本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

山下和美 (寿町美女御殿 4巻)

2010-06-06 13:33:20 | 漫画家(や・ら・わ行)
人間、年取っても呆けたくないなあ。
と誰しもが思ってることだろう。
・・・が、どんなにしっかりした人でも呆ける時は呆ける。
それが人生、辛いところ。

この作品の主人公102歳のエリザベスは呆けるどころか脳梗塞で倒れても見事に完全復活を果たす。
彼女の言葉がいい。

「そんな理由も何もないでしょ
思い立ったら動かなきゃ
だって人生楽しまなくちゃ損ですもの」

おしゃれして颯爽と歩くエリザベスがかっこいい!
私もああいう生き方をしたいものだと思いつつ・・・
年をとればとるほど、ひきこもり状態が増してきて・・・
困ったもんです。(ため息)

浦沢直樹 (BILLY BAT  3巻)(ストーリー共同制作:長崎尚志)

2010-06-02 08:18:26 | 漫画家(あ行)
「BILLY BAT」3巻目になりましたが、まだまだ謎は深まるばかりです。
とはいえ、全然別の短編がいくつもあって、それが次第に大きな話の流れになり最後にはドドーンと壮大なストーリーになっている・・・という手塚治虫にも似た雰囲気になっているような気がします。
今後の展開が楽しみです。

入江亜季 (乱と灰色の世界 1巻)

2010-06-01 09:25:27 | 漫画
この人の描く<線>がいい。
強弱はっきりしていて、力強く生き生きしている。
最近の漫画は線が細いものが多いから、もしかするとこういったペンタッチは古臭く感じてあまり好みではないっていう人もいるのかもしれない。
でも、私は好きです。
所謂<24年組>が好きな人たちはこういうタッチが好きかもしれない。

ストーリーは魔女っ子物語?

早く続きが読みたいです!