まどか先生の「ママ達のおやつ」

日頃の身のまわりの出来事は、すべてがママをステキにしてくれる一滴です。ママの心が豊かなら、どんな事にも心は響くはず!

初心に返れば、また楽し!

2010年02月12日 | にこにこ
 結婚してそろそろ27年。当たり前ですが、私は毎日、主婦として、母として、ご飯の支度をしています
 息子や娘が大学生になってからは、子ども達も夫と同様、お友達と外食をして帰宅する・・・という機会も増え、私は「夕食は一人。適当なものを食べる」とか「デパ地下で好きなものを買ってきて食べる」ということも多くなりました。(子どもが幼い頃には憧れたこんなデパ地下夕食も、実際にやってみると、じつは、和洋中、どれも似たり寄ったりで、案外早くに飽きてくるものでした
 当然、こういう食的に怠惰な生活をしていると、昔のように、嬉々として家族の食事を作るためにキッチンに立つ・・・そんな機会は少なくなっていたのでした
 それに、せっかく家族が食卓を囲むことになった週末なども「揃ったからお鍋を囲む」とか「揃ったからワイワイとお好み焼き」とか。結果的に簡単調理になってしまい、またまたキッチンに立つ時間は短くなりました。
 ちょうどそんな時期に、息子の入院、手術がやってきたのでした

 塩分1日に6グラム・・・イメージ、湧きますか?
これが、当分の間、手術後も心不全の状態を抱えている息子に課せられた食生活の課題です
 塩は、人が生きていく上において、非常に大切なアイテムです。その一方で、摂取量が増えすぎると、高血圧を引き起こしたり、心臓に負担をかけたり・・・と、問題もあります。(どんなものでも「ほどほど」が大切、ということでは同様ですが)
 健康体の場合、私達はだいたい、一日に10グラムの塩分が適当なんですね。

 ではここで、普段、私達が口にしているさまざまな食べ物の塩分を考えてみましょう

 ・ あじの開き 中辛の塩鮭 ・・・ 1.2グラム
 ・ たらこ ひとはら       ・・・ 2.3グラム
 ・ かまぼこ 3切       ・・・ 1グラム
 ・ ロースハム薄切り1枚  ・・・ 0.4グラム
 ・ あらびきソーセージ1本 ・・・ 0.5グラム
 ・ スライスチーズ 1枚    ・・・ 0.5グラム
 ・ 梅干し 1個         ・・・ 2.5グラム 
 ・ たくあん 3枚        ・・・ 1グラム
 ・ カップヌードル       ・・・ 5グラム
 ・ 食パン 6枚切り 1枚  ・・・ 0.8グラム

 いかがですか?日頃、あまり気にしていない塩分も、こうして書きだしてみると「へえ・・・そうなんだあ・・・」と思えるでしょう?
 これに、調理の時にはプラスして、私達はお味噌汁や煮物等に調味料としても塩分を摂取し、時にはお醤油やソース、ドレッシングなど、食品にかけたりつけたりします。当然、それらにも塩分があります
 このように考えてみると、全く何も気にかけずに調理をしてる時には、たちまち、一日の健康体の適正摂取量10グラムは、思いのほか、すぐに越えてしまうものでしょう

 ・・・・ということで。
最近の私は、毎日の食事に関して「減塩の献立を考える」というひと手間が増えました。これが、正直、なかなか大変なことなんです
お醤油やお味噌は減塩のものを使うようにして、お塩も塩辛さはそのままで塩分半分という加工塩に切り替え、塩分の少ない食材を使った献立を考える・・・塩の含有量を考えると、ハムやベーコンやソーセージは怖くて使えませんし、お魚にふり塩をして焼き、お醤油をたらして食べる、という食べ方も× いやいや・・・なかなか頭を痛めています
 息子の退院後1週間ほどは、一日中、食生活のことを考えていた、と言っても過言ではありませんでした。
 減塩食であることを感じさせないで、おいしく食事をするためには、なるべく品数を増やし、味の変化を楽しめる という工夫も不可欠です そうなると、じつは調理に使うお鍋やフライパン、ボウルやざるに至るまで、今まで以上に一食のために使う調理器具も増えてきます。お食事が済めば・・・お皿やお鉢だけではなく、それらを洗い、片づける、という手間も増えるんですね
 ここ3,4年、いかに上手に手抜きをして、自分のために使う時間を作り出し、効率よく手早く調理をして、なおかつ「おいしいと評価される料理」を作るか、ということを考えていました
 そんなスピーディーな調理や後片づけに慣れている期間が長かったため、突然にやってきたこの手間も時間もかかる「膨大な作業」に忙殺された・・・正直、まいりました

 でもね。
ある時、ふっと思ったんです 私が初めてお台所に立った頃は??? 献立を考えることも・・・切ったり、剥いたりすることも・・・調理そのものも、後片づけも・・・そんなこと、みーんなすべてが楽しかったよなーって

 高校時代から、結婚するまでの数年間、夕食の支度は私の役目でした。父の会社の重要なポストについていた母は、毎日、父と一緒に出社し、父と一緒に帰宅をしました
 私は・・・というと、英会話学校で子どもに英語を教える仕事をしていたので、大学卒業後も、5時頃にはきちんと仕事を終えることができましたし、週のうち2回程度はもっと早い時間に帰宅もできました。
 そうなると、時間的に一番余裕のあった私が食事の支度を担当する・・・これが良い花嫁修業にもなりましたし、我が家では最も合理的だったのです

 母が作っていたお料理を、見よう見まねで真似た献立もあれば、本屋で買ってきたお料理本を見ながら作るお料理もあり・・・私は毎日、楽しい気分でスーパーに立ち寄り、鼻歌まじりでお台所に立ちました
 父や母に「おいしいわねえ」と言ってもらえるのが嬉しく、ある意味、伝来の秘薬を作る魔女のように、化学の実験をする科学者のように、お料理は私の能力が試され、評価されるというオマケ付きの「楽しみ」でした・・・

 減塩の献立を考え、それを手間暇かけて調理すること・・・それを、息子の大病の延長線上にやってきた「厄介なこと」と捉えてしまっている、情けない自分に気付いたのでした

 退院から3週間が過ぎ、息子は自分で上手く調整をしながら、大学生の生活に戻っています 今は、就職活動のためにエントリーシートを書いたり、スーツ姿で説明会に行ったり・・・という生活です。
 すでに大人になっている息子は、お薬も自分で管理し、服用も自分の部屋で済ませてしまいますから、つい2ヶ月半前に、あんなに大きな手術をしたということも、時には忘れてしまうこともあります
 けれど、たまにおしゃべりをしながら、うーっと伸びをした時にシャツの下からのぞく大きな傷を見ると、確かにたくさんの方々からのエールと祈りをいただき、命を助けていただいたことをあらためて実感します

 初心に返って、ハッピーな気分でお台所に立ちなさい
きっとこれは私への「天の声」だったのだと痛感しました。

 いつのまにか、豊かに食べられることも、健康であることも、家族のために食事を作られることも、すっかり当たり前のことなのだと思ってしまっていた私でした。
 そして食事や調理を筆頭に、「慣れ」からくる「惰性」で、どんな物事にも義務感だけで取り組むようになっているのではないか?という、私への「戒め」なのだと思いました

 ローカロリーの減塩食 考えることが習慣づけば、いろいろと食材への知識も広がります。
 そうそう、身体から余分な塩分を排出するためには、「カリウム」の多い食材を採ることも効果的なんですよ 
 ちなみに、カリウムの多いお野菜や食材は・・・タケノコ、里芋、ほうれん草、枝豆、春菊、アボカド、バナナ、干し柿、など
 きっと私達家族は、息子のおかけで、以前よりもずっと自然に、食生活から健康になっていけるのだろうな・・・と、ちょっとウキウキしています
ジャンル:
育児
キーワード
エントリーシート 英会話学校 レッシング カップヌードル ロースハム
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2 コメント

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うーーんたしかに (ゆかぴ)
2010-02-15 13:13:50
お食事の用意・・
うーーん考えさせられました(笑)

結婚した当初は、本を見たりしながら手の込んだものもがんばって、そして楽しみながら作っていましたが、
今や、なかなか時間のかかるものはできなくなってしまいました(笑)
同じものばっかりだし・・
これはいけませんねーー

これを機会に、私も、いつもとはいかなくても、楽しんでいろんなものに挑戦してみます。
簡単で十分?! (まどか先生)
2010-02-15 13:29:30
ゆかぴさん、いつもコメント、ありがとうございます

思うのですが・・・「良いお料理」=「手のこんだ料理」というイメージ?定義?があるんですよね、女性には
でもね、「心のこもったお料理」であれば、パパっとできるお料理であっても、十分に「良いお料理」だと思います。

いつしか、惰性でお料理をしている・・・そんなことのないように、たとえそれが買ってきた「お刺身」であったとしても、お皿に盛りつけるときに工夫をしたり、お皿を考えたり・・・それだけで初心に返ることだと思っています

いかがでしょう?

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