デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

質疑応答の会にて②−2

2017-02-23 10:28:39 | 質疑応答

質疑応答の会を開く事になったいきさつと趣旨

質疑応答の会にて①−1

質疑応答の会にて①−2

 

問い

子供がわからないとか、判断できそうになくて困ってしまう様な事が起こった時、

「こども主体」として進める上で大人が気を付けたり、慎重にした方がいい事はありますか?

 

質疑応答の会②ー1からの続き

 

保護者:親は「待ち」の姿勢がとても必要なんだと思う。

デモクラティックスクールに関わるに当たって親はそこが必要。

子供は完全、完璧な状態で生まれてくると思えていると、信頼して何もしないけれど、

不足感があると一般教育のように何かを与えてしまう。

だから、信頼する・待つ、という事がやはり、保護者やスタッフに必要だと感じている。

ただ、私たち自身が一般教育の中で育ってきているから、どうしても子供を見つめ切れない時がある。

 

スタッフ:世話をしないといけない対象として見てしまいがち。

 

保護者:すごくそうしていると思う。必要ない事まで与えていると思う。

家に居たら、子供に対しては与えたい放題になっていると思う。

 

スタッフ:大人同士も発言の場で言い易い様に、という話も最近出て来ているけど、

子供でも一緒で、言い易いようにしてあげる、という時点で、既に上から見てる。

言えてない、でなくて、言わない、と見ないと。

言える様にしてあげなきゃとか、

言い易い様な環境にしてあげなきゃと言う事は、見下しているんだと思う。

 

保護者:大人と子供とでは違うと思う。

大人は一般教育の中で育って来てるから、少しそこを汲む様にしないと、

誤解を生んで去って行ってしまうというのが残念。

折角、子供がここを選んで来たのに、

大人の事情で去って行ってしまう事が起きてるように見えるんだけど、それを防ぎたい。

子供はできる限り「待つ」の姿勢がいいかと思うけど。

傷ついてる本人を見ると親としては大変かな・・・・。

1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月、変化なく続いたらどこまで待ったら良いんだろう?って。

 

スタッフ:待つ・・・・。待つって言うのも、微妙な感覚で、

待つって事は期待してるという事で、今の状態を否定してるよね?

だから、そうならない方がいいかな?という気がするけどな・・・・。

 

保護者:待ってしまうよね。

 

保護者:今がベスト、何が起きててもベスト、と言う感覚で見ていたい。


保護者:○ちゃんの時、どうだった?

手を差し伸べる方がいいのか・・・・ケアとか・・・・

何もしないでいるのか。


<続く>


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質疑応答の会にて②−1

2017-02-21 11:36:01 | 質疑応答

質疑応答の会を開く事になったいきさつと趣旨

質疑応答の会にて①−1

質疑応答の会にて①−2

 

②『こども主体』において大人が気をつける事と慎重になる事

 

問い

子供がわからないとか、判断できそうになくて困ってしまう様な事が起こった時、

「こども主体」として進める上で大人が気を付けたり、慎重にした方がいい事はありますか?

 

 

スタッフ:子供によって対応を変えている。

まんじぇの環境にまだ慣れていない子で、活動が止まってしまう場合。

例えば、それまで大人が全部手を差し伸べてくれていた、ここ(まんじぇ)はしてくれない。

そういう時、自分から発すれば助けてもらえると分かっているかどうか不明な時は、

声かけをする時はある。

いきなり「助けるよ。」じゃなくて、「助けて欲しいと思ってる?」という確認をする。

いらないと言われる事が多い。

大人の感覚で「手伝おうか?」とか「困ってる?」とか言っても、いらないと言われる事は多い。

助けて欲しい時は、「じゃあどうしようか?」という話になり、case-by-case。

どこまで助けるかも、慎重にしている。

子供の求める手助けの域を確かめる。


算数で、割合が知りたい子がいた場合を例に取ると、

○割引と書いてあるその意味がわかればいいのか、

自分が割引後の計算ができるようになりたいのか、

その計算に分数や小数が必要になるかもしれないからそこからやりたいのか、

どこから?と。

これはチャンスとばかりに大人が必要以上の範囲を与えようとするのでなく、

本当に欲しい所はどこなのかを確認するようにしている。

そうでないと、大人がやり過ぎたり、出過ぎになる事が多い。

そんな風に、聞いた方がいいのかな?と思って私の判断で聞いている時でさえ、断られる事が多いという事は、

本当は聞かなくてもいい事を聞いてるのかな?と、

もうちょっと聞かなくても良かったのかな?と思うこともある。

 

保護者:そうやって悩んで困って考えていたい時間かもしれない。

 

スタッフ:その辺、微妙だなと思ったのは、前に、○ちゃんが色々嫌な事があったりした時に、

私はわからくて。彼がどの位ダメージを受けているのか。

見えない。見せないよね?あの人。

わからなくて、時々声は掛けていたけれど。まぁ、いいのかなぁと思っていたら、

お家での話では保護者さんから聞いたら、意外とダメージを受けていたかも?と思った事があって、

ただ、それを大人(スタッフと保護者)だけで話しててもね・・・・?と思って、本人に聞いたら、

やめてルール使えるよ?とか言われても、使いづらい、

どう使っていいかわからない、タイミングや、どう言葉を出していいかわからない時がある、と聞いたから、

じゃあ、そういう時は助けた方がいいのかな?と言ったら、そうして欲しいと。

ただ、私はどういう時に助けて欲しいのかわからない。

それは本当に本人じゃないとわからない。

そうじゃないのに助けて欲しいと思ってるんじゃないの?と思って

私が判断して助ける事は出来ないから、最低限それは合図してくれる?と言ったら、

わかった、と言ってくれたから、

じゃあサインが有ったら助けるからその時はね、となったけど、

でも、それはお家でのやり取りが有って、それを私が聞かなかったら、もしかしたら知らずにいて、

なんとなく言いづらい、嫌だなぁとなってた可能性もあるよね。

でも長い目で見たら、もしかしたらそれでもやっぱり後から、自分が言えた方が良いと思う時がいつか来て、

戻ってきた可能性もあるとは思う。

だから余計なお世話だった可能性はゼロじゃない。だからその辺は微妙。

 

保護者:難しいところ。親は見てられない。


<続く>
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質疑応答の会にて①−2

2017-02-19 20:29:40 | 質疑応答

質疑応答の会を開く事になったいきさつと趣旨

 

問い

日常の活動中、保護者が関われる事と関われない事の基準はありますか?

また、その基準があるとすると変更は可能ですか?

 
質疑応答の会①−1からの続き
 

スタッフ:例えば、ボランティア希望の方、見学の方が来て、

一見楽しそうにしている様に見えるんだけど、

後から聞くと、「もう来なくていい」という事もある。

すごく気を遣ってくれているから、それを考えると慎重でありたいと思う。


スタッフはいつもいつも、自分の行動が子供達に何かを期待しての行動になっていないかどうか、

こういう事を学んで欲しいという思いが潜んでいないか、常に常に点検しているし、

逆にしない事も同じ様に。

何かする事で、子供達に乗ってきてくれないかな?とか、

ここからこれ学んでくれないかな?とかもアウトだし、

逆にスタッフがしない事で、子供たちちょっとやる気にならないかな?もアウト!

だから慎重にしていきたい。

行動そのものだけでは判断できないけど、意図が伝わるからそこにすごく気を付けている。


では、どこまでスタッフが何かしている事はO.Kか?

意図してなかったらO.Kか?

はスクールによりけりで、

スタッフも一緒の場を共有している一人として、子供に何かさせようとか一切なく、

自分のやりたい事やっているだけならO.K、とか、

大人がその場で何か動くだけで影響力が大きいから、

例え子供たちに対して何らかの意図が全く無くてもしない。

ほんとにそっと傍観者。

外から何も作用せず、子供たちが子供達の思いだけで

そこに居られる環境になっているかどうかだけを配慮して、

後は運営に徹している、という所もある。

その辺りはスクールによりけり。

 

まんじぇも広さがあって、子供たちも居る場所が毎日バラバラに、好きな場所にいられるなら、

毎日でなくたまに誰かの保護者さんが付いて来て、

帰るまでの間に少し長居した位なら気にならないが、そうでないなら慎重でありたい。


私は、保護者の人が入りたいと思う理由がわからない。

その時間に何か関われる訳ではないし、関わるべきでもないと思うし、

その状態でできるだけ影響がない様に・・・・と考えるとそこに居る意味が無いから。


ただ、子供たちからすると、例えば誰かの保護者さんが付いて来て、

遊び相手として、トランプの1メンバーになって欲しいとか言う事はあるから、

オファーがあればアリかと思う。

大人の側から居たいという理由がよくわからない。

 

最後になってしまったけど、

私が今、言ってる基準は、デモクラティクスクールネットワークの中の基準。

本家のサドベリーの基準とズレない様に意識している。

今、デモクラティックスクールとかサドベリスクールとかって名乗る事は自由なので、

中には違うけど名乗っているスクールもあるし、それを私たちが止められる訳でもないから、

基準をこだわりたい、守りたいというスクールが集まっているし、

ネットワーク加入の場合は、

大人発信の物が入っていないか?

大人と子供が対等かどうか?

の確認はしており、承認がないと加入できない事になっている。


ネットワークの加入スクールが大切にしていきたいと同意している

ポイントや筋、やり方など、同じものを求めているかどうかを見ている。

これから増えるであろうデモクラティックスクールのジャッジの役割を

これからもずっとネットワークが続けていくのかどうかは、

現在、議論されているので、この先どうなるかはわからない。


①デモクラティックスクールにおける保護者の関わりの基準

について、以上。

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質疑応答の会にて①−1

2017-02-17 14:16:40 | 質疑応答

質疑応答の会を開く事になったいきさつと趣旨


①デモクラティックスクールにおける保護者の関わりの基準

 

問い

日常の活動中、保護者が関われる事と関われない事の基準はありますか?

また、その基準があるとすると変更は可能ですか?

 

 

スタッフ:基本的にスクールの時間内については、無し。

その時間は、子供とスタッフが作っている時間だから、そこへの関わりは無し。

そこを保証したい。

他のスクールではもっと厳密にしている。

大きい子がいると、より一層そうなっている。

親に入って欲しくないという子が、年齢が上に行く程増えるのもあると思う。

スクールによっては、「送迎の親も○分以内に去る」と、決められていたりする。

それは意地悪ではなくて、子供の時間を保証する為。

 

保護者:デモクラティック教育は、子供を尊重する、というところがベース。

私の認識としては、オファーがない限り、お金を出す以外何もしない、という位のもの。

運営会議も今は、(まんじぇでは)子供の年齢層が偏っているが故、大人が入っているが、

本来ならスタッフと子供とでやっていくのが一番の理想と考えている。

 

スタッフ:そこがこの場を、この時間を特別な物にしている。

そこが価値。

と言うのは、世の中全部、そうじゃない。どこでも子供は従属的な存在。

子供が主体になれる場は、それ程無い。

だから、子供が自分たち中心でいられる場所である事に最も大きな意味がある、と思っているから、

できるだけ余分な物は入らないようにしたい。

 

保護者:デモクラティックスクールをやり抜く為に、かなり、親、スタッフ、ボランティアも慎重にならないといけないと思う。

簡単に誰でもスタッフになれると思ってないし、かなりスキル、能力、技量が要ると思う。

 

スタッフ:技量というか・・・・。常に振り返る姿勢。

 

保護者:そう、見つめ直す事。

つい、子供に問いかけたりしてしまうから。

子供が本来持っている物を、そのまま尊重する事ができるかどうか。

だから保護者もすごく気を付けないと、デモクラティックスクールは成り立たないと思う。

それをしっかりやろうとして、さっきのように「10分以内に去らなければならない」と言う様なルールも、子供たちの間でできてくるだろうし、

子供がきっちり尊重される場が必要だと思う。

 

スタッフ:私はグラスルーツ(まんじぇのモデル校)を見て、そこまで排除したくないな、という気持ちがあって、

それはやはり、同じ子供たちを育てている事に関わる大人として。

ただ、最近考えていたのは、あの敷地の広さがある中で、その中に大人がたまに入るのと、

このまんじぇのスペースで大人が入るのとでは影響力が違うのもあって、もっと慎重になった方がいいのかな?と。

子供がいつでも去れないから。

 

保護者:子供は大人をすごく気にかける。元々持っている感覚だろうけれど。




続く
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質疑応答の会

2017-02-16 21:41:50 | 質疑応答

2017年 2月 14日(火)

デモクラティックスクールまんじぇにて質疑応答会が開かれました。

 

 

今回の集まりのいきさつと趣旨

 

2017年を迎え、しばらく経ってから保護者交流会が開かれました。

その交流会において、

デモクラティックスクールとは何か?

という漠然とした話題が出ましたが、これに対し、

既に会員として通学している子を持つ保護者であっても

意外と理解できていない事がわかりました。

当初はそんな保護者の声を集約し、スタッフを交えながらQ&Aとしてシェアをするつもりでいましたが、

集約するうちに、その編集を行う者の解釈が加わることや、

文章に文章で回答する事で、

本来知りたかった事とズレが生じてしまったり、

ちょっとしたニュアンスが違ってしまう事を防ぐ為に、

どのような疑問でも、質問でも、今更?というような事でも、何でもO.K、

日常の中から湧き出てきた疑問を直接投げ合って考えよう!

という場所を設ける運びとなりました。

主に保護者からの質問にスタッフが答えるというスタイルでしたが、

保護者同士でも意見や思いを述べ合う事も多々あり、

充実した1時間半となりました。

 

次回から数回に分けて、

実際のやりとりを文章に起こしたものを発信していきます。

どうぞお楽しみに!!

 

ーーーーー今後の発信予定ーーーーー

①デモクラティックスクールにおける保護者の関わりの基準

②『こども主体』において大人が気をつける事と慎重になる事

③まんじぇにおける「運営会議」と「メーリングリスト」の意味

④公共交通機関を利用時の解散後、スタッフの対応について

⑤子供に対して提供・誘導などのスタッフの判断基準

⑥一般教育との比較とリスク

 

 

当日、お集まり頂きました6名の保護者さん、スタッフさん、

ご協力頂き、本当にありがとうございました。

またこのシリーズの内容が、何かのお役に立てましたら嬉しいです。

 

by.maxiy


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