一刀入魂 修業雑記

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2015年末より、新たな修業に入る

15年振りの再会

2017-05-11 02:28:51 | 日記

先日、車の修理にディーラーさんへ。
いつも対応が迅速な上に、サービスマンさんも受け付けのお姉さんも
素晴らしい笑顔と丁寧な接客・説明をして下さるので高額な修理でも帰路はいつも気分が良い。

今回もやはり素晴らしい対応をして下さって、
美味しいコーヒーを頂きながらノンビリ修理を待つ。

事故対応なのだろうか、
保険屋さんやらJAFさんが慌ただしく出入りし始めた。

自分も憚りながら、最初に勤めていたのがディーラーなので
大凡の状況というものはパッと見れば分かる。

ふと
その保険屋さんの横顔が気になった。

見覚えのある横顔。
というより、忘れもしない横顔。

間違いないと直感した。
脳髄を、ビシッと棒で打たれたような感触がした。
間違いない、Mさんだと確信した。


ディーラー勤務時代。
右も左も、況してや車の細かな構造さえも何も分からずに、
ただただ緊張して四苦八苦して覚える事だらけの中走り回る日々、
そんな僕に、車の事を本当に親身に教えてくれた人。

僕が社会に出て初めて見た「仕事が出来る大人」という感じの人。

常に冷静沈着でいながらも情に厚く、余裕の笑顔を絶やさず、
細面で鋭い眼光、180センチを超える長身は一見するととても取っ付きにくいが
実は誰より優しく、素朴で、家族と仲間を非常に大切に出来る人。

社内随一の卓越した技術を持つ1級整備士でありながら、
ピット全体が多忙な中でも的確な司令塔として指揮を執り、
全ての社員が全幅の信頼を置く、非の打ちどころのない人。

その仕事振りからだけでなく、
外見に反して朗らかで、ユーモアも持ち合わせており
また仕事で部下を縛り付けたり、責め立てるような事は決してしない。

実務能力、指揮力、統率力、判断力は基より、更にはそういった人格まで兼ね備えており
全てのサービスマンから愛され、頼られる総番頭のような人。

あと、とにかくモテまくる(笑)
女性客はだいたい目がハートマークになる。
社内の受付嬢もハートマークになってるヤツがいた(笑)

しかしそれは同性から見ても納得がいくほど精悍な面構えで、
当時、サービス主任だけが着る事を義務付けられていた真っ白なツナギが
まぁホントに嫌味を一切感じさせない程に似合うのだ。

本人には全くそういったチャラついた意識はなく
むしろ超がつく程の鈍感で、自分がモテているという自覚が0であった。

それを決定づけたのはプライベートで仲間と集まる際の私服姿。
彼は致命的な程に服装に無頓着で、ルックスと服装が見事なまでに不釣り合いだった(笑)
しかしこれもまた不思議な事にこの人の魅力として映える。


更に国内A級ドライバーのライセンスを持つ走り屋であり、
毎朝、チャンピオンシップ・ホワイトのタイプRで颯爽と通勤してくる姿が
今でも憧れの象徴として僕の脳裏に焼き付いている。

とにかくカッコイイ大人、当時の僕はそう思って
いつか自分もあの人みたいな男になりたいなぁなどと背中を追っていた。


Mさんが会社を辞め、転職して都会に行ったのが15年前。
保険業に就いたとは聞いていたが、まだずっと頑張ってらしたんだなぁ…。
なんだか万感の思いが込み上げて来て、思わず涙がうっすら滲んだ。

「Mさん!」と迷わずに声を掛けると、
あの頃より少し穏やかになった表情でこちらを振り返り
何やら目をクルクルさせていた。

「僕です、一刀です、ほら〇〇で営業マンやってた!」
そう告げて、やっと「おお!!」と相成った。

どうも僕だと分からなかったようで、そりゃないよ~…とショゲてると

「お前そりゃ分からんよ、面影全くないぞ!?」
「当時のみんなが見てもお前って分からんと思うぞ(笑)」
などと言われるではないか。


Mさんの中では、当時の僕はヒョロっと痩せていて
もっとシャープな印象で記憶されていたらしい。

そりゃあの頃は安月給過ぎてメシも満足に食えなかった為、
体重は70キロあるかないかだったから、仕方ないっちゃあ仕方ない。

どうも自分自身が考えているよりも遥かにムキムキになっていたみたいだ(笑)
自分の中では15年前と然程変わってないと思ってたのに。


ともかく、こんな場所で15年振りに再会出来た事に僕は大いに喜んだ。
それがMさんにも伝わったらしく、同じく嬉しんで下さった。

聞けば非常に近所に住んでらしたので、再会を約してその日は別れた。

ここの処、引き寄せの法則が本当に強く働く。
Mさんに関しては特に、嫁さんにもずっとその英雄譚を聞かせていたくらい、
最も再会したい恩人だったのだから。

なんだか夢みたいな日々が続く。
素晴らしい出来事、温かい人たち、幸せな毎日。

それら全てに、心からありがとう。








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