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『闇っ子〜戸籍のない子供たち〜』のネタバレ感想と結末

2017-04-04 21:57:37 | 闇っ子ネタバレ

安武わたる作『闇っ子〜戸籍のない子供たち〜』という漫画を読みました。

最近日本でも「戸籍のない子」「消えた子供」などで無戸籍問題が話題になっています。

ですがこちらのお話は中国の「黒孩子(ヘイハイズ)」無戸籍者のことで、日本よりもさらに深刻な状況です。



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人口の多い中国では「一人っ子政策」という、人口抑制政策があって初期はひとりまで、現在は二人まで持つことが許されています。

当然と言えば当然ですが、子供の数などコントロールできるはずもなく、一般の家庭では「闇っ子」ーー黒孩子(ヘイハイズ)ーーと呼ばれる、戸籍上には存在しない子供を普通に養っていたのです。



闇っ子のあらすじ



これはそんな闇っ子のひとり、雪蘭のお話で貧しい農家で次女として生まれた雪蘭は、弟が生まれるまで貧乏ながらもそれなりに幸せに暮らしていました。

ところがある日、「男の子」が生まれてしまったため、雪蘭は「いらない子供」になってしまい、眠っている間に両親に売られてしまったのです。

両親は最初から雪蘭のことを「男の子が生まれたら捨てる」前提で育てており、戸籍にはいれてなかったのでした。



トラックで家畜のように運ばれていく雪蘭が行った先は、お約束どおりの身売りさせられる怪しい店。

ですが、お金持ちの永明がたまたまそこにいて気まぐれを起こし、義理の姉のプレゼントにしようと雪蘭を買ってしまいます。



雪蘭は大金持ちの屋敷の奥様の小間使い、という体裁で迎え入れられましたが、実は違いました。



さらなる苦難が雪蘭を襲います。

なんと、本当の目的は・・・その屋敷の主人が子供好きのヘンタイで、雪蘭をその道具とするために連れて来られたのです。


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雪蘭が最初は「こんなお屋敷で働けて幸運だ」と喜んでいただけに、すごくかわいそうでしたね・・・

毎晩、ヘンタイ旦那様に呼ばれ、無理やりおかされながらも耐える雪蘭。

旦那様に気に入られないとこの屋敷で生きていけないために、夜の相手の最中、悦んでいる演技すらしてしまいます。



そんな屈辱の生活の中で、唯一便りだったのが、自分を買ってくれた永明でしたが、彼は旦那様の弟で、しかも義理の姉の愛人。

永明のことが好きな雪蘭は、いつしか彼とも関係をもち、永明の役にたとうと旦那から利益になる情報を聞き出したり、「養女になりたい」と相談したりします。



しかし、そのことが原因で奥様に憎まれ、とんでもないことに・・・!


中国の一人っ子政策が生み出した、まさに現代の闇とも言える内容。

ひとりの少女が人権すらなく、モノとして扱われ、戸籍がないために社会でないものとして扱われる様子があまりにリアル過ぎてゾッとします。



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