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ペイン様番外編 ー町田の休日ー 第7話

2016-10-16 15:33:07 | 日記
ペイン様番外編 7

「なんなのこれ~!
ふざけすぎでしょう!?
みんなが、ビッグになりたいとか、夢語ってるところにさぁ!!」

妖精も、笑いをこらえきれない様子。
「僕も、最初みたとき、笑いました。」

舞は、笑えるというより、納得いかない気持ちの方が強かった。
彼女が欲しいといいながら、昔、自分にとった態度は、なんだったの?と言いたかった。
自分は、そんなに久納のお目がねには、かなわなかったの?
じゃあなんで、優しくしたの?納得できない。

しかし、妖精にそんな話をするわけにもいかず、口には出さなかった。


「あ、そうだ、お茶持ってきますよ」
妖精は楽屋から出ていった。


楽屋に残された舞は、久納の書いた文字を指でなぞった。

「あなたは…ホントは、どんな人なの?…」
冷たい壁に触れてみて気づいた。あれほど、バイトで毎日のように顔を合わせた二人だったのに、自分から久納に触れたことがあっただろうか?

いや、ない。触れた瞬間といえば、アイドルユニットのショーを一緒に見たときだけだ。

人が後ろから大量に押し寄せてきて、怖いと思った瞬間に、久納が後ろに回り込んで、自分を守ってくれた。
心が通じ合った気がした。
久納の手の温もりを肩で感じた。ときどき、あの感覚を思い出す日もあった。




久納の文字に、頬っぺたをつけてみた。

「ふふ…
冷たい…」

そこへ妖精が烏龍茶を持って入ってきた。
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