本の迷宮

漫画感想ブログです。一部ネタバレしてるものもあります。読むかどうかは自己責任で・・・。

山下和美 (天才柳沢教授の生活 27巻)

2009-03-13 20:27:07 | 漫画家(や・ら・わ行)
(2009年2月23日発行)

こんなにクオリティの高いものを27巻も描き続けていられるのは何故だろう?
この作者の「不思議な少年」も非常にクオリティの高いものだけど、
柳沢教授という普通の人間が普通の生活をする様を描いているだけなのに
普通とは思えないぐらい非凡な質の高い作品になっているところが不思議に思えるのです。

今回の27巻に収録されているものもまた、どれも柳沢教授らしい奥の深いものになっています。



第191話「永遠の一夜」では柳沢教授が猫の姿になります。
ラスト、柳沢教授は孫の華子に語りかけます。
「華子 なんで猫が一番偉いのかわかりました
猫は自分がしたいことだけをして生きているのです」
「それ おじいちゃんでちゅ」


このやりとり思わず笑ってしまいました。
確かに教授って自分のしたいことだけをしてますものね。
それって本当に幸せなことですよね。
周りにいる家族はちょっと大変かもしれないけれど。(笑)


第194話「幸福の王子」
柳沢教授の兄妹三人は年に一〜二回三人で集合し生まれた家で過ごすらしい。
彼らが子供の頃読んだ「幸福の王子」をモチーフに
彼らがどう変わり、どう変わらなかったかを描いている。

子供の頃の考えと大人になってからの考えが変化しているって、歳をとるとと〜〜ってもよくわかります。こういう感覚ってきっと歳をとらなければある意味実感出来ない思います。
若い時は頭の中ではそれが理解出来てると思うかもしれないけどね。
そんなことを考えると歳をとるってことも満更悪くもないかもしれないな、って思うのです。
ジャンル:
マンガ
キーワード
幸福の王子 不思議な少年 天才柳沢教授の生活
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