかと思ったものですから。こちらこそごめんなさい。

皇室に入ったが故の精神疾患ではなく、生まれついての精神障害なのでしょう。
昔、知り合いの看護師さんが「雅子さまって、林真須美に似てるよね」と言って一瞬その場が凍りついたことがありました。しかし数秒の沈黙の後で、全員が納得して頷いていたのです・・・。

眞子様の速報が出た時「婚姻延期」を「婚約破棄」と聞き違えた記者もいたとかw
ネットの皇室版ではマスゴミが煩いから取り敢えず延期にしてから破棄にするんだろうと希望的観測で持ちきりでした。一方で、この期間に女性宮家が画策されるなら、もっとまずい結果になるという心配もありました。

安倍総理の女を見る目のなさと眞子様の男を見る目のなさには・・・困ったものですね。
返信する
大熊猫さんへ (井沢満)
2018-02-07 23:45:00
政治を書くとどっとアクセスが増え、皇室を書くともっと・・・なのですが、目立ちたくないのです。
サイコ連中がいるので。西田敏行さん事件の他に、ネットを使った嫌がらせが逮捕されたようで・・・・・鳴りを潜めてはいますが・・・・・。

太さんには伝えておきます。
何話目かに、役柄の子供時代というのがスマホの
画像で現れますが、ご本人のです。

「オレの人生の絶頂期」と、酒の席で見せてくれ、そのままセリフごと頂いたのです。
返信する