旅 2007年 05月号- 著:「旅」編集部
- 出版社:新潮社
- 定価:700円


ああちくしょう!
この雑誌「ローマ特集」を手にしての感想はこれだ。
なぜなら私は去年、この本を見ずしてローマに行ったからだ。
しかもこの地を踏むのは一生に一度だ(主に金銭面の理由で)、と悲しい覚悟をして。
そしてその一度は済んでしまった。たった一泊で。
そしてトレビの泉にコインを投げずに帰ったきた。
その後にこんな雑誌を読んだって、苦痛以外の何ものでもない!!
朝の青空市場。バールでの濃いカフェと朝食。
アンティーク通りの散策。ファッション街でのショッピング。
地元気分で隠れ家カフェでのくつろぎ。美術館を絞るのが大変。
夜は大衆食堂のマンマの味。自分で探した理想のプチホテル。
そして日曜日のプルタ・ポルテ(蚤の市)!
こんなものを次々と見せられて、そしてそれらを全て逃したことを思い知らされて、
また行きたいと思わない筈がない!
ああ本当に、ローマ以外でこれらの景色が一体どこで似合うだろう?
ここに泊まりたいしアレを買いたいしあそこを歩きたいしここで写真を撮りたいし
ここに入りたいしこの現物を見たいしそれとそれを食べたいしアレを見つけたい!
煩悩丸出しである。垂れ流しとも言える。
それで結局、それに耐える苦痛に耐えられないのである。
また絶対行ってやる!となるのは必定。罠にかかった、とさえ言える。
「ローマを旅するなら、できるだけ長い方がいい」
始まりの文に従って、この本をお供にして。片道12時間もなんのその。
できるだけ体力のある内に、また彼の地を踏みしめて歩きたいものである。
余談だが、バックナンバのフィレンツェがもうないのが切ない。限りなく切ない。
ああでも読んだらまた行き先が増えるな・・・・・・パリも欲しかったけどなくて助かったのかも。










