カフェと本屋とお前と俺と

藍といいます。熊本に棲息しています。
本とか、カフェとか、2008年5月に娘を出産したので、その辺りのもさもさも。

雑誌・昔ながらの生活の知恵(クロワッサン)

2007-04-02 08:19:45 | BOOKS
クロワッサン特別編集 昔ながらの暮らしの知恵。
  • 著:クロワッサン編集部
  • 出版社:マガジンハウス
  • 定価:980円
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おばあちゃんの暮らし、というものに漠然とあこがれている。

暮らしそのものにも、昔ながらの家にも。

シンプルであるがその分丁寧な、子供の頃から染み付いてなければ現代っ子には到底無理なような、美しい暮らし。
本当に、昔の主婦は素晴らしい。とてもではないが外で働く暇などない。

この本を読んで、一番心に沁みた言葉は、「始末をする」ということ。
京言葉は本当に綺麗だなー。京都だけでなく広まるといいのに。
イメージする捨てる、片付けるという意味とは少し違い、整理をする、使い切るという意味があるようだ。
初めから最後まで面倒をみる、見届けるという感じなのだろうか。
これは生活が日常であり、そのまま人生であることの、全てに根ざすべき感覚だと思った。
そして昔の方は、少なくとも祖母世代までは確実に、実践して当然のことだったのだということに驚愕と崇敬を覚える。
核家族という戦後の急成長が生んだ形態が、断ち切ってしまった最も尊いもの。
そして取り戻すにはもう、随分難しくなってしまったもの。

「おばあちゃんの知恵」が、活字からしか学べないことが、本当に残念でならない。
日々の生活で、祖母のお手伝いをしながら、そしてそれを受け継いだ母と話をしながら、自分にも自然と身に付くことができていたら。
どんなに貴重な自分のもちものになっただろうに。

大量消費社会の洗礼を受けた後の体には何かと叱咤しないと身につかないが、
時代はかつての循環型社会に戻りつつある。
私でも、一つでも多く子供に、そして孫に伝えられたら。

そう思いながら、丁寧に掃除をしてみようと思う。

巻頭は、おむすびで有名な佐藤初女さんでした。
彼女の元に集ってお手伝いをする方の気持ちわかります、お給金じゃないもの!
頂けるものはそんな対価じゃないもの!
側に住んでたら絶対私も集ってた。水汲みでもいいんです!とかって。

関係ないけどステキなインタビューだったのに誤植を見つけちゃったよ・・・・・・
ちょっと興が削がれるよね。そういうのってね。
ジャンル:
雑誌
キーワード
循環型社会 おばあちゃんの知恵 マガジンハウス
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